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植物

ハイビスカスの植え替え時期と鉢植えで小さく育てる方法

春になれば夏の花ハイビスカスの植え替え時期です。

真っ赤なハイビスカスを、来年も咲かせる為には植え替えが欠かせません。

ただハイビスカスを、毎年植え替えをしていくと、どんどん大きくなってしまいます。

鉢植えで小さく育てたいのに、どんどん大きくなっては困りますよね

この記事では「ハイビスカスの植え替え時期と鉢植えで小さく育てる方法」をご紹介します。

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育たなかった果実、枯れてしまった花の数が減り、収穫率がアップ。

ハイビスカスの植え替え時期

 

ハイビスカスの植え替えの時期は5〜6月が最適です。

鉢を大きくせず今の大きさで育てたい場合は、毎年この時期に植え替えましょう。

ハイビスカスは夏の生育期になるとは、根詰まりを起こしやすいので、その前に植え替えておきましょう。

ハイビスカスの花を、長く楽しむためには、植え替えの時期と植え替えのしかたや、土づくりが重要です。

植え替えの目的には大きく成長させるための植え替えと、反対に大きくさせないための植え替えがあります。

 

鉢植えのハイビスカスの植え替え時期

鉢植えのハイビスカスは購入してすぐ、ひと回り〜ふた回り大きな鉢に植え替えをする必要があります。

買った時のままの鉢ではすぐに、根がいっぱいになってしまい、根詰まりを起こしてしまうからです。

植え替えする時は今植わってる鉢より、少しだけ大きい物で大きすぎるものは避けます。

鉢が大きすぎると、根が吸い上げる水分量が多くなり、土が乾きにくくなります。

それが結果的に多湿状態になり、根腐れを起こしてしまう原因になります。

また鉢の壁に根が届かないと、あまり枝分かれをしなくなり、弱い株になってしまう可能性もあります。

鉢の中の根の状態も把握しておかないと、枯らしてしまう結果になってしまいます。

 

ハイビスカスの開花時期

出典元:カケス雑貨店

夏の花ハイビスカスの、開花時期は5月~10月の間です。

ハイビスカスの花の寿命は1日限りなので、朝咲いて夕方には枯れてしまいます。

ただ最近では品種改良も進んで、2日花を咲かせてくれる「ロングライフハイビスカス」もあるようですよ。

ハイビスカスは、上手に育てれば春から秋までの、長い期間にわたって花を咲かせて楽しませてくれます。

 

ハイビスカスを鉢植えで小さく育てる方法

出典元:yoko-gardenの小部屋

ハイビスカスを鉢植えで、小さく育てるには5~6月に植え替えを行います。

鉢の大きさは変えないのが原則です。

鉢から抜いた株の土を全体の3分の1ほど取り除きますが、次のような手順で土を落としていきます。

① 根鉢の下から土を崩し3分の1ほどの土を取り除きます。

根についた土を手で崩していき、ハサミを使って根を切っていきます。

② 根鉢の上部の土(肩の部分)の土を軽く落とし根鉢の側面の土を軽く落とします。

鉢底に鉢底石や軽石を入れ3分の1ほど土を落とした株は、新しい土を加えながら、もとの鉢に植え付けます。

植え付けた後は枝を、2分の1〜3分の1ほど剪定してから水をたっぷりやります。

※ 植え替え後1週間は直射日光に当てないようにして下さい。

根がしっかりついて来たら、日なたへ移動させましょう。

大きくしない植え替えの場合はすぐに肥料を与えず、2週間ほど経ってからそれまでと同じ管理に戻します。

植え替えに最適な時期以外でも鉢の底から成長した根が飛び出てたり、水をやってもなかなか土に浸みていかない場合は、植え替えが必要です。

根詰まりを起こし元気がないハイビスカスは、真夏を避けて9〜10月くらいに植え替えるとよいでしょう。

時間帯は午前中早い時間か夕方日没後の涼しい時がお勧めです。

ハイビスカスの植え替えの用土

ハイビスカスは植え替えが欠かせませんが、植え替えの際に必要なのが用土です。

出典元:花時間

植物にとってよい土とは、土の中で伸びる根が水や酸素、養分を取り入れやすい土といえます。

通気性がよく乾きやすく、鉢の中がいつもじめじめとした状態になるようなことのない土です。

鉢の中の湿度が高い状態が続くと、土の中の酸素が不足し根が十分に育たず、根腐れを起こしてしまいます。

通気性にすぐれ水はけがよい土を使っていれば、水やりをした際、鉢の底にたまりがちな古い水もきちんと排出されるので、土の中はつねに新鮮な水と酸素がある状態を保てます。

適度に酸素が含まれた土は、保温効果や断熱効果があるため、冬の寒さや夏の暑さなど、急激な気温の変化から根を守ってくれます。

一方で乾きやすい土といっても、水やりをして数時間で完全に乾いてしまうような土はいけません。

植物を育てるための土には、適度な保水性も必要です。

ハイビスカスは根腐れすることがよくあるので、通気性と排水性のよい用土が適します。

 

ハイビスカスの植え替えの土の配合

植え替え時に自分で土を配合する時は、赤玉土7割に腐葉土を3割程度混ぜた用土がいいですが、5号鉢までは赤玉土を小粒、6号鉢以上は中粒を使うとよいでしょう。

初心者は土選びが難しいので、園芸店やホームセンターで、ハイビスカス専用の培養土を購入してもいいです。

出典元:AGRI  PICK

ハイビスカスはやや酸性の土を好むので、酸性の鹿沼土を配合した方が、よい結果が出るようです。

まとめ

ハイビスカスの植え替え時期や、鉢植えで小さく育てる方法をご紹介しましたが、ハイビスカスの、植え替え時期は春5月〜6月が最適です。

●鉢植えで小さく育てる方法は、

①鉢の大きさは変えない。

②土を3分の1程落とします。

③根も3分の1程はさみで切ります。

植え付けた後は枝を、2分の1〜3分の1ほど剪定してから水をたっぷりやります。

⑤植え替え後1週間は直射日光に当てないようにして下さい。

根がしっかりついて来たら、日なたへ移動させましょう。

すぐに肥料を与えず2週間ほど経ってから施す。

ハイビスカスを鉢植えで小さく育てたければ、この様にしてみてください。

ハイビスカスの育て方のポイントは、植え替えにあるとも言われる程ですので、毎年きれいな花を咲かせたければ、面倒でも植え替えは必ず行いましょう

こちらの関連記事もご覧下さい。

「ハイビスカスの葉や蕾が落ちるのはなぜ?その原因と対処法」

「ハイビスカスの挿し木での増やし方のポイントと珍しい品種」

「翌年も咲かせる為にするハイビスカスの剪定時期と冬越しの仕方」

 

 

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