紀伊半島・和歌山の景勝地は、枯れ木灘海岸や世界遺産に、登録された熊野古道が有名ですが、神秘的で美しい滝や渓谷も数多くあります。この記事では、和歌山の美しい滝めぐりと大渓谷・瀞峡の絶景をご紹介します。
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和歌山県の大渓谷・瀞峡
瀞峡は和歌山県、奈良県、三重県にまたがる大渓谷です。
荒々しく切り立った断崖と、深みのあるコバルトブルーの水の流れは、大自然の雄大さを感じさせてくれます。
「瀞峡」を満喫するために、ぜひ利用していただきたいのが「ウォータージェット船」です。
「瀞峡めぐりの里 熊野川」にある「川の駅 志古(しこ)乗船場」からは「瀞峡」を約2時間で巡る「ウォータージェット船」が出航しており、渓谷から「瀞峡」を楽しむことができます。
船の上から、奇岩や洞窟、断崖などを観賞する事ができますよ
所在地 〒647-1211 和歌山県新宮市熊野川町 日足
交通アクセス
(1)新宮駅からバスで30分(志古ウォータージェット船乗場)
その他情報 規模 :下瀞1.2キロ
お問い合わせ 0735-44-0331
ホームページ http://kumakou.co.jp/
「瀞峡」の詳細はこちら
七色ダム・七色峡
杉林に囲まれた七色ダムは、人工湖で、桜やツツジ・紅葉が季節の移ろいを美しく彩ります。
バスフィッシングにも最適で、例年多くの釣り客が訪れ、40センチ-50センチの大物を、釣りあげることも多数あります。
ダムのやや下流には、清洌な水をたたえる「七色峡」があり、その名の通り四季を通じて、川が七色に変化する様子は神秘的です。
その峡谷は、一切音のない静寂地です。
日々雑音の中で生活を送る現代人にとって、この静寂と吸い込まれそうな水の色は、まるで別世界に迷い込んだ様です。
所在地 〒647-1601 和歌山県東牟婁郡北山村七色
交通アクセス (1)熊野市駅からバスで40分
その他情報 規模 :延長1km
お問い合わせ 0735-49-2331
「七色峡」の詳細はこちら
奇絶狭
田辺市の会津川の上流にある渓谷、奇絶峡(きぜつきょう)は、春の新緑や桜、夏に涼を求める川や滝、秋には絶景の紅葉と、四季折々の渓谷美を見ることが出来ます。
又ユニークな形をした大小無数の奇岩が、いたるところに点在しており、滝見橋の先にある、不動の滝などの見どころがあります。
不動滝から登山道を進むと、巨大な一枚岩(高さ16m、幅22m)に刻まれた「磨崖三尊大石仏」が現れます。
画家・堂本印象の原画をもとに、描かれた石仏は見事です。
「奇絶峡」の紅葉の見ごろは、11月中旬~下旬です。
※奇絶峡基本情報
(バス)JR紀伊田辺駅から龍神バス(龍神線)で、『奇絶峡』下車すぐ(バスで約20分)。
(車)南紀田辺ICから車で約15分
南紀田辺IC→(南下約1km)→国道42号から一般道へ(龍神方面へ)降りる→秋津ランプで県道29号へ(龍神方面へ)→奇絶峡
百間山渓谷
田辺市熊野の山の深くに、滝や自然の緑、奇岩やつり橋といった見どころが溢れんばかりに点在する、百間山渓谷があります。
まだまだ知らない人も多い、このトレッキングコースは、全長3km、2時間半のコースという短い中にも、見どころいっぱいで、歩いていても飽きることがなく、険しい道でもないので、トレッキング初心者にもぴったりです。
また探検気分を、盛り上げてくれるのがつり橋です。
コース内には3か所つり橋がかかっていて、中には橋の定員が2人なんていうところもあります!
一歩進むたびに、足元が見える状態で、ゆらゆら揺れるつり橋の緊張感は、渡り終えるまで、どきどきはらはらの連続です。
百間山渓谷は、雨がよく降る紀伊山地にあるので、渓流の水量も豊かで、清涼感あふれる渓谷です。
百間山渓谷のトレッキングコースには、名称のついた滝が5つあり、落差の小さく、淵として名称の付いている、小規模な滝も4つあります。
梅太郎淵
「梅太郎淵」は巨大な岩の間を、水が豪快に飛び出して落ちていく、ワイルドで荒々しい滝です。
雨乞いの滝
「雨乞いの滝」はスタートから、60分ほどのところにある滝です。
高さは約10m、昔にここで神楽をあげ、雨乞いをしたことから、この名称がついてます。
滝から流れ落ちた水面は、静かに広がり神秘的な雰囲気を、醸し出しています。
犬落ちの滝
スタートから1時間半、トレッキングコースの最終目的地である「犬落ちの滝」は直下30mながら、どこか静けさをもって流れ落ちる美しい滝です。
エメラルドグリーンのとっても美しい滝ですね
滝の名称は、滝の背後が絶壁で、昔、猪追いに来た犬も猪もろとも、転がり落ちたということにより名づけられました。
こんな綺麗な滝のそばに行くと、魂が浄化される気がしますね
ゆっくりと流れる時間の中で、滝の音や小鳥のさえずりに、耳を傾けてみて下さいね
あなたも、これから迎える暑い夏の季節に、涼を求めて渓谷めぐりをしてみてはいかがでしょうか?
ただし逃げ場のない山で、不信者と遭遇すると怖いので、グループで行く事をお勧めします。
特に女性だけのトレッキングは要注意ですよ
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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