2024年3月9日に、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から、東京の宇宙事業会社「スペースワン」が、日本初の民間ロケットの、打ち上げを予定していましたが、打ち上げ直前にまさかの事態で、急遽延期になってしまいました!
本当に残念で、見学会場に集まってた見物客も落胆しました。
次回はロケット打ち上げは成功するのでしょうか?
今度こそ串本で、ロケットが見える場所はどこか調べて、絶対に見たいですよね
また打ち上がるのは、どの方角かも知りたいですね
串本では、有料見学場が2カ所設けられ、ロケット「カイロス」打ち上げを一目見ようと、見学場のチケット約5千枚は、すでに完売しておりました!
この日は見学者が2万人、車は8千台と想定され、対策をしないと国道42号線は大渋滞になると警備を強化していました。
この記事では「串本ロケット見える場所どこ?打ち上げ見学はどの方角か紹介」します。
目次
串本ロケット見える場所どこ?
明日上がる #串本ロケット このレプリカの1.2倍大きい 成功します様に pic.twitter.com/aAmWfho52z
— Dark Amanogawa Rampo 👹 (@AmanogawaRanpo) March 8, 2024
串本ロケット発射場は、和歌山県の串本町田原にあります。
見学場は田原海水浴場と、那智勝浦町の旧浦神小学校の2ケ所設けられていますが、いずれの見学場からも発射の瞬間は見えません。
旧浦神小学校(2013年廃校)から、スペースポートまでの距離は、大体2キロほど離れていてスペースポート紀伊の建物は何も見えません。
発射の数秒後、山ごしに空へ上昇するロケットが現れるそうです。
ロケット発射の瞬間は見れないので、プレミア見学場の大型画面で、発射の様子を放映する予定です。
串本で打ち上げが予定されているロケット「カイロス初号機」は、固体燃料を使い政府の小型衛星も搭載されていて、軌道投入に成功すれば、民間では初めての快挙となるでしょう。
ロケット発射から、約51分後に衛星を分離し、軌道に投入する見込みだそうです。
カイロスは小型ロケットで、全長約18メートル、重さ約23トン、直径約1.4メートルの3段式固体燃料ロケットです。
先端部に設置する「フェアリング」の中に、重さ150キロ以下の、人工衛星を入れて打ち上げられます。
串本ロケット打ち上げ見学はどの方角か紹介
オーー、
もしや ロケット初号機の先端か?
大興奮(*゚∀゚*)ムッハー撮影:道の駅くしもと橋杭岩
スマホにて#串本ロケット#スペースポート紀伊 pic.twitter.com/vYPfrdJeYk— サラヤ手動車 (@sarayajidosya) February 17, 2024
旧浦神小学校へのアクセス
那智勝浦町の旧浦神小学校までは、紀伊勝浦駅から徒歩約2分です。
旧浦神小学校には、カイロスの模型が設置されています。
旧浦神小学校からは、打ち上げ見学はどの方角がいいかと言うと、ロケットのモニュメントを背に、南西と西南西の間くらいの方角が注目ポイントです。
山の上から上空に、高くに上っていくのが見えるでしょうが、逆光になりますね
田原海水浴場へのアクセス
田原海水浴場までは、紀伊田原駅から徒歩約9分です。
田原海水浴場は、スペースポート紀伊の方角は、北北東になるので海に背を向けて立って、山の上を見るかたちになります。
カイロスロケットは、空高く上っていくので「潮岬より東側の海岸部なら、スペースポート紀伊の方角を見れば、どこからでも見えるでしょう
地元民なら近所の海もしくは高台に徒歩で行って、田原の方の山を見上げてれば、上空にロケットが現れるのを見学できるでしょう。
串本ロケット打ち上げ時間は?
和歌山県串本町での、ロケット「カイロス初号機」の打ち上げ時間は、2024年3月9日午前11時01分でした。
打ち上げ前の時間帯に、進入を制限していた海上警戒区域に、船舶が入ったことで発射延期になってしまいました。
次の発射予定日は13日以降だそうです。
カイロスロケット打ち上げ日は、見学場から前後1キロを駐停車禁止、その先2キロは駐車禁止となるので、見学場のチケットがある人は専用のバスで入ります。
見学場に行くのに、国道42号線は大渋滞になるので、田辺方面⇔新宮方面への移動は、国道311号へ迂回するのをおすすめします。
串本ロケット臨時列車が運行
カイロスロケット発射当日の国道42号線は、大渋滞が予想されるので、チケットで発射場を見学されるなら臨時列車がおすすめです。
JRは2024年3月9日は、紀勢線の紀伊田辺―新宮駅間で、臨時列車9本を運行を予定していました。
列車なら渋滞に巻き込まれる事もなく、定刻に現地に到着できるので安心ですよ
旧浦神小学校校庭にカイロス模型が展示
【串本ロケット応援水槽 展示スタート‼️】
打ちあげ成功祈願&応援!
館内トピックス水槽にロケットが登場🚀✨
星や宇宙にちなんだ生き物を12種70点ご観察いただけます! pic.twitter.com/IPk5yPiUHS— 串本海中公園センター (@KushimotoMP) February 10, 2024
カイロスの模型は、旧浦神小学校の校舎と、体育館の間に建てられています。
2023年秋に地元の勝浦ライオンズクラブが、結成60周年を記念して製作し、町に寄贈したものです。
モニュメントの大きさは、14.5メートルです。
カイロスは18メートルなので、やや小ぶりですがライトアップもできます。
まとめ
スペースワンは2018年7月に、キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行の、4社の共同出資で発足しました。
現時点では紀陽銀行、K4 Ventures、太陽グループ、三菱UFJ銀行、アズマハウス、オークワも同社に出資しています。
和歌山県は「スペースワン」へ32億円を無利子融資し、串本町も発射場用地(約15ヘクタール)の約7割を占める町有地を20年間無償貸与しました。
2019年3月に和歌山県の串本が、カイロスロケットの発射場の予定地に選ばれました。
和歌山県の串本町田原が、なぜカイロスロケットの発射場に選ばれたのでしょうか?
※ロケットの射場の条件
①「地元の理解と協力」
②「南側に陸地や島がない」
③「周囲に建物や人がいない」
④「工場からのアクセス性」の4条件が重要です。
和歌山県の串本町は、これらを満たしていたことから、射場予定地に選ばれました。
串本町田原は、南方と東方が海に開けており、ロケットの能力を最大限引き出す経路で、ロケットを飛ばすことができるのです。
カイロスロケットは、これまで色々な事で打ち上げは、4回も延期されてきましたが今回で延期は5回目になります。
次こそは絶対にロケットを打ち上げて欲しいですね
その時に備えて、串本でロケットが見える場所はどこなのか?
打ち上げ見学は、どの方角がいいのかもチェックしておきましょう
この記事では「串本ロケット見える場所どこ?打ち上げ見学はどの方角か紹介」しました。
和歌山県は、発射場がもたらす経済効果を、10年間で670億円と見込んでいます。
そして将来は、和歌山県内に宇宙産業の会社を、誘致することを目指しています。
そうなれば過疎の町にも人が集まり、産業が発展していく事でしょう
私のふるさとでもある、和歌山県の今後の発展を願っております。
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