和歌山県南部、南紀勝浦温泉の「ホテル浦島」は、なんと巨大な自然洞窟が、そのまま天然温泉になっています。
ここは、太平洋の景色を堪能しながら、心ゆくまで温泉に浸かれる場所です。
この記事では、南紀勝浦・巨大洞窟温泉ホテル浦島からの、絶景をご紹介します。
極上の癒しを手に入れるJTB【くつろぎの温泉宿】
巨大洞窟温泉・ホテル浦島
総客室数 800室超
収容人数 3000人以上
関西一、全国屈指の超巨大温泉ホテルです。
「ホテル浦島」は4つの巨大なホテル棟から成り、カメの船が到着するのが「本館」山の上に見えるのが「山上館」です。
「本館」と「山上館」は、“スペース ウォーカー”と呼ばれるエスカレーターで結ばれています。

私も2年前に宿泊した時に乗りましたが、これがなんと全長154メートルととても長くて高くて、子供が喜びそうなエスカレーターです。
下を見ると少し怖かったです。
階段数で言えば、428段分に相当し、その巨大さがわかります。
エスカレーターの高低差は77メートルで、傾斜角度は30度。
「本館」から「山上館」へと向かうのに、6分近くもかかるという、とても大きなホテルが「ホテル浦島」なのです。
こんなに広いと迷子になりそうで不安でしたが、巨大なホテルであっても迷子にならないのは、床にラインが引いてて、この色の線をまっすぐ進めば「山上館」、この色の線は「日昇館」というように、わかりやすく色分けされているので迷うことがないのです。

ホテル浦島の宿泊プラン
●食べ放題プラン バイキングとホテル館内6カ所の温泉めぐり
●貸切り露天風呂割引プラン
●姫たびプラン (色浴衣無料貸し出し)
●イルカとふれあえるプラン
●日帰りプランなど、安くて楽しめるプランが実に多彩です。
リーズナブルに過ごせる「本館」「なぎさ館」「日昇館」に対し、山の上に建つ「山上館」が個室プランや料理が充実し、ワンランク上の特別な時間を過ごせます。
また、「安さ」「楽しさ」を求めるのであれば、食事なしの宿泊プランを選択し、ホテル館内にあるレストランや、南紀勝浦の街に出て、安くて新鮮なおいしい寿司を食べるのがおすすめですよ
ホテル浦島の温泉めぐり
ホテル浦島の最大の楽しみは、なんと言っても館内6カ所の「温泉めぐり」です。
「ホテル浦島」では、「忘帰洞」「玄武洞」の洞窟温泉のほかに、「遙峰の湯」「磯の湯」「ハマユウの湯」「滝の湯」といった温泉があり、朝5時から深夜0時まで湯めぐりを楽しむことができます
遙峰の湯

磯の湯

ハマユウの湯滝の湯
城崎温泉や草津温泉の“外湯めぐり”を、ホテルの中でやってしまうほどのスケールの大きさです。


洞窟温泉・忘帰洞(ぼうきどう)
中でも、おすすめの温泉は写真の「忘帰洞(ぼうきどう)」
大自然が作り出した巨大な洞窟(間口25メートル・奥行き50メートル・高さ15メートル)を、そのまま天然温泉にしたものなんです。
太平洋の荒波が洞窟に押し寄せ、爽やかな潮騒が心地よい響きとなって洞窟内を満たします。

自然味あふれる天然温泉は、お肌がツルツルになり、疲労回復の効果もあり、心の底からリラックスできますよ。
洞窟風呂は自然岩がむき出しになり、湯につかって天井を見上げると、神秘的な鍾乳洞を眺めているかのようです。
「忘帰洞」は、かつて紀州藩のお殿さまが、あまりにも心地よ過ぎて、「帰るのを忘れる」と絶賛したことから名づけられたものなんですよ。
確かに、居心地よすぎる温泉でした。
洞窟温泉をもっと、楽しみたい方におすすめなのが、「玄武洞(げんぶどう)」です。
こちらも自然が作り出した神秘的な洞窟温泉です。

「忘帰洞」ほどのスケールはないものの、巨大な岩の隙間に湧き出た温泉は神秘的で、身も心も安らぎます。
ダイナミックな岩肌と、まじかまで押し寄せる荒波と波しぶき。
湯に浸かりながら、切り立った断崖や、青く広い太平洋を望むことができます。
温泉に入った後のお食事がバイキングで、又格別でしたね~
マグロの解体ショーをしてるので、さばきたての新鮮なマグロを、好きなだけ食べれました。
孫達はかぶりつきで、解体ショーを見学してたので、その場でさばいたマグロの中落ちを、貰ったと大喜びしてました。
新鮮な魚介類や刺身が食べ放題で、本当に帰るのを忘れてしまいそうでした。
至福のひと時を過ごさせて頂き、もう一泊したい気分でした。
朝少しの時間でしたが、船着き場で魚釣りも出来て、孫達もまだ帰りたくないと大満足でした。
ホテル浦島へのアクセス
「ホテル浦島」の最寄り駅は、和歌山県のJR紀伊勝浦駅です。
新大阪から、「特急くろしお(オーシャンアロー)」で約3時間40分。名古屋からだと、特急列車ワイドビュー南紀で約4時間。
6両編成の3号車(普通車自由席)には、青く輝く太平洋と入り組んだ海外線を、ワイドな車窓で楽しめるフリースペースの、展望ラウンジが設置されています。
海側には足元にも窓がある一人掛けの座席が4席、山側には二人掛けのソファーが2組あり、長旅の気分転換に最適な空間になっています。

紀伊田辺駅より少し手前の、切目(きりめ)駅付近で右手車窓に、太平洋の青い海が顔を出し、さらに周参見(すさみ)駅を過ぎると、紀伊勝浦駅の手前まで、入り組んだ海岸線の岩場や、砂浜が織りなす景観が映し出されます。
JR紀伊勝浦駅から5分ほど歩くと、「ホテル浦島」の送迎乗船場(勝浦港)に着きます。
勝浦港を取り囲むように伸びた半島そのものが「ホテル浦島」の敷地です。
このため、船に乗ってホテルまで行くのですが、この送迎船が、なんとカメの船なんです。

カメに乗り、「浦島太郎」になった気分で、最高の温泉が楽しめる竜宮城へと向かいましょう。
※ホテル浦島の基本情報
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
TEL:0735-52-1011
紀伊勝浦駅[出口]から徒歩約14分
コロナが終息したら是非、絶景の紀州に行ってみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい。



