昨日は、ビオトープでの梅雨~夏にかけてのメダカを育てる、ポイントをご紹介しましたが、今回はメダカの購入時の注意点や、秋からの管理の仕方や越冬のさせ方、2年目も元気に育てるコツをご紹介します。
目次
メダカ購入時の注意点
ホームセンターでメダカを、購入する時の注意点として、数匹のみが元気そうに泳いでいて、他は水の中を力なく漂っているだけ、なんていう水槽であったら、購入はしない方がいいです。
また動きだけではなく、容姿も大切ですよ。
元気なメダカはお腹がぽこっと出て、若干太ったように見えます。
水槽内のメダカが痩せ気味であったり、鱗が剥がれ落ち、ヒレがボロボロになっているメダカが、多数いるようであれば、やはり購入は止めましょう。
また、体に白いもこもこした綿の様なものを、つけているメダカや、白い斑点が出ているメダカがいれば、絶対に購入してはいけません。
水槽内に病気が蔓延している可能性があります。
もし糞をしているメダカがいれば、糞を観察し、太くて立派な糞なら良いですが、白い糸状の糞をしている場合はお腹の調子が悪いか、どこか体調不良のメダカです。
何はともあれ元気なメダカが、欲しいので、あまりいいメダカが居なければ、面倒でも何件かお店を回ってみましょう
メダカの管理10月にする事
ビオトープの管理で秋~冬に向けてするべき事をまとめてみました。
10月は、平均気温が25度以下となりますが、メダカは元気にエサを食べ、卵を産むこともあります。
でも、季節の変わり目なので、体調を崩すメダカもでてきます。
メダカの様子をみて、エサを減らしたり、水質が劣化していないかチェックしましょう。
メダカの管理11月にする事
だんだん寒くなり、メダカの活動も鈍くなります。
この時期にエサを与えると、消化不良の原因となるので、エサを与えることを避けましょう。
越冬の準備として、水槽内の藻を取り除き、枯葉などを入れ、メダカが隠れる場所を作ってあげれば、メダカはその下でじっとしながら越冬します。
メダカも冬は冬眠状態に入るんですね
メダカの管理11月にする事
12月メダカは冬眠状態になり、水底にじっとしています。
雪や風などの影響を受けず、日当たりが良い場所においてあげましょう。
メダカの管理1月にする事
メダカは水底で冬眠しています。
天気の良い日中に、顔を出したりしますが、触らずに見守りましょう。
冬でも少しずつ水は蒸発していくので、減った分だけ水を継ぎ足す程度の、管理は大切です。
水を加える時に、ゆっくりと水流を作らない様に、入れるのがポイントです。
メダカの管理2月にする事
1月と同じく触らず見守りましょう。
雪が降る場合は、屋根の下に置く配慮も大切です。
日光も必要なので、屋根のある日当たりの良い場所で、飼育しましょう。
メダカの管理3月にする事
気温が暖かくなり日中の水温が、10度を超えるため、メダカが活動し始めます。
暖かい日にはエサを少しずつ、与えましょう。
寒い日に与えたり、大量に与えたりすると、消化不良の原因となるので、注意が必要です。
可愛いメダカが泳いでるのをみると、ついつい餌をたくさん、与えてしまいそうですが、がまんですね
メダカの管理4月にする事
日照時間、水温共にメダカにとって、産卵可能な環境となり、産卵シーズンが始まります。
産卵はしますが、まだ夜の水温が低いため、孵化率が高くありません。
日当たりの良い場所に水槽を置き、水温を上げて飼育しましょう。
また、病気が発症しやすい時期です。
メダカの状態をみて、適当な薬を投与してあげましょう。
メダカの管理5月にする事
日中の平均気温が20度を超え、安定して飼育できる時期です。
エサを日に2回程度あげれば、安定して産卵をします。
エサの回数を増やすことや、水温が上がる事は、水の劣化に繋がります。
3分の1ぐらいの水を1週間に1回程度替えてあげましょう。
以上が「メダカの館」様のサイトより、引用させて頂いた、秋~冬のビオトープでの、メダカの管理の仕方です。
こうしてみるとメダカを育てるのは、少々難しそうですが、こまめに愛情を持って育ててあげれば、すくすく育つのではないでしょうか?
きっとメダカのビオトープは、あなたの心を癒してくれることでしょう
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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