高齢になると健康診断で、高血圧だと診断される事が多くなります。
高血圧やがん予防にはコーヒーを飲む事で、効果が期待できると言われています。
なぜコーヒーを飲む事で、高血圧やがん予防することが出来るのでしょうか?
この記事では、コーヒーと高血圧の関係について詳しくお伝えします。
目次
コーヒーの効果・効能
コーヒーに含まれている「フェルラ酸」が、血管を柔らかく保ちます。
なのでコーヒーを毎日飲むと、血管が柔らかくなるのです。
またこの「フェルラ酸」はコレステロールを食べてくれる、マクロファージを元気にするため、コレステロールの処理能力も高まります(日大生物資源科学部 近藤春美さんの話)
その結果血管が健康に保たれ、心臓病リスクが減少するということです。
コーヒーと血圧の関係については、近年、大規模研究により、1日3〜6杯のコーヒーを毎日摂取することで、摂取していない人に比べて、高血圧リスクを低下できるという報告がなされました。
コーヒーに含まれている、コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)は、抗酸化作用により、酸化ストレスに繰り返し曝されてきた血管壁を修復し、高血圧を改善することが期待されています。
以前は、コーヒー摂取によって、カフェインが体内に取り込まれ、血中のアドレナリン濃度が上昇し、急性な血圧上昇が報告されていましたが、この血圧上昇は一時的なものであり、習慣的な摂取が高血圧の、リスクになることは考えにくいようです。
カフェインを習慣的に摂取する人はカフェインの耐性が付きます。
だからカフェインによる、血圧上昇を抑えることができます。
コーヒーの適切な摂取量は、カフェインの過剰摂取を避けるためにも、1日3杯程度が良いでしょう。
また、肥満が気になる方は、ミルクやお砂糖の量にも気をつけましょう。
高血圧の原因
加齢とともに血圧も高くなってきますが、私も今年の健康診断で医師から「血圧が少し高めなので毎日計測し、高い日が続く様なら薬を処方しましょう」と言われました。
少々心配でしたが薬を飲みだすと、一生飲まないといけないと聞いてたので、副作用の事も心配だったので、まずは血圧計を購入し毎日計測してみましたが、一時的に上がる日はありましたが、落ち着いて来たので出来るだけ運動をする様にし、コーヒーが効果があるとしったので、毎日コーヒーを飲む事にしました。
今の所、血圧は正常で薬は飲んでいません
これまで正常だった血圧がなぜ高くなるのでしょうか?
- 塩分の摂りすぎ
- 食べすぎによる肥満
- 運動不足
- アルコールの摂りすぎ
- 過剰なストレス
- 高齢化によるもの
- 遺伝的なもの
高血圧の原因として、塩分の摂りすぎや肥満、アルコールの摂りすぎです。
私の高血圧の原因は、高齢になった事や運動不足の様です。
高血圧の原因に心当たりがある人は、今すぐ改善しましょう
高血圧による症状
高血圧になってしまうと、一体どのような症状が出るのでしょうか?
