シャクナゲの上手な育て方のコツ・毎年咲かせるためにするべき対策をチェック

シャクナゲは、山の女王という呼び名もあり、大きくて豪華な花が魅力的です。

豊富な種類と花色で人気ですが、翌年、花が咲かない・葉が枯れるといった事もあります。

今日はシャクナゲの育て方のコツや毎年、花を咲かせる為にするべき対策をご紹介します。

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シャクナゲの花が咲く時期 

シャクナゲの花の咲く季節は、春4月中旬から5月中旬です。

シャクナゲは、常緑性の花木で、高山植物なので耐寒性が強く、耐暑性はやや弱いです。

ただし日本で、改良を重ねられた園芸品種には、耐暑性の強い栽培が容易な品種もあります。

庭植えも鉢植えも可能な花木です。

シャクナゲの育て方のポイント

鉢植え、庭植えともに、3月中旬から10月までは、西日の当たらない半日陰で、11月から3月上旬までは、寒風の当たらない日なたで管理します。

乾燥を防ぐために株元に、腐葉土などでマルチングを行うとよいでしょう。

鉢植えは、夏の暑さと直射日光を避けるため、朝日が当たる程度の、涼しい場所に移動させるか、寒冷紗などで50%程度の遮光をします。

シャクナゲは酸性土壌を好み、地表近くにたくさんの細い根が張るので、庭植えは、腐植質に富んだ、水はけのよい酸性土壌に植えつけます。

水はけの悪い場所では、底に大粒の軽石やパーライトなどを5~10cmの厚さで敷き込み、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込みます。

シャクナゲの水やり

鉢植えは、夏の高温期を除いて、基本的に乾いたらたっぷりと与えます。

根が細く極端な乾燥に弱いため、夏は涼しい朝と夕方の2回、葉水を兼ねて与えましょう。

庭植えは、夏以外は基本的に、水やりの必要はありませんが、夏の高温期に土壌が乾きすぎないように、朝か夕方に葉水を兼ねて、たっぷりと与えます。

冬に乾燥が続く場合は、暖かい日の午前中に水やりを行ってください。

シャクナゲの肥料

鉢植え、庭植えともに、4月中旬から6月の花後に、お礼肥として有機質肥料(固形の油かすなど)や、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=8-8-8など)を施します。

また、秋、涼しくなる9月下旬から10月のほか、寒肥として2月にも同様の肥料を施します。

庭植えの場合は、樹冠(枝葉が茂っている部分)と、ほぼ同じ範囲に根が張っているので、樹冠の外周部に浅く埋め込みます。

シャクナゲの病気と害虫

病気:褐斑病、花腐菌核病、ペスタロチア病

褐斑病は、葉焼けを起こした部分から、菌が侵入して葉に病斑が生じます。

夏は直射日光が当たらない場所で栽培します。

害虫:ベニモンアオリンガ、グンバイムシ、アブラムシ、ハマキムシ

いずれも主に4月から6月と、9月から10月に発生します。

虫害で一番の被害が大きいのは、ベニモンアオリンガによる、蕾や新芽の食害です。

ハマキムシも蕾や新芽を食害します。

グンバイムシやアブラムシは、葉の汁液を吸汁します。

シャクナゲの用土(鉢植え)

水はけ、水もちがよい酸性土(pH5.0~6.0)を使用します。

赤玉土小粒4、酸度未調整ピートモス3、鹿沼土小粒2、バーミキュライト1の配合土などか、市販の山野草培養用土と赤玉土小粒の等量配合土がよいでしょう。

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シャクナゲの植えつけ、 植え替え

適期は3月から5月上旬、または9月中旬から10月です。

春に植え替える場合は、なるべく芽が伸び始める前に行いましょう

葉が小さくなった場合、葉色が悪い場合、水やりをしてもなかなか水が抜けない場合は、根詰まりを起こしています。

2年ごとを目安に、一回り大きな鉢に植え替えます。

根鉢の用土を1/3程度くずし、鉢底石を入れて、深植えしないように植えつけます。

たっぷりと水を与え、1週間ほど風の当たらない日陰で管理します。

シャクナゲの管理

花がら摘み:花が終わったら速やかに、花茎の基部から花がらを摘み取ります。

花がらをつけたままにすると、果実(タネ)ができて、新しい枝が伸びるのが遅れ、夏までに充実しないため、花芽がつきにくくなります。

芽かき:適期は4月中旬から7月中旬です。

シャクナゲは枝数が少なく、剪定を行うと芽が伸びないことがあるので、芽かきを行って樹形を整えます。

春に1枝から1本の新芽しか伸びない場合は、伸び始めた芽が柔らかいうちに、かき取ることで複数のわき芽が出ます。

シャクナゲの花が咲かない原因

花が咲かない原因は色々ありますが、考えられる原因には次のようなものがあります。

【花がら摘みをしていない】

花がらを残したままにしておくと種を作るために栄養分を取られてしまい、新しい枝を伸ばす栄養分が足りなくなります。

結果、花芽がつきにくくなり、花が咲かない原因となります。

【病気が発生】

シャクナゲには、褐斑病花腐菌核病など感染しやすい病気がいくつかあります。

【害虫がついている】

ツボミができたのに大きくならず、そのまま茶色に変色してしまう場合は、害虫がついていると考えられます。

【肥料不足】

肥料が足りないと花芽が作られません。

【根詰まり】

鉢植えの場合、定期的に植え替えを行なわないと、根詰まりを起こしてしまいます。

【隔年開花】

前年、花を咲かせすぎると、エネルギーの使いすぎで、翌年の花が少なくなることがあります。

これは、隔年開花という性質で、シャクナゲのほか、ツツジ、ハナミズキなども同じです。

花も人間と同じで頑張り過ぎると、エネルギー不足になってしまうんですね

休息も必要という事がわかりましたので、愛情を持って大切に育ててあげましょう

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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