食卓を彩る真っ赤なトマトは栄養価も高く、食欲をそそりますね
はじめての家庭菜園で、最初にチャレンジしたいのがプチトマトですが、赤く色づいてるのに、食べたら酸っぱくてがっかりした経験があります。
スーパーには色んな種類の、フルーツトマトが出回ってますが、どうしたらあんなに甘いトマトが出来るのでしょうか?
同じ作るなら甘くて美味しいトマトを、栽培したいので早速調べてみました。
トマトは地植えよりプランターの方が甘い
畑に比べてプランターのほうが、甘くておいしいトマトが出来るのがわかりました。
どうしてでしょう?
まずプランターのミニトマトは、限りある用土の中で生きています。
それに比べて畑(露地植え)は、好きなだけ根を広げて、水分や栄養を摂ることができます。
結果、楽に生きているから体の中が、水っぽくなってしまう、味がないということなんですね。
プランターのミニトマトは夏の朝などは、水遣りをすると昼にはもうその水では、足りないほどの乾き具合になってしまいます。
夕刻には萎れてしまうほどの、水分不足になってしまいます。
甘くておいしいミニトマトになるのには、その水分不足がよいのではないでしょうか?
トマトはストレスをかけると、甘味が増すといわれています。
この水分のバランスが、甘くておいしいミニトマトが、できる秘訣かと思います。
甘いフルーツトマト・アイコ
プチトマトの中で一番甘いトマトは「アイコ」という品種です。
「サカタのタネ」というタネ屋の会社が、2004年に開発した品種で、世に出てから比較的歴史の浅い、新しいトマトです。
トマトの中でも人気の高い品種となり、スーパーでは通年出回っております。
フルーツトマト・アイコの特徴
ラグビーボールのようなかわいらしい形が見た目の特徴です。
果肉は緻密でかっちりしといて、酸味が少なくて甘みの強いトマトで栽培がしやすいです。
トマトを甘くする方法
トマトは水分を少なくして栽培するとその分、実は小さく濃縮されるため糖度も上がり甘くなります。
しかし当然水分が少ないわけですから皮も固くなるのです。
それに対し水分が多いと実は大きく、味も薄くなり皮も薄くなります。
リン酸成分の肥料を中心に、元肥・追肥ともに与えるようにしましょう。
そうすることにより、養分が実の生長を助け、甘いトマトを作ることが可能になります。
アイコを上手く収穫するには
「土づくり」「わき芽かき」「追肥」がポイントです。
①土づくり
野菜栽培用の培養土に、有機質もしくは化成肥料の元肥を混ぜてから植え付けて下さい。
ハイポネックスジャパンから出ている【マグアンプK】がいいと思います。
②わき芽かき
葉の付け根から細く小さく出てくる、わき芽は1週間に1回ペースで取り除いてください。
取り方は手でつまみポキッと横に折れば簡単にに取れます。
わき芽を取ることにより、枝数が増えて使う栄養分が分散するのを防ぎます
③追肥
アイコは着果性といって一房に、実が付く量が多いので、水とともに栄養分も必要になります。
最初に元肥を土に混ぜて植え付けましたが、それもだんだんと不足してきますので、液体肥料を20日に1回ペースで与えるといいです。
実を大きくしたり甘くするには、こういった作業が大切で、肥料さえやればいいわけではないことを、覚えておきまししょう
わき芽かきや余分な芽を摘んだり、摘果(てきか)といって、実を間引いて少なくするなどの、作業をすることで選んだ果実に養分が集中して、大きくなったり甘くなるのです。
いかがでしたか?
なんだかんだと、することが多くて大変ですが、手を掛けた分だけ甘いトマトが食べれたら、収穫の喜びもひとしおでしょうから頑張りましょう
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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