石楠花と書いてシャクナゲと読みます。シャクナゲが今見頃と、テレビで放送してたので、どこのシャクナゲが一番奇麗かと色々検索してみました。
その結果、屋久島の自生シャクナゲが絶景の様なので、今日は屋久島のシャクナゲや、屋久島についてご紹介します。
屋久島の自生シャクナゲ
屋久島シャクナゲは、もともとはネパールの、ヒマラヤから渡ってきたと言われています。
島という環境のため、原種のまま残っているのが、屋久島シャクナゲの特徴です。
屋久島シャクナゲは、屋久島の1000m以上の高山部に、分布する屋久島の固有種です。
シャクナゲはツツジ科ツツジ属 で、熱帯から亜寒帯まで分布し、とても品種が多くその数は、数百種に及ぶと言われています。
シャクナゲが花芽をつくるのは、前年の夏の終わりごろからです。
このひとつの「花芽」から、十数個の花がブーケのように咲きます。


そして、だいたい3年周期で、花が多く咲く年が巡ってきます。
昨年2018年が花付きが、多い年だった様ですね
本土にあるシャクナゲの花弁は7枚ですが、ヤクシマシャクナゲは花弁が5枚あります。
10本の雄しべと、それよりも突き出た一本の雌しべがあり、匂いはほとんどしません。
葉の裏側には寒さを耐えれるように、細かい毛が生えています。
標高が低いところでは毛がついていませんが、標高が高くなるにつれて毛が濃くなっていきます。
植物もこの様に自然の摂理に、かなう様に出来てるんですね~
屋久島のシャクナゲの見頃は?
屋久島シャクナゲは、毎年5月末~6月上旬ぐらいまでが、ベストシーズンになります。
特に3分咲きから5分咲きぐらいがとてもきれいです。

最初の蕾は赤く、そして徐々にピンクから、白に変わって咲くのがとてもきれいです。
屋久島が世界自然遺産になった理由は
①急峻な山々が連なる島に、亜熱帯から冷温帯の植生が垂直分布している事
②日本固有の天然の杉の森が生息している事
③アジアでも最大級レベルの照葉樹林が残っている事
この3つが世界自然遺産に屋久島が選ばれた理由になります。

神秘的な島ですが、屋久島は世界自然遺産に登録されてたんですね~
屋久島お勧めのトレッキングコース
お勧めコースは、世界自然遺産地域をゆっくり歩き、贅沢な森の自然を満喫するコースです。
標高1300m付近にある、淀川登山口から歩き始めます。
登山口から淀川まで約1.5キロ、通常1時間ぐらいのコースタイムですが、淀川原生林トレッキングでは、約2時間かけて、屋久島の独特な自然をじっくり、観察しながらのトレッキングです。
歩き始めてすぐに屋久杉の巨木に出会えます。
樹齢2千年以上はありそうな屋久杉の巨木です。

太古から残る日本の森、モミ・ツガ・ヤクスギなどの巨木が、生息する針葉樹の原始林です。
屋久島の山間部では、花崗岩の土壌で栄養素が少なく、また多量な雨が降り、日照時間が短い環境で生息しているので、樹木の上にも、いろんな種類の苔がたくさん、生息していけるんです。
屋久島平石岩屋のシャクナゲ
平石岩屋に行ってみると、たくさんのシャクナゲが咲いてるのが見れます。
平石岩屋のシャクナゲは、屋久島では比較的早めに咲き始めます。
宮之浦岳の登山道と比べると、永田岳の登山道は人が圧倒的に少ないので、人がいない静かな登山道を、ゆっくりとシャクナゲや、奥岳の絶景を眺めながら登れます。
永田岳山頂から、ローソク岩の方面へ行くと、噂通りシャクナゲの楽園が広がっています!

シャクナゲの花のつき方や、花数が今までの場所とは、全く違います。
展望台から永田岳山頂方面を、望むとそこにもたくさんの、シャクナゲが咲いてるのが見えます。
白、ピンク、赤と様々な色の花が咲き乱れる様子は、まるで桃源郷のようです。
屋久島シャクナゲや屋久島については、パーソナルエコツアーの青木高志さんのブログから、引用させて頂きました。
文面だけでも屋久島シャクナゲの絶景や、屋久島の事が充分伝わってきましたね
丁度、今頃が山一面にシャクナゲの花が、咲き乱れてる事でしょう
神秘の島、屋久島のシャクナゲを見に、いつか一度は行ってみたいですね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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