夏野菜が収穫の時期を迎え、キュウリやトマトが毎日収穫出来てますが、トマトは甘くて美味しいのですが、なぜか、へたの部分が割れてます。今日はトマトが割れる原因を調べてみました。
トマト の実が割れる 原因
トマトが実割れを起こす原因は、何かしらの原因によって、急激に肥大した果肉に、皮が耐えきれないことで破れてしまうというものです。
乾燥が続いたのが原因
雨が降らず、土が乾燥した状態が続いた後、大雨が降ったりして急激に、根が水分を吸い上げると、実が割れてしまうことがあります。
急激に水を吸い上げるので、実の肥大するスピードに、皮が追い付かず割れるのです。
出典元:http://www.tomasol831.net/
最近ではトマトの甘みを増すために、極力水を少なくして育てる方法が紹介されています。
でも、無理に水分を減らしてしまうと、何かの拍子に水を含んだ時、裂果の原因になってしまいます。
乾燥が続いた時の対策
水分を調整して育てたい場合は、地植えの場合は、高畝でマルチにして雨除けをしたり、容器栽培でもマルチや、簡易な雨除けをして、余計な水分が入らないように注意します。
出典元:SUNTORY FLOWERS
陽射しが強すぎたのが原因
トマトの実の皮は、強い陽射しを浴び続けると、その強い光から実を守るために、皮を硬くする性質があります。
皮が硬くなってしまうと、実が肥大する時に、うまく伸びることができず、耐え切れなくなって皮が破れてしまい、裂果の状態になります。
トマトは日当たりを好みますが、それは「葉」のことであって、「実」はあまり強い光を好まず、直射日光を浴びない方が、皮が軟らかく育ちます。
でも実に光がほとんど当たらないと、なかなか赤くなりません。
陽射しが強すぎた時の対策
遮光のために実に袋かけをする場合は、実が赤くなってから、かけるようにします。
摘芯のときには、最上段の花房の上に、葉を2~3枚残しておくと、直射日光から果実をある程度守ってくれます。
また、少し密植することで、互いの葉で実にある程度の、陰を作ることができます。
株が疲れた時が原因
トマトの収穫が山を越え、樹勢が衰えてくると、種を保存しようという本能が動き、裂果しやすくなります。
栽培初期は問題なかったけれど、後半になって裂果するものが、多くなった場合は樹勢が衰え、株が疲れている可能性が大きいです。
苗がひ弱だったり、生育前半に葉や枝を茂らせ過ぎたり、トマトの摘心をせず、実を着果し過ぎると、後半に株が疲れて裂果が多くなってしまいます。
株が疲れた時の対策
まず第一に、丈夫で強いトマトの苗を、購入し育てることです。
そして、草勢や実付きをコントロールすることで、後半まで体力を維持させることもできるので、調整するように栽培します。
特に、脇芽を放置していると、脇芽を伸ばすのに体力を使ってしまい、早々に株が疲れてしまうので、小さいうちに取り除きます。
また、アイコ、麗夏など、裂果に強い品種を選ぶのも、裂果を防ぐのに有効な手段です。
この様に品種にも関係する物なんですね
我が家のトマトは、貸農園まで遠い為、猛暑が続いたのに、水やりに行けない日があり、その後大雨が降り、裂果したのが、原因の様な気がします。
幸いへたの部分だけの裂果で、皮も柔らかくとても甘かったのですが、見かけが悪くあまり大きくは育ってません
次回は、これから梅雨が明けると、猛暑が来るので、たくさん収穫するには、どうしたらいいか調べてみたいと思います。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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