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植物

アジサイの花の色が変わる理由・土壌で好みの花色に変える方法

そろそろ入梅で、庭のアジサイの花も見頃を迎えますね

アジサイの花の色は土壌の質により、決まるって事は聞いた事があると思いますが、アジサイの花色は、基本的には土壌の酸度で決まります。

と言う事は、アジサイを自分好みの色に、咲かせる事ができるんです。

その為には土の配合や、薬剤で土壌の酸度を調整します。

今回はアジサイの花色を決めるメカニズムや、土の配合、薬剤などをご紹介します。

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アジサイの花の色が変わる理由

アジサイの花色が変わるメカニズムは酸性の土壌では青色、中性・アルカリ性の土壌では赤色が強く出ます。

土壌に含まれるアルミニウムと、花の色素が持つアントシアニシン系の、色素との結びつきで色が変化するのです。

土中のアルミニウムは、酸性土壌だとよく溶けあじさいが吸収し、青色の花になります。

また、アルカリ土壌だと、アルミニウムは溶けないため、アジサイじは吸収できず、ピンク色の花になります。

青色系の品種を中性・アルカリ性の土壌で、栽培すると青みが強い紫色になります。

白色系の品種は花自体が、色素をもっていないため、土壌の酸度で影響を受けることはありません。

 

日本の土壌

日本の土壌はほとんどが弱酸性です。

その理由は日本は降水量が多いことにあります。

雨水に含まれた大気中の、二酸化炭素が溶け込んでいるからです。

ただ、花色の変化は土壌の他にも、様々な環境要因が働いています。

そう言われれば、自生のアジサイはほとんどが青い花で、ピンクのアジサイはあまり見かけませんね

近くの公園のアジサイもみんな青い花色です。

青い花を咲かせるには?

土壌を酸性にして、青い花を咲かせるには、鹿沼土やピートモスを加えましょう。

鹿沼土は水はけが良いのが特徴なので、大量に使ってしまうと水が根に吸収されずに、枯れてしまうことがあるので注意しましょう。

ピートモスは、水持ちの良い土ですが、大量に使ってしまうと水はけが悪くなり、根の生育を妨げてしまいます。

鹿沼土・ピートモスの両方を、バランスを見ながら加えていきます。

また、青い花用の培養土や、肥料も市販されており、手軽に土を酸性にする事ができます。

ピンクの花を咲かせるには?

土壌をアルカリ性にして、ピンク色の花を咲かせるには、赤土玉や腐葉土を配合して土壌を作ります。

そこに 苦土石灰を混ぜ入れると、アルカリ性に近付きます。

酸性になってしまう鹿沼土・ピートモスは使わない用にしましょう。

赤い花用の培養土や肥料も市販されています。

土壌の酸度を調整する時期

土壌の酸度を調整するのに、適している時期は4月~5月です。

根がアルミニウムを吸収し、花芽の生長とともにあじさいに、養分として行き渡ります。

この時期を逃してしまうと、アルミニウムの吸収が遅れるため、思った通りの色にならないことがあります。

この様にアジサイの花の色は土壌によって、簡単に変える事ができますので、お庭に咲くアジサイを、好みの花色に変えて楽しむ事ができます。

毎年違う色の、アジサイが咲けば楽しいですよね

あなたも一度、土壌改良して違うアジサイの花を楽しんで下さいね

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こちらの関連記事もご覧下さい。

「山アジサイの種類とおすすめ8選・育て方や剪定の時期」

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miu
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