明日からいよいよ9月で、秋野菜の種まきや苗の植え付けのシーズンです。でもまだまだ気温が高い日もあって、野菜の植え付けが難しい時期です。9月は昼と夜の温度差が大きいので、野菜の植え付けの時期がとても重要になってきます。そこで今回は人気の高い9月植えの野菜玉レタスの、植え付け時に注意するポイントをご紹介します。
玉レタスの特徴
9月から植える野菜は、秋雨の影響による病害の発生も多く、多湿を嫌う野菜が多いので注意しましょう。
玉レタスは水分が多いので、栄養価は高くないですが、 β-カロチン、ビタミンC、E、カルシウム、鉄、カリウム、食物繊維が、バランスよく含まれています。
葉の巻きが緩くて軽い方が、硬くなくて美味しい様です。
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料理に使う時は包丁で切ると、切り口が茶色くなるので、手でちぎる方が変色しにくいです。
玉レタスは冷涼な気候を好むので、春と夏に栽培出来ます。
初心者は気温が下がっていく秋植えがお勧めで、収穫期間が短く病害虫の心配が少ない、早生品種を選ぶと良いでしょう。
苗を購入する際は、本葉が4~5枚で葉の艶が良く、葉先が萎れていない元気なものを選ぶのがコツです。
夏秋どりは「サリナス」「フルトン」、冬どりは「サリナス」「グレイトレイクス」がお勧めです。
玉レタスの育て方のポイント
• 玉レタスの発芽適温は15~20℃前後、生育適温は15~20℃。涼しい気温を好みます。
• 玉レタスは連作不可。同じ場所に植える時は2年以上空けましょう。
• 栽培期間が短いため元肥を中心に育て、酸性土壌にならないよう苦土石灰で中和して育てます。
• 害虫を防ぐために防虫ネットを利用しましょう。
• 肥料不足だと結球しないことがあるので元肥をしっかりと施す。
元肥は市販の培養土1袋に対し、緩効性肥料をひとつかみ入れますが、培養土に肥料が入ってる場合は不要です。
プランターへの植え付け手順
プランターは 横幅20~40cmの小型タイプか、60~65cmぐらいの標準タイプのものを準備します
レタスはあまり深く根をはらないので、浅型のプランターでも栽培できます。
プランター栽培の土は、野菜用園芸土(培養土)が手軽でお勧めです。
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①プランター底には水はけを良くするために、赤玉土を底が見えない程度敷き詰めます。
②プランターの6分目まで培養土を入れ、ポットから出した苗をプランターに並べてから、苗の周りに土を入れるようにします。
植え付けた後はプランターをゆすり、土を落ち着かせ株元を軽く押さえておきましょう。
玉レタスは苗を深く植えすぎると、結球が大きくならないので注意しましょう。
プランター栽培での植え付けの間隔は、隣の株とは15㎝以上、露地栽培では25㎝以上は、はなして植え付けしましょう。
玉レタスの水やりのポイント
玉レタスの水やりは、苗が小さいうちは苗が倒れないように、ジョウロの水を手に受けて株と株の間に、水をかけるのが玉レタスを上手に育てるポイントです。
幼苗の時は少し多めに水やりし、結球する頃からは水やりは、土が乾いた時にのみ与えます。
玉レタスは水を与えすぎると、根腐病などの根が腐る病気に掛かりやすくなるので注意が必要です。
苗を植えてから2週間ほど(苗が根付くまで)はたっぷりと水を与えますが、それ以外は少し乾燥気味で育てると味の良い玉レタスが育ちます。
玉レタスの追肥の時期
玉レタスは他のレタスに比べると、生育期間が長いので元肥(堆肥か化成肥料)をしっかり与えて、必要に応じて追肥を行うことで大きな玉レタスを収穫できます。
秋植え栽培は元肥入りの培養土は、一ヶ月ぐらいは肥料なしのほうがいい様です。
育つのが遅いので初期は、肥料をそれほど求めていないとのことです。
追肥は苗を植えてから、葉が伸び始める2週間後ぐらいから2週間おきに、コンテナ全体に化成肥料を10g程度施してやりましょう。
特に結球が始まる頃は最も肥料を必要とする時期なので、この時期は忘れずに追肥を施しておきましょう。
どのタイミングで肥料を施すかで、結球するかしないかが左右されるので、追肥は本当に大切なんですね
コツさえつかめばプランターでも、玉レタスが収穫できるので、あなたも一度チャレンジしてみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。