梅雨明けもまじかとなり、夏の花ブーゲンビリアの季節ですが、どんどん生育してるのに、花がつかずトゲだらけになってしまったとか、せっかく花がついたのに開花せずに、落ちてしまったとお悩みではありませんか?今回はブーゲンビリアの花が咲かない、蕾が落ちる時の対処法をご紹介します。
ブーゲンビリアの種類
ブーゲンビリアにはたくさんの品種がありますが、おおまかに分けるとグラブラ、スペクタビリス、バッティアナ、という3つの系統があります。
出典元:Plantia
サンデリアナという園芸品種がありますが、もっとも流通量が多いブーゲンビリアです。
出典元:engey net
この鉢植えのブーゲンビリアは、ブーケの様で花数が多くて、とっても綺麗ですね
沖縄では在来種とされており、他の品種に比べて耐寒性があります。
本州でも霜の降りない地域であれば、戸外で越冬することが可能です。
淡い色もいいですが、濃いめの色もはっきりして、いいですね
このブーゲンビリアの花は、よく見かけますね
花が咲かない 時の対処法
1.夜間も照明があたるところには置かない
ブーゲンビリアは短日植物の性質があるので、自然な明暗が必要です。
2.控えめの水やり追肥で花芽をつけさせます。
ブーゲンビリアは、水と肥料を与え過ぎると、葉は茂りますが、花芽をつけません。
出典元:専業主婦の日々の暮らし
なかば葉がしおれたくらいまで待って、たっぷり水やりをします。
肥料は控えめにあげましょう。
3.弱剪定で花芽をつける
花後の剪定前は、2週間くらい水やりを控え気味にします。
ブーゲンビリアの花後、伸びた枝先を2~3節切り戻してあげます。
こうすると、花芽がつきやすく、秋にもブーゲンビリアの花が長く楽しめます。
強剪定をする場合は、枝が横に平行に広がるように、間引き剪定し、樹形を整えます。
ブーゲンビリアの 蕾が落ちる原因は?
1.日照不足
ブーゲンビリアは日当たりの良い場所が大好きです。
そのため、日当たりの悪い場所で管理していると、せっかく咲いた花や蕾が落ちてしまうことがあります。
夏の間は土の温度が上がりすぎたり、葉焼けを起こすことがあるので、午前中いっぱい日の当たるような半日陰に移動するのが良いです。
それ以外の季節は基本的に日当たりの良い場所に置きます。
出典元:葉っぱの岬
2.環境変化によるストレス
もう1つの大きな理由のストレスですが、植物にとってのストレスは、環境の変化です。
特にブーゲンビリアは、環境の変化によるストレスを受けやすい植物です。
植物も人間と同じで、環境が変わるのはストレスなんですね
園芸店や栽培していた場所と自宅では、環境が大きく違うことがありますが、買って帰った後で、適切に栽培してあげることで、現在の環境に馴染み、一度は花を落としても、また花を咲かせてくれます。
出典元:Breez from Yokosuka
ストレスを与えない植え替えの仕方
植え替えをすることも、ストレスの原因になりますが、植え替えはやはり必要な作業ですね。
ストレスを与えない植え替えの仕方は、根鉢をほとんど崩さないことです。
根を触るのはかなりの、ストレスになるので、できる限り根鉢を崩さず、一回りか二回り大きい鉢に、植え替えるようにします。
また植え替え後に、適切な栽培をすることにより、再び花を咲かせます。
3. 根詰まり
日照不足やストレスではなく、葉も落ちてきている場合に、考えられるのは根詰まりです。
鉢の裏側を確認して、根が見えているようであれば、根詰まりです。
出典元:葉っぱの岬
ブーゲンビリアは根の生育が旺盛ですので、1年~2年に1回は植え替えが必要になります。
植え替える時は一回りか二回り大きい鉢に植え替えましょう。
ブーゲンビリアの植え替えは、本来4月~5月が適期なのですが、根詰まりしている状態なのであれば、9月頃でも植え替えは可能です。
花が咲かない原因は色々あるようなので、それぞれチェックして、原因を探り対処すれば、再び花を咲かせてくれますので、諦めないで下さいね
あなたのお庭の、ブーゲンビリアも、綺麗な花が、たくさん咲けばいいですね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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