ここ数年、野菜不足解消や健康維持の為に、青汁を飲んでる方が増えています。
ひと昔前は青汁は飲みにくい、まずい飲料と言うイメージがありましたが、昨今はどこのメーカーも、子供でも飲みやすい美味しい青汁を販売し、競争が激化しております。
今回は青汁の効果や、原料になる大麦若葉や桑の葉の栄養素ついて調べてみました。
目次
大麦若葉とは?
大麦若葉とは、イネ科の植物である大麦の、若い葉の部分のことを指します。
大麦若葉は、まだ大麦が穂をつける前の、20~30cmに生育した新鮮な、若葉を収穫したものです。
大麦若葉に含まれる成分
大麦若葉には、葉緑素(クロロフィル)他、ビタミン、ミネラル、SOD(活性酸素分解酵素)が豊富に含まれています。
ビタミンCは、ほうれん草の30倍以上、βカロチンは6倍、カルシウムは10倍以上ふくまれています。
カリウムは16~18倍、他亜鉛、胴、マグネシウム、鉄が含まれています。
大麦若葉には、鉄分や、亜鉛、カルシウムなどが、バランスよく摂取できます。
また、豊富なビタミンが、身体を丈夫にしてくれると共に、身体を守る免疫力も高めてくれ、抗酸化作用のあるSOD酵素が豊富な食品です。
非常に豊富な栄養を含む大麦若葉は、コレステロールの、体内蓄積を抑制する効果、中性脂肪を減少させる効果で知られています。
こんな作用があるなんて、生活習慣病予防に最高の飲み物ですね~
大麦ベーターグルカンのパワー
大麦に含まれている大麦β-グルカンには、「糖質の吸収を抑える」という、凄い健康パワーがあります。
大麦β-グルカンは、水に溶けると水分を吸収して、ゼリー状に固まる性質があります。
ゼリー状態となった大麦β-グルカンは、胃の中にある食べ物を包み込んで、消化器官をゆっくり移動します。
そのため、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるので、血糖値の上昇を抑制してくれます。
と言う事は糖尿病の患者さんには、大麦若葉の青汁は最高の飲み物なんですね
桑の葉とは?
桑は落葉性の高木で、生糸を作る蚕が食べるエサとして、よく知られた存在です。
桑の葉には、豊富な栄養成分と抗肥満、抗糖尿病、不老などの効果・効能があります。
昔から漢方や民間薬として、ぜんそくや気管支炎、百日咳など気管や、肺の症状に有効とされ、最近では血圧を下げる作用もあります。
桑の葉の栄養成分は、青汁の成分で有名な、ケールと比較してその種類、量ともに優れています。
特に大麦やケールには含まれていない、デオキシノジリマイシンを、多く含んでいる桑には、糖代謝の改善やダイエットにも効果があるとされています。
また、桑の葉青汁は子供や、胎児の成長には欠かせない、栄養素である亜鉛やカルシウム、葉酸の含量も高く、鉄分も多いことから成長期の子供や、妊娠中の方にも望ましい健康飲料です。
桑の葉に含まれる成分
水溶性の食物繊維が豊富です。
カルシウムは明日葉の5倍、鉄分はケールの5倍、亜鉛はクレソンの3倍含まれています。
また糖の吸収を抑えるデオキシノジリマイシンや、血圧調整作用を発揮するガンマーアミノ酪酸、抗酸化、抗炎症作用成分のフラボノイドが豊富に含まれています。
カルシウムや鉄分が多いのは女性や高齢者には嬉しいですね
青汁の効果的な飲み方
朝に飲む
栄養をしっかりと取るのが目的なら、朝に飲むことをお勧めします。
人は寝ている間でもコップ1杯分の、汗をかくと言われています。
目覚めたばかりの体は、水分が不足している状態なので、起き抜けに青汁を飲むと、目覚めの効果もあります。
朝は飲みたくない方は、夜おやすみの前に飲むのも、朝スッキリ目覚め身体が軽いですよ
食事の前に飲む
ダイエットしているなら、食事の前に飲むことで、食欲を抑える効果も期待できます。
青汁は低カロリーなので、夜に飲んでもダイエットに、あまり影響しないのも魅力的です。
一食を青汁に置き換える
朝、昼、晩の食事のどれかを、青汁に置き換える方法です。
全体の摂取カロリー自体が、抑えられるので、ダイエットには効果的です。
2つの青汁を比較してみて、飲みやすくて美味しいのは、甘味のある大麦若葉です。
甘くない方がいいのなら、桑葉青汁の方ですね
それぞれ何の目的で飲むかによって、選べばいいと思います。
粉末青汁はお水に入れると味がないので、私はポカリに入れたり、牛乳に入れて飲んでますが便秘解消にいいですね
ちなみに私は、低血圧で朝が起きられなかったのと、貧血で子宮筋腫の手術が出来ず、困ってたのですが桑葉青汁を就寝前に飲むと、だるさが取れ朝の目覚めが良くなり、貧血も3ケ月で正常値に戻り、無事手術を受け元気になりましたので、この様な症状でお困りの方は、是非一度試飲してみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。