暮らしに役立つ雑学ブログ
植物

シャコバサボテンの夏越しと冬越し・翌年花を咲かせる為にする事

多肉植物の仲間のシャコバサボテンは、冬の花のない時期に、きれいな花を咲かせる人気の植物です。冬に満開に咲いてるシャコバサボテンが、翌年は全く花が咲かなかったと言う経験はありませんか?それは夏越しと冬越しの方法が原因の様ですので、今日はシャコバサボテンの夏越しと冬越しの方法を調べてみました。

シミ・シワ・ホウレイ線対策に!

シャコバサボテンの育て方

シャコバサボテンは、11~12月に開花し、さし芽で簡単に増やせます。
垂れ下がるので吊り鉢などが良いですね

温かい時期には外に出し、寒い時期には室内で管理し、土が乾いたら水をあげますが、肥料は開花中は厳禁です。

出典元:room clip

コバサボテンは、直射日光が当たると、せっかくついたつぼみが落ちてしまいます。

できればカーテン越しで太陽を当てて、室温も20度前後が望ましいです。

エアコンのきいてるお部屋に置く場合は、エアコンの風が当たらない場所に置きましょう

外に出す場合は、日陰が良いですよ。

水やりの頻度

4月から9月までの生育期は、用土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。

10月から11月までの蕾が大きくなる時期は、用土の表面が乾いたら1~2日待ってから、たっぷり与えます。

12月から3月までの厳寒期は、乾かし気味に管理します。

花後、5℃程度の寒い場所で冬越しさせる場合は、水をほとんど与えません。

 夏は根腐れを起こしやすいので、完全に土が乾いてから水やりをします。

多肉植物なので水やり頻度が、他の植物の水やりとは少し違うので注意しましょう

肥料を施す時期

春から梅雨までは肥料が必要です。

4月から6月までは緩効性化成肥料(効き目がゆっくりな肥料)を株元から少しはなして置きます。

また月に2回ほど3月から6月まで、液体肥料を1000倍に薄めて施して下さい。

その後、梅雨明けから花芽ができ始める9月上旬までは、肥料は与えないで下さい。

なるほど肥料も植物によって、与える時期が違うんですね

花がら摘みのしかた

咲いてる花がしぼんだら、花がら摘みをします。

ハサミを使わなくても、シャコバサボテンの花の根元をつまんで、くるりとひねれば簡単に取れますよ。

そうすれば、次々に新しい花を咲かせてくれます。

シャコバサボテンの短日処理の方法

シャコバサボテンは多肉植物なので、花芽をつけるにはカランコエと同じく、短日処理をしないと花が咲きません

短日処理とは、17時~翌朝6時まで段ボールなどで覆い、人工的に暗くしてしまう育て方のことです。

17時に出来ない時は少し早いですが、15時に段ボールをかぶせてもokです。

それを1か月ほど続けると、つぼみがつきやすい状態になります。

花を咲かせるには、日に当てている時間が、12時間以下であることが条件です。

気温が20℃以下になる9月下旬から、つぼみを作る「短日処理」を行っていきます。。

途中もし短日処理を忘れてしまったら、その日からカウントをし直します。

短日処理なんて、習慣化してないので忘れてしまいそうですね

でも短日処理をするかしないかで翌年、花が咲くかどうかに掛かってるので、忘れない様にしましょう

翌年花を咲かせる為にする事

シャコバサボテンの大事な手入れは3つあります。

葉摘み

形を整えて、花をたくさん咲かせるための作業です。

1年のうち春と秋の2回行いますが、ハサミは使わずに手で出来ます。

切り戻し

春に各枝の茎節を2節程度ひねり取ります。

分枝が促され、同時に背丈を小さくする効果があります。

切り戻した茎は挿し穂で増やせますよ

芽摘み

秋になっても茎葉が成長し続けている場合は、先端の赤く柔らかい新芽を摘み取ると、花芽がつきやすくなります。

 

シャコバサボテンの夏越し冬越し

4月から10月までは、戸外でしっかり日に当て締まった株に育てますが、梅雨明けから9月上旬までは、真夏の直射日光が当たらない半日陰で管理します。

涼しくなって、日も短くなる秋に花芽をつけるので、秋以降は夜遅くまで明るい場所に置くと、花芽がつきにくくなるので、9月下旬から短日処理を行います。

霜が降りる前に室内に取り込み、窓辺など日当たりのよい場所で管理します。

出典元:花図鑑

蕾がついた株を移動させると落蕾、落花することがあるので、蕾の大きさが1cm以下のうちは、できるだけ移動させないようにしましょう

冬は5℃以上を保ちますが、暖房の効きすぎも落花の原因になるので注意しましょう。

私の友人も蕾が落ちてしまったと、嘆いてましたが暖房が原因だったんですね

室温調整や乾燥対策(霧吹きで葉水を与える)なども重要なんですね~

まとめ

シャコバサボテンを、翌年も咲かせる為にする事は以下の5項目でした。

①夏の直射日光にあてない

②9月下旬に短日処理をする

③水やり頻度を守る

④肥料の与える時期と、与えない時期があるので注意する

⑤葉つみ、切り戻し、芽摘みを行う

これだけきっちり管理すれば、きっと来年も綺麗なシャコバサボテンが、鉢いっぱいに咲いてくれますよ

くれぐれも短日処理だけは忘れないで下さいね

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こちらの関連記事もご覧下さい

「シャコバサボテンの葉が赤くなったりしわしわになる原因と対処法」

「シャコバサボテンの蕾が落ちる原因とは?4つの対処法のポイント」

ABOUT ME
miu
ご訪問頂き有り難うございます。 当サイトを運営してる、倉敷市在住の女性です。 64歳でブログを始めて、ブログ歴6年目になりました。 脳出血で、左半身不随になってしまった主人を支え、22年間Wワークで、日々奮闘しておりましたが、最近は本業とブログで生計を支えております ブログは初挑戦でしたが、同世代の方がホッと一息つける様な、サイトを目標に、お役立ち情報を発信しております。