- 強い頭痛
- 急な不安
- 息切れや動悸
- 鼻血
- めまい
- 肩こり
高血圧によって頭痛や息切れが起こりますが、多くの人は高血圧に気づいていません
また症状は出ていないからといって、安心してはいけません。
普段から健康的な生活を心がけ、高血圧を予防することが大切です。
高血圧の危険性
高血圧による症状が無自覚だからといって、危険性がないわけではありません。
血圧が高い状態が続くと、血管に強い圧力が加わります。
そして血管の壁が傷つき、血管の壁が厚く、硬くなっていきます。
これを動脈硬化と言います。
動脈硬化は私たちに様々な合併症を引き起こします。
以下に、動脈硬化によって起こる主な合併症を挙げます。
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- 慢性腎臓病
動脈硬化によって、脳や心臓、腎臓など臓器を中心に、様々な合併症を引き起こします。
高血圧によって合併症になると、死亡リスクが高まります。
私の主人も高血圧が原因で、動脈硬化と診断され、再検査するように言われてたのに、病院に行かず、48歳で脳出血で倒れ左半身麻痺が残りました。
現在71歳ですが、ずっと薬を飲み続けてるので、血圧も安定し再発もなく週2回のリハビリに通いながら、なんとか元気に過ごしております。
コーヒーを毎日飲んでるお陰かなと思います。
私も毎日食後にコーヒーを飲んでいるので、今の所血圧は安定しております。
コーヒーと高血圧の関係
以前「ためしてガッテン」という番組で、コーヒーと心臓病の死亡リスクの関係のグラフが紹介されていました。
それによれば、死亡率が最も下がったのは、毎日3~4杯のコーヒーを飲む人たちでした
では、コーヒーが高血圧のリスクを下げた、という結果を出した研究を紹介します。
高血圧の女性3万人を対象に12年間、習慣的にコーヒーを摂取してもらう、という研究を行いました。
研究の結果、コーヒーを摂取することで高血圧のリスクが下がる傾向にあるとわかりました。
また、コーヒーを摂取するグループと、摂取しないグループに分け、コーヒーと高血圧のリスクの関係を調べる研究を日本が行いました。
対象者は習慣的にアルコールを、摂取する20歳から79歳の男性です。
研究の結果、コーヒーを摂取したグループの方が、高血圧の人の割合が少ないことがわかりました。
コーヒーの摂取量
コーヒーを飲みすぎると、カフェインの過剰摂取になります。
高血圧のリスクを下げることができても、カフェインの過剰摂取による症状を引き起こしてしまいます。
コーヒーの量は、1日に3、4杯までを目安にしましょう。
ブラックコーヒーを飲む
ブラックコーヒーを飲める人は、ブラックコーヒーを飲むようにしましょう。
砂糖やミルクを加えて飲むと、糖分や脂質を摂取することになります。
そのため、砂糖やミルクを加えたコーヒーは、血圧の上昇を促してしまいます。
カフェインで高血圧のリスクを下げても、糖分や脂質で高血圧のリスクを上げてしまっては、元も子もありません。
可能ならドリップしたブラックコーヒーを、摂取するようにしましょう。
焙煎は浅めがオススメ
コーヒーポリフェノールは、収穫したままのコーヒー豆(生豆)に最も多く含まれています。
焙煎すればするほどその量は減ってしまうため、できるだけ多くポリフェノールを摂取したい人には、浅煎り豆を使用したコーヒー(アメリカンコーヒーなど)がおすすめです。
また、家庭用のインスタントコーヒーよりも、ドリップで抽出したコーヒーのほうがポリフェノールを多く摂取できます。
コーヒーとバナナ同時摂取で効果倍増
コーヒーとバナナを一緒に摂ることで、高血圧に対する効果が高まります。
コーヒーとバナナは、どちらにも血圧を下げる要素が含まれているからです。
それぞれに含まれる要素と効果についてご紹介します。
コーヒーの成分
コーヒーにはカフェインと、クロロゲン酸(ポリフェノールの1種)が含まれています。
カフェインには利尿作用があり、血液中の過剰な水分を排出し血圧を安定させます。
また、クロロゲン酸には抗酸化作用があり、血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えます。
バナナの成分
バナナにはカリウムと、GABA(ギャバ)が含まれています。
カリウムは過剰な塩分(ナトリウム)を排出し、高血圧を防ぐ効果があります。
また、GABAは血管の収縮を抑え、血圧を下げる効果があります。
コーヒーはがん予防にもなりますが、肝臓がんと子宮体がんの予防に効果が期待できます。
国立がん研究センターによる調査・研究によると、肝臓がんを抑える効果は「ほぼ確実」、子宮体がんを抑える効果は「可能性あり」と判定されています。
さらに、コーヒーには大腸がんも予防できるという研究結果があります。
がんについては、コーヒーを毎日飲むことで、発生リスクを抑えられる可能性があるので、あなたも今日から、毎日ドリップしたコーヒーを飲んで健康維持して下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。