シャコバサボテンの花が咲かない原因は、いくつかありますが、早目に気が付き適切な対処をすれば、元気になり花芽が付きだし、綺麗な花を咲かせてくれます。今回はシャコバサボテンの葉が赤くなったり、しわしわになる原因と対処法をご紹介します。
シャコバサボテンの葉が赤くなる原因
根ぐされを起こすと通常は、葉先から赤くなり、徐々に全体に広まっていきます。
出典元:https://02memo.seesaa.net
葉がしなびて赤くなるのは根の障害の症状です。
※対処法
① 水のやりすぎに気をつけましょう。
②植え替えをします。
植え替え適期、3月下旬~5月上旬に植え替えを行います。
シャコバサボテンはよく根が張りますので、1~2年に一度は植え替えして根を整理し、古土を落とし新しい土で植え直さないと、根詰まりして元気がなくなります。
ただし、開花時期に植え替えをすると、花が咲かなくなるかもしれません
また、古い株は植え替えていても、段々元気がなくなってきますので、定期的に若い元気な枝を使って、挿し芽で更新した方が勢いを保てます。
シャコバサボテンの葉が黄色くなる
シャコバサボテンの葉が、日焼けした可能性があります。
出典元:http://kyonohana.sakura.ne.jp
※ 夏の直射日光にあたると、葉が焼けてしまい、 黒く変色することもあります。
特に今年の様な猛暑が続くと、暑さで株も弱ってしまい、水を吸い上げる力もなくなってしますよね
※対処法
① 夏は木漏れ日が当たる程度の、場所に移動させるか、日焼け防止の布などをかぶせます。
②春になったら切り戻しをします。
葉がしわしわになる
葉がしわしわになるほど、根腐れが進むと水分の吸収がされないため、水を与えても葉のしわが取れません。
出典元:http://bloogle.mamagoto.com
水やりが多くても根腐れしますが、根への酸素供給が出来ないほど、根詰まりし水が浸透しにくい場合も根腐れを引き起こします。
その根詰まりに気づかずにいると、根腐れにつながります。
水やりをした水がなかなか浸透しないのは、根詰まりしてると思えばいいんですね
※対処法
バケツの中に、シャコバサボテンを鉢ごと入れ、水を鉢の半分位まで入れて15分程置きます。
つけすぎると根腐れを起こすので、これを2日程行います。
根が正常ならば、腰水をしてから丸1日~2日で、しわが取れるはずです。
真夏の直射日光と、水分不足か根ぐされの原因の場合は、鉢から抜いて見て根が茶っぽくなっていたら、腐っているので、白い根だけ残し茶色い根を取り除いて植え替えます。
見極めは難しいですが、鉢底から根が出ていたり、水はけが明らかに悪くなったら、植え替えの時期ですね
「白花」が「赤花」に変化する
シャコバサボテンの白い花の品種は不安定で、色変わりしやすい性質があります。
※対処法
シャコバサボテンを快適な環境にして、少し過保護に育てます。
白花の品種は不安定なので、赤い花よりも少し過保護に育てると、白花を保つことが出来る様です。
出典元:https://plaza.rakuten.co.jp
蕾が出来てから、20度~25度くらいの温度の環境に置きます。
※ つぼみが出来る時期は、9月下旬~10月中旬くらいです。
強い直射日光には当てないようにします。
※ 光が強いと色がつきやすいので、明るい日陰程度がよいです。
日常の管理の仕方で、花の色まで変わってしまうなんて驚きました!
シャコバサボテンはそれほど、繊細な植物なんですね~
でも真っ白な花が、ピンクに染まるのも見てみたいですね
貴女のシャコバサボテンが、今年もいっぱい咲きます様に…
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい
「シャコバサボテンの蕾が落ちる原因とは?4つの対処法のポイント」
「シャコバサボテンの夏越しと冬越し・翌年花を咲かせる為にする事」