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植物

シクラメンがしおれた時の対処法と枯らさない為の管理の仕方

退院のお祝いに、高級シクラメンを頂いたのですが、鉢底に穴が開いてなくて、どうやって育てたらいいのかわからくて調べたら、底面給水という方法で育てる事がわかりました。

この記事では初心者でも、シクラメンを上手に育てられるポイントや、しおれた時の対処法をご紹介します。

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シクラメンがしおれた時の対処法

シクラメンは寒い時期に流通するのですが、寒さには弱く人が生活する場所では暑すぎるとなど、なかなか繊細なところがあります。

シクラメンは暑い場所が苦手

シクラメンがしおれる原因はいくつかありますが、一番は暑さです。

シクラメンの適した温度は10度前後で、人が生活する15度くらいに暖められた場所ではグッタリとしおれてしまいます。

なのでシクラメンの置き場所は必ず、リビングなどの場所ではなく、人にとって寒いくらいの場所にして下さい。(玄関や廊下などです。)

シクラメンは寒さにも弱い

シクラメンは、暑いところが苦手なのですが、冬の強い寒波によって、0度以下になるようなら、今度は寒さでしおれてしまいます。

霜に当たっても枯れます。

日頃は玄関など、涼しいところで管理しますが、寒くなって0度あたりまで下がるようなら、もう少し暖かい場所で管理します。

シクラメンがしおれる原因は水切れ

通常、冬は水遣りを控えるものです。
 
気温が低いので水の蒸発が遅く、水を春や夏のようにやると、水が腐ったり根が窒息して枯れてしまうものです。
 
でもシクラメンは冬もしっかりと生育する植物で、水を欲しがります。
流通しているシクラメンのほとんどが、底面給水という鉢底に水を溜める部分がついているので、この部分に水が絶えずあるようにしておけば水切れはありません。
 
原因が暑さであっても水切れであっても、対処方法は同じです。

①たっぷりと水をやる。(底面給水ではなくて、土から水をたっぷりとやる)
②しおれた花の茎を紐で束ねる。
③新聞紙などで、葉っぱごとグルリと巻き上げる。ダレた葉っぱを持ち上げるように。
④この状態で日陰に一日放置。

