ガーデニングを始めて、少し慣れてくると育ててみたいのがバラですが、あのとげが嫌だったり、害虫にやられてしまうので、挑戦するのをためらってしまいますね
でも鉢植えの可愛いミニバラは、とげも少ないですし、害虫対策をして切り戻しをしておけば、毎年咲いてくれます。
今日はミニバラの育て方をご紹介します。
ミニバラの管理の仕方
※ミニバラの水やり
鉢植えは、年間を通して鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。
庭植えは、真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。
※ミニバラの肥料
鉢植えは、生育期は液体肥料や発酵油かすの、固形肥料などの置き肥を、定期的に施します。
冬に寒肥として発酵油かすの、固形肥料などを施します。
庭植えは、冬に寒肥として発酵油かすの、固形肥料などを施し、花後と秋口にも追肥すると効果的です。
※ミニバラの病気
①黒星病
主に梅雨どきなど、雨が多い時期に発生し、葉に黒い斑点ができ、やがて黄化して落葉します。
黒星病で葉を失うと、生育が著しく悪くなります。
②うどんこ病
春と秋に、新芽を中心に白い粉を、吹いたようになり萎縮します。
落葉はしませんが、生育が阻害され、花がきれいに開かないこともあります。
※ミニバラの害虫
アブラムシ、チュウレンジハバチ、カミキリムシ、ハダニ アブラムシは、主に春と秋に新芽や蕾につき、樹液を吸います。
数が多いと、新芽が萎縮し成長が阻害されます。
チュウレンジハバチは、主に初夏から秋に発生し、成虫が産卵しあとは茎が割れ、ふ化した幼虫は葉を食い荒らし、ときに枝や株を丸坊主にします。
カミキリムシは、成虫が初夏に飛来し、枝をかじって枯らします。
幼虫は夏以降株元から、幹の中心部を食い荒らし、最終的には枯死させます。
ハダニは、生育期に乾燥が続くと発生しやすく、葉の表面がかすれたようになります。
新芽は萎縮して伸びず、ミニバラは葉が小さく、あっという間に葉を落とします。
※ミニバラの用土(鉢植え)
水はけがよく、有機質に富んだ土が適します。
ブレンドする場合は、赤玉土(小粒):堆肥=7~6:3~4の割合で混合します。
市販のバラ専用用土を用いてもかまいません。
鉢苗は真夏以外のいつでも植えつけ可能です。
ミニバラは一般に鉢植えに適し、特に小型品種は鉢植えが無難です。
また、1年に1回の割合で12月から2月に鉢替えをします。
※ミニバラのふやし方
さし木
花後の6月または、秋10月から11月が適期です。
主な作業
※花がら摘み
5月の開花後から花が咲くたびに、適時繰り返します。
開花枝は伸びた枝の、1/3を目安に切り取ります。
※シュート(新梢)の処理
シュートが出てきたら、なるべく早めにピンチ(枝先を摘む)すると樹形が整いやすくなります。
※冬の剪定
12月から2月に行います。
シュートが出ている場合は、古い枝を切り取り、新しい枝に切り替えます。
ミニバラの良い株の見分け方
ガーデニングを始めたばかりの初心者の方ですと、つい花にばかり目がいってしまいますが、いい株というのは、花の良し悪しだけではありません。
株全体をよく見て、 勢いの良い、新しい枝が伸びているもの ・枝数が多いもの ・葉の色が濃く、枚数の多いもの ・病気になっていないもの を選びましょう。
バラは日光が大好きです。 葉の枚数が多いものは、日光を多く取り入れることができ、花もよく咲きます
ミニバラの育て方・上手な植え付け方
ミニバラは、年に何度か花を咲かせますが、購入した時のままの小さなポットのままでは、養分も足りずに成長や花付きが悪くなります。
一回り大きい、4号〜6号の鉢に、植え替えてあげましょう。
植え替えの時は、鉢土を崩さないようにしましょう。
ミニバラの育て方/初心者のための基本
ミニバラは基本的に、日当たりと風通しが良く、雨に当たらない戸外で育てるのが望ましいです。
また、強すぎる夏場の直射日光は苦手です。
急な温度の変化に、くったりしてしまうこともありますので、軒下に寄せたり、地面に直置きせずに花台を利用したりしてみましょう
私も初心者の頃はよく失敗しましたが、失敗して学んだ事は、植物も生き物なので、お水も欲しいし、栄養も欲しい、でも与え過ぎると苦しくなるんですね
時には病気になる時もあります。
暑い時には日陰に行きたいし、寒い時は防寒もして欲しいのです。
自分がして欲しい事を、しながら育てると、期待を裏切らずみごとに咲いてくれます。
そうすると又やる気につながるものです。
植物を育てる時は、子供を育てる様に、接すれば成功しますので是非やってみて下さい。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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