玉レタスを育ててみたいけど、難易度が高そうで不安だと思われるなら、まずはリーフレタスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?玉レタスに比べると栄養価が高く、栽培期間が短く肥料もそれほど必要ないので、簡単に育てられます。今回はリーフレタスの育て方をご紹介します。
目次
リーフレタスの特徴
リーフレタスは、栽培が簡単な野菜で、栽培期間が短いので害虫や病気の被害にも、遭いにくく育てやすいレタスです。
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晩秋から春にかけてのプランター栽培では、リーフレタスは虫の被害がほぼないので、消毒しないで育てられます。
プランターなどでも簡単に育てられ、種まきしてから収穫まで2カ月と、野菜のなかでも栽培期間が短く、家庭菜園にぴったりです。
リーフレタスの栄養価
玉レタスに比べると栄養価が高く、β-カロテンの含有量はなんと、約10倍の緑黄色野菜です。
ふだん食べてる玉レタスより、こんなに高い栄養価があったなんて驚きですね
玉レタスはすぐに茶色くなってしまいますが、リーフレタスなら調理の手間もかからないのでお勧めです。
リーフレタスの育て方
リーフレタスの植え付けに適した時期は、3~4月もしくは9~10月ごろです。
種まきしてもいいですが、プランターで育てるなら苗は、2株あればいいので市販の苗を植え付けます。
幅65×奥行き20×深さ20㎝の標準サイズのプランターに、30㎝間隔で2株植えつけます。
リーフレタスを植え付ける際には、苗と苗との間隔をだいたい、20~30センチくらいあけましょう。
植え付けたリーフレタスが、しっかり根付いて安定するまで、日当たりのよい風通しのよいところで、管理しながら水やりを続けましょう。
リーフレタスの追肥
規定に薄めた液体肥料を1週間に1回与えます。
または化成肥料を植付け2~3週間後、更にその2週間後の2回、与えます。
夜間に光が当たると、日が長くなったと勘違いしてとう立ちしてしまいます。
とう立ちとは、花芽がついて花茎が伸びることで、葉が硬く、おいしくなくなってしまいます。
またプランター栽培では 夜間に外灯の光が当たる場所を避け、室内の光がもれないよう注意しましょう
もし光がもれるなら夜間だけ、段ボールなどをかぶせて遮光しましょう。
植物も人間と同じで、夜はゆっくり就寝させてあげましょう
リーフレタスの病害虫対策
リーフレタスの病気
灰色かび病が発生することがあります。
灰色かび病はかびを要因とする病気で、じめじめとした梅雨時期などに、発生しやすい病気です。
出典元:http://www.takii.co.jp/
リーフレタスに灰色かび病が発生すると、はじめに葉っぱや茎に小さく薄い、灰色の斑点があらわれます。
斑点は次第に大きく濃い灰色になり、株全体に広がっていきます。
放置しておくとリーフレタスが、枯れてしまい収穫して食べられる部分が減ってしまいます。
灰色かび病を見つけたら、病斑部を切り取ってすみやかに駆除しましょう。
秋植えは病気の発生も、比較的少ないので助かりますね
リーフレタスの害虫
リーフレタスには、アブラムシが発生することがあります。
アブラムシは春の暖かい時期から、発生しやすい害虫です。
アブラムシは、リーフレタスの葉っぱや茎に寄生して、リーフレタスの栄養分を吸い取ってしまいます。
アブラムシは群れになって発生することが多く、あっという間にリーフレタスを食べつくしてしまうので、アブラムシを見つけたらすぐに駆除しましょう。
せっかく育ってるのに、害虫にやられて全滅したら最悪ですね~
こんな事にならない様に、早目に植物に害のない薬剤で予防しておきましょう
リーフレタスの収穫時期のめやす
リーフレタスが、本葉10枚くらい、大きさ20~30センチくらいに、育った頃が収穫の適期です。
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リーフレタスは、一度に株ごと収穫しなくても、外の葉っぱから一枚ずつ使う分を収穫できます。
こうすると、外の葉を収穫したリーフレタスからは、新しい葉っぱが次々と生えて来るので、長い期間収穫出来ます。
茎が伸びたら収穫終了のサインで、最後にリーフレタスの中心部分の、葉っぱが伸びて茎があらわれます。
そして伸びた茎には花が咲きます。
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茎があらわれたら収穫終了のサインで、葉っぱが固くなってきたり、黄色く枯れてきたりします。
種を自家採取したい場合は、そのまま置いておきましょう。
リーフレタスは、茎の先に小さくて黄色い花を、咲かせたあとに種をつけます。
種はほっておくと、下に落ちてしまいますので、花が咲いたらストッキングなどを花の部分に、かぶせておくと確実です。
また防虫ネットは、収穫終了までかけておきます。
リーフレタスの連作障害
野菜を栽培する際に気に留めておくべきなのが連作障害です。
連作障害とは、2年以上同じ土壌で同じ野菜を育てていると、野菜に病害虫が発生しやすくなることです。
同じ野菜というのは、同じ科の野菜を指し、リーフレタスの場合、玉レタスなども同じ野菜にあたります。
プランターなどで育てる場合は、定期的に新しい培養土を使用しましょう。
いかがでしたか?
リーフレタスならベランダ菜園に最適ですので、あなたもぜひ一度チャレンジしてみて下さいね
自家製のリーフレタスがきっと、食卓に花を添えてくれるでしょう
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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