クレマチスの種類と育て方・花を長く楽しむ為の苗購入時のポイント

クレマチスは、つる性植物の女王と言われ、ヨーロッパのガーデンニング愛好家に、人気の高い花です。近年日本でも人気が高く、花屋に並ぶあんどん仕立てのクレマチスは、思わず足を止めてしまう程、見事に咲いてますが、初めてクレマチスを買い求める時には、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね、そこで今回は花を長く楽しむ為の苗購入時のポイントをご紹介します。

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クレマチスの種類と苗の選び方

クレマチスには多くの種類があり、「新枝咲き」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」の3つに分けることができます。

これらは、すべて花の咲き方を表し、クレマチスを選ぶ際に役立つ、それぞれの特徴を紹介しましょう。

※新枝咲き

新しく伸びた枝(新枝)に花芽がつく咲き方です。

代表的な系統として、ビチセラ系、ヴィオルナ系、インテグリフォリア系などが挙げられます。

これはインテグリフォリア系のクレマチスです。

剪定をすることで、新しく伸びた枝に再び花芽がつくため、年3回ほど花を咲かせます。

※旧枝咲き

前年に伸びた枝が休眠した後、春に枝を伸ばして、花を咲かせます。

旧枝咲きの代表的な系統は、アーマンディ系やモンタナ系、シルホサ系など。基本的に年に1回、開花します。

※新旧両枝咲き

前年に枯れた枝から新しく数節が伸びて、花を咲かせるだけでなく、剪定後新たに伸びた枝にも花を咲かせます。

遅咲き大輪系、フロリダ系、アトラゲネ系などが代表的な系統です。

新旧両枝咲きをする品種のなかには、年に何度か花を咲かせたり、長期間にわたって花を咲かせる「四季咲き」のものが多くあります。

「フロリダ系」(テッセンの仲間)「早咲き大輪系の一部」「遅咲き大輪系の多く」「タングリカ系」が「新旧両枝咲き」タイプです。

初夏だけでなく、四季咲きのクレマチスは長い期間、花を楽しめるのが嬉しいですね

クレマチスの苗の選び方

初めてクレマチスの苗を購入する時には、どんな物を選んだらいいのでしょうか?

クレマチスには、12月をいちど越えた1年苗と、2回越えた2年苗があります。

苗を選ぶ時は、葉が青々としており、茎が太い2年苗を選ぶようにしましょう。

初めてクレマチスを育てる方に、おすすめの早咲き大輪系の「H.F.ヤング」は「新旧両枝咲き」タイプの代表品種です。

これはよく花屋で見かけるクレマチスですね

クレマチスの育て方

クレマチスは、日光を好むので、半日以上よく日が当たる場所で、育てるのが理想的です。

半日陰でも明るさがあれば、やや花つきが悪くなったり、徒長しやすくなりますが、花を楽しむことはできます。

また、置き場の風通しがよいことも大切ですが、向きによって風当たりが強くなることがあるので、注意しましょう。

なお、水はけのよい場所や用土が適します。

庭植えの場合は、水はけをよくするために、あらかじめ軽石などを、加えておくことをお勧めします。

クレマチスの水やり

クレマチスは、鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から出るまで、たっぷりと水を与えます。

特に夏は乾きやすいので、1日に2回水やりが必要になることもあります。

また晴天が長期間続いたり、葉がぐったりとしおれるようなときは、たっぷりと水やりします。

なお、鉢植えでも庭植えでも、蕾の時期から開花中は、多くの水を欲しがるので水切れは厳禁です。

水やりはうっかり忘れて、枯らしてしまいがちなので、毎日こまめに土の状態を観察しましょう

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クレマチスの肥料

クレマチスは、生育期間中の早春から、晩秋にかけては、定期的に肥料を施して株を充実させます。

緩効性肥料を、真夏を除いて1~2か月に1回、液体肥料を月2~3回を目安に施します。

 

なお、植えつけ時には、元肥を施しておきましょう。

また、冬の間に、寒肥を施しておくと、春の新芽の生育がよくなります。

肥料も与えると、生育がよくなるので、忘れず与えてあげましょう

クレマチスの病気と害虫

クレマチスの病気には、立枯病、白絹病、うどんこ病、葉枯病、さび病などがあります。

土に未熟な腐葉土などが混入していると、立枯病、白絹病などが発生しやすくなります。

また、風通しが悪いと、うどんこ病、葉枯病、さび病などが発生しやすくなります。

いずれも早めに対処しましょう。

害虫には、アオムシ、ナメクジ、アブラムシ、コガネムシ、ヨトウムシ、ハダニなどがつきます。

クレマチスの葉が食害されたり、葉がすすけたような症状が出たら、害虫の被害です。

近年はコガネムシの幼虫による、根の食害も発生しています。

被害が拡大する前に早めに対処します。

早目の予防として、薬を株もとにまいておくのがいいですね

クレマチスの用土(鉢植え)

クレマチスは、水はけがよく、水もち、肥料もちのよい用土に植えつけます。

例えば、硬質赤玉土小~中粒、硬質鹿沼土小~中粒、完熟腐葉土を4:3:3で配合したものがよいでしょう。

あるいは、市販のクレマチス専用培養土でもよいです。

クレマチスの植えつけ、 植え替え

クレマチスは、真夏を除き、一年中植えつけ、植え替えができますが、休眠中の12月から2月中旬ごろが、最も適します。

植え替えは、剪定を兼ねた花後に行うと、作業が楽です。

クレマチスは根を切られるのを嫌うので、植え替え時は、根鉢をていねいに取り扱いましょう。

また、クレマチスは移植も嫌います。

庭植えにする際は、植え場所をよく考えてから、植えつけることが大切です。

鉢植えは、鉢底の穴から根が見えてきたころが、植え替えの目安です。

また、庭植えでも鉢植えでも、植えつけの際は、つるを1~2節分、土中に埋めて深植えするのが基本です。

いかがでしたか?

初めて購入したクレマチスが、元気ですくすく育ち、きれいな花を長く咲かせてくれたらいいですね

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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「クレマチスの挿し木の方法と初心者が失敗しない発根後にする事」

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