ブーゲンビリアと言えば夏の花で、沖縄をイメージする方も多く、人気の高い花です。つる性植物なので、バラの様にアーチ型に、仕立ててるお宅も見かけます。私の姉の家のカーポートにも、毎年きれいなブーゲンビリアが咲き誇ってます。今日はブーゲンビリアの花を、たくさン咲かせるコツを調べてみました。
ブーゲンビリアはどんな花?
ブーゲンビリアは、中南米が原産国の植物です。

出典元:葉っぱの岬
温暖な地域が原産国のため、暑さには強いですが、寒さには弱い植物なんです。
寒さには弱い性質がありますが、日本でも霜が降りなければ、戸外でも越冬できます。
花の色は、赤やピンク・黄色・オレンジ・白・紫などさまざまで、カラフルな花色に反して、香りがほとんどないという特徴があります。
寒い中でも11月中旬まで開花する珍しい花木です。
開花時期は、4月から5月と10月から11月です。
夏場の暑い時期は、いったん花が休みますが、秋になると再び開花します。
ブーゲンビリアの育て方
※用土
土作りをする場合は、赤玉土の小粒を主体に、腐葉土:ピートモスを、7:2:1の割合で混ぜ合わせて作ります。
また市販の、草花用培養土でも可能です。
鉢植えにする場合は、根が荒いので主体になる、赤玉土には中玉を使うとよいでしょう。
※置き場所
ブーゲンビリアは、日光がよく当たる場所で、栽培しましょう。

夏の西日にも強く、照り葉なので葉焼けの、被害も少ないようです。
日陰では花が咲かない事が、多いようなので、鉢植えの場合は日の当たる場所で、冬季に室内に取り込みましょう
※植え付け時期
ブーゲンビリアの、植え付けに適している時期は、4月から6月です。

出典元:engey net
夏の暑さに強い特徴がありますが、夏の間に花芽をつけるためには、春の休眠明けにしっかりと、植え付けた方が、花が咲かないといった心配がなくなります。
※植え付け方法
地植えにする場合は、二回り大きな穴を掘って、土壌改良しておきます。
元肥を入れたら、根に直接当たらないようにしてから、ポット苗を取り出し、根鉢を崩さないようにして、植え付けます。
浅めに植え付けても、つるの重みで徐々に奥へと、めり込んでいくため、深植えしないように気をつけます。
つる性植物のため、植え付けた後は支柱を立てて、つるが絡まれるようにしておきましょう。
ブーゲンビリアの水やり
花を開花させるためには、日光と水がとても重要です。

出典元:花時間
ブーゲンビリアは、長期間にわたって夏場から残暑まで、花を咲かせるので、水やりが重要になってきます。
水やり方法は、夏場と冬場では違うので注意しましょう
①春の水やり
花を咲かせるためには、水やりが必要ですが、必要以上に与えてしまうと、葉茎だけが伸びて花が咲かないといった「徒長」が起こります。
冬の休眠期が明けてから、4月中旬までの間はたくさん茎が伸びるように、毎日しっかりと水やりを行いましょう。
4月の後半になって、暖かくなってくると、ブーゲンビリアに花芽をつける時期がやってきます。
②夏・秋の水やり
初夏に入る5月からは、ブーゲンビリアの花芽がつく頃です。

出典元:Breez from Yokosuka
この頃から長期間にわたって、花芽がいくつも付き続けるようになりますが、同じように水を与えてしまうと、徒長をおこして、花芽が成長しなくなってしまいます。
花が咲かないといったことがないように、水やりのタイミングで、開花を促進させましょう。
だいたい10月までが、花芽をつける時期なので、この期間はやや乾燥気味に、水やりを行います。
夏場は乾燥と熱さで、土壌が乾燥しやすいため、水やりはつるの先端の、葉のしおれ具合で様子を見ます。
土壌が乾いたころに、水やりを行うことで、根が下へ下へと成長し、花芽がつきやすくなります。
水やりが多すぎると、花芽ではなくとげに変わって、扱いにくくなるので注意して下さいね。
また、秋になってくると次第に、休眠期を迎えさせるために、水やりの頻度をさらに、極端に減らしていきます。
③冬の水やり
花の開花が終わった12月から、翌年の3月までは、ブーゲンビリアも、休眠期を迎えています。
秋の休眠期の前に、徐々に水やりの回数を減らし、耐寒性を少しでも高めるようにしておきましょう。
室内に取り込む場合も、同じように水やりを減らします。
水やりをし過ぎてしまうと、吸い込めなくなった根が、腐って枯れる原因にもなります。
冬の時期は、1週間に1回の水やりを、行えば大丈夫です。
朝晩はそのまま水が、霜になってしまうことがあるので、暖かい日中に水やりをしましょう。
ブーゲンビリアの肥料
長期間花を咲かせてくれる、ブーゲンビリアに追肥は必ず施しましょう
肥料は、開花時期の4月~11月まで行います。
特に夏場は、夏バテをおこしがちなので、肥料が途切れないように注意しましょう。
※与える肥料
夏バテ気味になってきた場合は、即効性のある液体肥料を、水で薄めて施すと効果的です。

出典元:楽天
元肥として一握りの、化成肥料を与えていますが、追肥も同じで緩効性化成肥料を、株もとに置き肥するとよいでしょう。
鉢植えでの栽培の場合は、肥料切れの心配があるので、置き肥ではなく油粕などを株もとの土に埋め込みます。
窒素多過になりすぎると、花が咲かないこともあるので、肥料の成分をカリウムメインにするとより効果的です。
また水と肥料の与えすぎで、枝や葉が伸びる際、咲かなかった花芽が変化して、とげになってしまいます。
液肥は使わず、乾燥気味に育てると、とげも少なくなるでしょう。
こうしてみると、ブーゲンビリアは、水やりと肥料の与え方が重要なんですね
初心者はまずは鉢植えから始めてみましょう
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
