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植物

シャコバサボテンの蕾が落ちる原因は?剪定時期や植え替え方法を紹介

冬の定番のシャコバサボテンの管理は、簡単そうで意外と難しいものです。

蕾がたくさんついてる鉢植えを買ってきたのに、咲かずに次々と蕾が落ちてしまい、がっかりした経験はありませんか?

そんな事にならない為には、一体どうしたらいいのでしょうか?
「シャコバサボテンの蕾が落ちる原因」は何なのでしょうか?

また毎年花を一杯咲かせる為には、剪定時期や植え替え方法も知りたいですよね

特に剪定や植え替えの時期はとても重要です。

この記事では「シャコバサボテンの蕾が落ちる原因は?剪定時期や植え替え方法を紹介」します。

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シャコバサボテンの蕾が落ちる原因は?

 

「シャコバサボテン」は、デンマークで品種改良された、デンマークカクタスというサボテンの一種です

シャコバサボテンは茎が葉状になった、扁平の小さな茎節(葉状茎)が連なって、その先端に美しい花をつけ、茎節の周囲には突起があり、その形がシャコに似ているので、この名がつきました。

シャコバサボテンの置き場所が原因

シャコバサボテンは暑さが苦手な植物のため、直射日光が当たる場所ではなく、風通しの良い明るめの日陰で育てましょう。

湿度が高いのも苦手なので、風通しが良いのは育てる上で大事なポイントです。

日陰や日が当たりやすい場所だと、成長不良になったり元気が無くなり、花が咲かない原因になるので気をつけましょう。

また冬は凍るような寒さだと、枯れてしまうので真冬に入る前に、室内の日当りが良く風通しの良い窓際などへ移動しましょう。

室内へ入れる場合は、外から軒下に移し、その後窓際に移してという様に、徐々に室内の環境に慣れさせるようにしましょう。

室内に入れた場合は、夜間は部屋の中央などに置いて、温度の低下には気をつけて下さい。

昼間は暖房等で暖かい所に置いていて、夜になり暖房等を消してしまうと、温度差で一晩で蕾が落ちてしまいます!

ただ蕾が落ちたからと言って、枯れているわけではありません。

最初に咲いた花が終わったのなら、花は少ないですが2番花、3番花が咲きます。

生育適温は20~25℃ですが、花芽ができる温度は15℃程度です。

冬も生育させるには15℃以上が必要ですが、越冬だけなら、水を控えめにすれば5℃近くまで耐えます。

 

シャコバサボテンの肥料が原因

シャコバサボテンは花の咲いている時は肥料はいりません。

肥料は4月〜6月中まで緩効性肥料を、1~2ヶ月に1回の割合で施しますが、7月以後は肥料を与えません。

7月以後に肥料を与えると花芽は着きにくくなります。

液体の肥料を2週間に1回ほど与えます。

 

シャコバサボテンの水やりが原因

シャコバサボテンは、根腐れや極端な水切れによっても、蕾が咲かずに落ちることがあります。

土が乾いたらたっぷりの、水をあげて良い植物ですが、季節により必要としない場合もあります。

特に夏場は、シャコバサボテン自体が疲れていて、あまり水を吸収する力が無いので、いつもより控えめにしてあげると良いでしょう。

あまり水を与え過ぎると根腐れの原因になります。

真冬の間も休眠期にあたるため控えめにして大丈夫です。

乾燥には強いので、冬の間の水やりは1ヶ月に1回も与えれば十分です。

こんなに水やりしないと心配ですが、乾燥気味でokなんですね~

我が家のシャコバサボテンの蕾が落ちたのは、どうやら水やりのし過ぎだった気がしますので、今年はぐっと我慢して控えてみます。

 

シャコバサボテンには部屋の明かりが重要

シャコバサボテンは典型的な短日植物です。

短日植物とは日中に日が短くなると、花芽をつける特徴をもった植物のことです。

日の長さが12時間を切り、更に気温が20度以下になるのが、1ヶ月ほど続くと花芽をつけるようになりますが、1日でも日長が長い日があると花芽をつけるのが、その日から1か月後になると言われております。