必ず直るわけではないですが、やってみる価値はあります。

シクラメンの価格

シクラメンは冬の女王といわれる鉢花です。

シクラメンは10月から、店頭販売が始まりますが、優良品が出回るのは11月の半ばからです。

12月はお歳暮で送ったり、もらったりするのがピークになるので、流通は12月がピークですね。

ちなみにクリスマス前になると需要が下がって、シクラメンの価格は急激に下がります

価格は1000位から、5000円以上のものありますが、おすすめは3000円前後です。

2000円と3000円では、見た目に違いが無いように思えますが、葉っぱの数と花の数がぜんぜん違います。

このバランスがもっともよいのが3000円です。

これが私が娘婿から、退院祝いに頂いた高級シクラメンです。 

花も葉もぎっしり詰まってて、土は全く見えないので、水やりは底面給水法ですね

大切なシクラメンを枯らしてはいけないと、毎日細心の注意を払い育ててます。

せっかく頂いたので、来年も咲かせようと考えてます。

ガーデンシクラメン

シクラメンの寒さに強いものを交配して作った品種で、霜にあたっても枯れないので、冬のガーデニングの定番です。

最近はお正月に、ガーデンシクラメンの寄せ植えをされてるお家も、よく見かけますが玄関に、こんな可愛いシクラメンがあると素敵ですよね

ミニシクラメン

シクラメンを小さく仕立てたもので、見た目がガーデンシクラメンと同じなのですが、霜に当たると枯れます。

こちらのミニシクラメンも、キッチンの窓辺に置くとアクセントになりますね

ガーデンシクラメンかミニシクラメンかの見分け方ですが、お店で売ってる花鉢には、厚紙のタグがついていますよね。

タグには花の品種や育て方が書かれています。

ガーデンシクラメンかミニシクラメンかは、このタグに書いてあります。

ガーデンシクラメンは、霜に当たっても枯れないことが、メリットであり、農家はガーデンには必ずガーデンシクラメンの「タグ」をつけます。

なのでタグが無ければ、ミニシクラメンであり、「霜に当たったら枯れる」と考えましょう。

シクラメンの花が長く続かない原因

シクラメンの花が、長く続かないという原因のひとつに、水やりも大きく関係します。

特に初心者の方は、普通の水やりはしない方がおすすめです。

底面給水という鉢の底から、水を吸わせる水やりの方が失敗しないです。

やり方は簡単で、給水器が付いている場合は、5-8割り程度の水量をキープしてください。

給水器のない鉢の場合は鉢皿にたっぷり、水を入れ吸わせたら少し吸い上げる時間を置き、残りの水を捨てるだけです。

上からあげるより簡単で失敗が少ないですよ。

ただたまには土に水をやってください。

土の中にある雑菌や排泄物や、ガスを水で押し流すためです。

そのときは花はもちろんですが、葉っぱや球根に水が当たらないように、水差しの先端を鉢の側面に当てて静かに水を注ぎます。

●窓辺など日当たりの良い場所で育てていると、陽のあたる方だけが茂るので、水やりのたびに向きを変えると均等に育って綺麗です。

シクラメンの肥料の与え方

肥料は固形と液体がありますが、簡単でおすすめなのが2000倍肥料を、水やりのたびに与える方法です。

固形肥料を与えたい場合は、1ヶ月に1度緩効性肥料を株元において下さい。

ただ鉢底給水だと、あまり固形はおすすめできないですね。

慣れた方で上から水やりをするという方は、こちらの固形肥料でも大丈夫でしょう。

初心者はそのまま使える、下記の液体肥料がおすすめですね

シクラメンの花がら摘み

開花期のお手入れ方法のひとつが、花がら摘みです。

咲き終わった花を取るというのは、他の植物でも同じですが、シクラメンは非常に茎が長く葉の下の方に根元があります。

途中からカットせずに、必ず花のついている茎の根元から、ねじりきって下さい。

途中までの茎を残すと、そこからカビが発生して、灰色かび病の原因となってしまうからです。

これは終わった花だけでなく、黄色や茶色に変色した葉にもおこないましょう。

これにより多少は株元への日当たりもよくなります。

開花期の手入れ・葉組み

もうひとつがシクラメンの、独特なお手入れなのですが、葉組みということをおこなうと良いです。

やり方は葉をできるだけ外側に、なるよう手で引いてあげるだけです。

これには葉が外側で花が中心に集まり、見た目がきれいになるのと、葉の位置を整えることで下に出てきているつぼみの、日当たりがよくなるという2つの効果が期待できます。

シクラメンの管理の仕方

シクラメンの置き場所

11月になると、霜が降りる地域がほとんどなので、室内で管理します。

室内は十五度以上にならない、できれば10度から12度の場所が最適です。

「人間が過ごすには寒いくらいの場所」がシクラメンにとっては、適切な環境です。

リビングなど昼間に人が生活する場所は、シクラメンにとっては「暑い」です。

暑いと葉っぱがクタっとなって枯れるので注意しましょう。

日当たり

明るい部屋か、窓越しに陽が当たるところで管理します。

日光を浴びれば葉っぱが増えます。

シクラメンは葉っぱの数だけ、花が咲きますので、ここでしっかりと日光を当てて、適切に肥料をやることで、花の数が全然違ってきます。

●窓の側が適していますが、出窓は外気に近いので、真夜中に氷点下に下がることがあります。最低気温がマイナス5度以下になるようなら、夜は部屋の中に移動させましょう。
●日当たりが悪いと、すぐに枯れることはありませんが、徐々に葉っぱが黄色くなって、葉っぱも無くなるし、つぼみも出ないので、今後、花も咲かないので、日光は必須です。
 
シクラメンは10度前後が理想で、5度以下になると寒さでぐったりし、20度だと暑さでぐったりします。
 
●店で売っているシクラメンを鑑賞する場合は多少、日光に当てなくても十分に株が育っているので花が咲きます。
 
日光は二の次にして、気温が適した場所を優先させましょう。

シクラメンは日光に当てる

シクラメンは最低でも1日3時間、日光に当てます。
 
できれば午前中の三時間が理想です。
 
日光に当てないとすぐには枯れなくても、茎がやたらとひょろ長くなったり、徐々に葉っぱが黄色くなり、弱ってきます。
 
それに日光が不足すると花が咲きません。
 
まとめ
 
●霜に当たると枯れるので戸外に置かない
●20度前後になるとしなびるので、昼間に人が生活しているような場所リビングはダメ。
●日光に当てた方がいいが、花が咲いている間は玄関や廊下など、涼しくて人が通る場所で鑑賞するようにしましょう
●日光に当てれば次が咲きます。
●3月以降、霜がおりないならば戸外で管理します。

これからクリスマスに向け、プレゼントにシクラメンを頂く方も多いでしょう
 
頂いた時は見事に咲き誇ってますが、そのまま鑑賞してるだけでは、日に日に枯れてしまいます。
大切なシクラメンを枯らさない様に、管理に気を付け綺麗なお花を長く楽しみましょう
 
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 
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miu
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