インターネットバンキングは、スマートフォンやパソコンから、銀行口座の残高確認や振込などができます。
最近銀行業界では、インターネットバンキングの非利用者が、手数料や金利の面で不利になる事が起きている為、インターネットバンキングを、利用するのがおすすめです。
この記事では、インターネットバンキングの、メリット・デメリットや、便利なインターネットバンキングの始め方について解説します。
【金券ねっと】新規購入でクオ300円券プレゼント!
即日発送・あんしんのクレジット決済
目次
インターネットバンキングとは
自分のパソコンやスマホを使って、ネット上で銀行取引ができる銀行のサービスです。
預金や融資、証券取引などの銀行取引が、24時間365日自分のスマホやパソコンでできて非常に便利です。(一部の銀行取引やシステムメンテナンスの時間帯を除く)
インターネットバンキングのメリット
- 原則24時間365日スマホやPCで銀行取引ができる
- 銀行の店舗に足を運ぶ手間が省ける
- 証券口座の開設や証券取引もスマホでできる
- 各種銀行手数料が窓口やATMを利用する場合より安い
(振込手数料が窓口やATMより数百円安い、ATM手数料が無料になるなど) - 預金金利の優遇がある
例:楽天銀行の普通預金金利最大0.1%(メガバンクの10倍) 、定期預金金利が高く設定されているなど - ATM手数料が24時間365日無料になるケースがある
- 銀行発行クレジットカードの、年間手数料が優遇されるケースがある
- キャッシュカード不要、スマホでATM取引もできるケースがある
預金金利や手数料のメリットが大きいのも魅力ですが、わざわざATMや窓口まで出向かなくても自宅にいながら、振込が出来るのが最大のメリットですね~
インターネットバンキングのデメリット
ネット上での金融取引となるため、口座情報の漏洩やスマホなどの紛失による不正利用のリスクが、非常に高い点が最大のデメリットとなります。
その防止策としてログイン情報の、厳重な管理や定期的な変更、不正利用の定期チェックが必要となりますが、それがデメリットと言えるでしょう。
インターネットバンキングを始めるのに必要な物
スマホ、パソコン、タブレット
スマホなら携帯に便利なので、操作が簡単な銀行アプリがおすすめです。
自分で考えたIDやパスワード
口座開設の申し込みを行うと、銀行から初期IDや初期パスワードが届きます。
それらを使ってログインした後で、自分で考えたIDやパスワードに、変更する必要があります。
パスワードは英数字や記号を併用して、文字数を多くするのがおすすめです。
本人確認書類
銀行口座開設ではマイナンバーカード以外の、本人確認書類でもOKですが、証券口座開設においては、マイナンバーカードの用意が不可欠となります。
インターネットバンキングを始める手順
既存の銀行口座をインターネットバンキング口座に切り替える
口座番号やキャッシュカードは、そのまま使えますが通帳は廃止されます。
口座開設手続後に銀行から、セキュリティカードが郵送されます。
※セキュリティカードとは、口座所有者固有の記号が記されたカードのことです。
新規ログインや各種銀行取引に必要となる、重要なカードなので大事に保管しましょう。
インターネットバンキング口座を新規開設する
口座開設手続きが終わると、キャッシュカードとセキュリティカードが郵送されます。
インターネットバンキングの注意点
自分のスマホやPCを使用する
インターネットバンキングの利用には、自分のスマホや自宅PCなど、使用する端末を決めておきます。
ネットカフェやマンガ喫茶など、不特定多数の人が使うようなパソコンでは、絶対に利用しないようにしましょう。
ログアウトや電源を、消し忘れていたのを他人に見られたり、履歴をたどって不正ログインする人が現れる危険性があります。
また家族とパソコンを共有している人は、家族別にユーザーを分けておくと、間違いやいたずらを防げるためおすすめです。
自分にしか使えない環境に整えたうえで、インターネットバンキングを利用しましょう。
メールのリンク先は使わない
一見ネット銀行から届いたように見えるメールであっても、リンク先をクリックするのはやめましょう。
そのメールが銀行を装った、不正メールである危険性があるからです。
指示通りに入力していたら、詐欺相手に口座番号や暗証番号の、情報を送ってしまっていたという事態もありえます。
自分でネット銀行からメールが届くように、手続きした場合を除いて、必ず公式サイトのトップページからアクセスするようにしましょう。
インターネットバンキングは、「振込手数料が安い」「預金金利が高め」「時間や場所を気にせず短時間で取引できる」などのメリットがあります。
基本的には自分が今利用しているメインバンクや、振込先としてお金を預けている銀行のインターネットバンキングがおすすめです。
インターネット専用銀行、通常の銀行、ネット支店かにもよりサービス内容や特長に違いがあります。
銀行振込(窓口)とネットバンキング決済の違い
ネットショップ利用時の決済方式として、通常の銀行振込では、購入者は次のような流れで代金を支払います。
①商品を購入する際、支払い方法で「銀行振込」を選択。
②注文確定後、合計金額と振込先情報が記載された「注文確認メール」を受信。
③銀行の窓口もしくはATMへ行き、振込先情報に書かれた指定口座に、合計金額を振り込む。
これに対し、ネットバンキング決済では、ステップ2の注文確認メール受信後に、実際に銀行やATMに行く必要はなく、オンラインで代金を振り込むことができます。
購入者はオンラインで、自分の銀行のサイトにログインし、振込先と金額を入力し、振込手数料を支払い振り込みます。
実際には決済手段はどちらも同じ、銀行振込という扱いにはなりますが、振込方法が異なってくるわけです。
また、銀行窓口での支払いとの違いとして、振込手数料の差が挙げられます。
銀行窓口での対応業務が必要ない分、ネットバンキング決済は、振込手数料が安い傾向にあります。
例えば大手の銀行にてATMで、キャッシュカードを使った場合の振込手数料は、同銀行同一支店あてであれば無料、同銀行他支店あてであれば110円や220円、他銀行あてだと220円や440円といったケースが多いです。
これがインターネットバンキングだと、同銀行他支店あてでも無料の場合があり、他銀行でも100円程度安くなるケースや、条件を満たせば無料といったプランがあります。
ただし銀行により異なりますので、詳しくは各銀行のオフィシャルサイトをご確認ください。
これを知ったら同じ銀行振込でも、窓口ではなくネットバンキング決済を、利用する方が多くなるのは自然な流れでしょう。
ネットバンキングでの振込が可能になったことで、購入者はわざわざ銀行の窓口やATMに足を運ぶ必要がなく、ネットバンキングによるスムーズな決済を行えることで、利便性が格段に向上したと言えますね
セキュリティ面でのデメリットはあるものの、今後はインターネットバンキングの利用が増えていくことでしょう。
余談になりますが、先日ある方から記事執筆の依頼が来て、8記事納品したのですが、その方から夜に「依頼した記事の報酬を振込みました」とメールが来たので、ネットバンキングの事が気になり調べてみました。
わざわざ銀行に行かなくても、自宅のパソコンで振り込みが出来るなんて、こんな便利な事が出来るなら、私も早速始めようと思っております。
今回はネットバンキングについて解説しましたが、少しでもご理解頂けましたでしょうか?
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。