ですから、明るい室内に置きっぱなしでは開花しませんし、街灯や家の明かりがあっても開花しません。

シャコバサボテンを開花させるには、屋外の夜暗くなる場所に置いておくか、短日処理をしてあげる事です。

シャコバサボテンの短日処理方法

シャコバサボテンは光に敏感な植物で、部屋の明かりにも反応します。

冬の期間を室内に入れ、就寝まで明るい部屋に置いていると、まだ日が短くなっていないと勘違いし花芽をつけず花が咲かないという事になってしまいます。

短日処理は夕方17時から翌朝8時まで、毎日、鉢を段ボール箱で覆って暗くします。

期間は最低1か月ですが、必ず花芽がついていることを確認してから、短日処理を終了してください。

シャコバサボテンの蕾は落ちやすいので、花芽がついても置き場所は、すぐには変えない方がいいでしょう。

シャコバサボテンはつぼみがついた後は、日長が長いほうが蕾の生育は早くなります。

シャコバサボテンを初めて育てる場合は、10月中旬〜下旬に購入すると、環境の変化が少なくすむため、1年目に花が咲くように育てることができます。

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シャコバサボテンの剪定時期

 

シャコバサボテンは冬のクリスマスの頃に、花を咲かせることからクリスマス・カクタスとも呼ばれています。

開花時期は、品種にもよりますが、ほとんどが10月初旬〜12月中に開花する、秋から冬にかけての花です。

開花時期より前から、きちんと剪定や植え替え、摘芯などの管理を行っていないと、いざ冬になって花が咲かないなんて事になりやすい植物です。

翌年花をたくさん咲かせる為には、剪定や植え替えがとても重要なんですよ

剪定をしてあげることで、花芽がつきやすく良く育つようになります。

シャコバサボテンの剪定方法

シャコバサボテンは、春に各葉の茎節を2節程度、ひねって剪定しましょう。

剪定することで分枝するようになり、背丈も小さく育てられます。

また秋になっても茎葉が、成長を続ける場合は剪定を行いましょう。

秋の剪定は、茎の先端部分の新芽を摘みましょう。

その部分は赤くなっていて、柔らかい新芽になります。

秋の剪定は花芽をつけるために、特に重要なので水やりのタイミングで、様子を見るようにしましょう。

剪定を終えたら、水やりは控えめにし、2週間ほど経った後に、通常の水やりを再開しましょう

また摘芯を行った後は、10〜2週間ほどは水を与えないようにしましょう。

これは花芽のつかない新芽をおさえるためです。

小さな花芽が見えるようになったら、水やりを再開しましょう。

 

シャコバサボテンの植え替え方法

 

シャコバサボテンの花後の管理としては1月下旬から4月中旬に、先端数節の茎節を摘み取って形を整えます。

そのままにしておくと、形が乱れて花数が極端に少なくなってきます。

植え替えは、毎年4月下旬~5月の気候に行います。

春に行う葉摘みと同時に、行うのがお勧めです。

シャコバサボテンの植え替えの手順

①鉢植えから優しく株を抜き、絡まった根をくずして綺麗に整理します。

②軽石などを敷いた一回り大きい鉢植えに、シャコバサボテンを入れ、用土を周りから入れます。

※深植えにすると倒れにくくはなりますが、酸素が充分に行き渡らない原因に、なりますので注意してください

植え替え後の置き場所は、風邪通しの良い北側がいいでしょう

まとめ

 

シャコバサボテンのつぼみが落ちる原因や剪定、植え替え方法についてご紹介しました。

花を一杯咲かせる為には置き場所、肥料、水やり、短日処理が大切だとわかりましたね

剪定や植え替えも時期がある事もわかりました。

シャコバサボテンが、満開に咲いてるのはとても綺麗ですが、せっかくついた蕾が、落ちてしまったらがっかりなんで、環境を整えてあげるのが一番なんですね

シャコバサボテンは、こういった事を注意すれば、せっかくついた蕾も落ちる事なく、毎年綺麗な花を咲かせてくれますよ

こちらの関連記事もご覧下さい。

「シャコバサボテンの夏越しと冬越し・翌年花を咲かせる為にする事」

「シャコバサボテンの葉が赤くなったりしわしわになる原因と対処法」

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miu
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