関西の牡丹の名所と言えば、奈良の長谷寺が有名ですが、この他にも各地に牡丹のお勧めスポットがあります。
その中でも兵庫県の、隆国寺の牡丹や三田市の花の寺、永澤寺は牡丹も見事ですが、花菖蒲も圧巻ですのでご紹介します。
関西花の寺6番・隆国寺の牡丹
隆国寺は、山名四天王の一人、垣屋隆国の菩提寺として、開基されたと言われています。
このお寺の、牡丹園は天明の大飢饉の折に、寺が備蓄していたお米によって、助けられた人々によって作られたそうです。
但馬のぼたん寺として有名で、境内庭園に約70種1000株のぼたんが咲き乱れます。
これに先がけて咲く椿苑(見ごろ3月〜4月)も美しいです。
また、関西花の寺六番にもなっています。
お寺の周囲を囲むように庭園が設けられており、牡丹園もその一角にあります。
花の寺霊場は、見事な花の名所が多いですが、隆国寺の牡丹も例にもれず見事です。
やや阪神圏から遠いのも有って、落ち着いた佇まいが良いです。
交通アクセス (1)江原駅からバスで15分(市営バス三方線荒川下車〈土日祝日運休))
営業期間 8:00~17:00 拝観時間
料金 大人:200円
隆国寺の所在地は、兵庫県 豊岡市 日高町です。
豊岡の市街地からは、若干離れた場所では有りますが、北近畿豊岡自動車道を利用すれば、関西からでも十分、日帰り出来ます。
駐車場もお寺の前に用意されていますので、ゴールデンウイークの行楽にはもってこいです。
関西花の寺 第11番霊場 永澤寺
永澤寺は、摂津と丹波を結ぶ道をぐんぐんと上った、標高約550mの山あいにあります。
この寺の門前には、1万坪という広大なスケールの花の園があり、春から夏にかけては、まさに艶やかな花絵巻が繰り広げられます。
3月下旬から4月中旬は、園内最奥の山際に約2000株のミズバショウが咲きます。
その時期に、入口近くで大輪の鉢植えの、椿も約100鉢展示されています。
永澤寺は、関西花の寺 第11番霊場で、道路を挟んでお寺の向かい側が牡丹園、花菖蒲園となっています。
4月下旬から5月中旬は約2,500株のボタンが咲き誇り、冷涼なこの地はボタン栽培に適していると言われています。
直ぐ隣の敷地は、芝桜の名所花のじゅうたん会場です。
「永沢寺花しょうぶ園」の隣の「花のじゅうたん」に足をのばせば、ピンクや白のシバザクラで埋め尽くされ、名実共に花の絨毯です。
この花の園のメーンである花菖蒲は6月上旬から7月上旬です.。
一瞬、牡丹園はどこ?って思ってしまうほどですが、牡丹園もかなり充実していて、花菖蒲園、牡丹園ともに名所と言えるでしょう。
入って手前が花菖蒲園、山裾が牡丹園となっています。
牡丹は風雨に弱いので、牡丹園全体にビニールハウスが建てられています。
こうして丹精込めて牡丹を育ててるんですね
永澤寺へのアクセス
永澤寺は、兵庫県 三田市の山里に有り、距離的には、篠山からの方が近いぐらいですが、篠山からの道路(県道49号線)は道幅が狭く、大型車通行不可の道です。
自動車の運転に自信のない人は避けた方が良いでしょう。
三田側から入る道路は路線バスも通っているので、やや道幅が広く、多くの場所で二車線道路となっています(一部一車線です。
三田駅からバスで40分(母子・乙原バレイ行き、「永沢寺」バス停)
営業期間 無休
公開 8:00~日没
料金 大人:800円 高校生以上、中学生以下無料、 団体割引有
永澤寺は牡丹だけでなく、四季折々に色んなお花が、楽しめるお寺ですので、是非一度行ってみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。