こんにちは、miuです。
皆さんは、お孫さんはおられますか?
街で小さい子供を見かけると、可愛いなあと思いますが、「もう一度、孫育てする?」と聞かれると、身震いしながら拒否します。それ程、孫育ては大変でした。
今、孫育てしてる方も、おそらく私と同じ心境だと思います。
今、孫ブルーと言う、孫育てが原因のストレスが、増えていると聞きましたが、貴女は大丈夫ですか?
孫育ての思い出
私は、娘がシングルマザーになり、当時3歳と4歳の男の子の世話を、13年間したのですが、仕事をしながらの、孫の世話はとても大変でした。
その当時は、まだ50代だったので出来ましたが、60代はもう無理です。
娘も頑張ってるんだから、私が支えてやらなければと思い、しんどい時は、孫育ても一生続くのじゃない後5、6年もすれば楽になるんだから、それまでそばにいてやろうと、自分に言い聞かせてましたが、なんせ年子の男の子はやんちゃで、本当に気の休まる日は、ありませんでした。
雨の日の出来事
ある雨の日の事です。8歳と9歳の孫2人が、どしゃぶりの雨の中、道路の真ん中でボール蹴りを始め、何度注意してもやめません。
これだけ降ると、車を運転してる人からは、子供達は見えません。
もし、子供達が車に引かれたら大変と、怒鳴るのですが子供達は、おもしろがってやめません。
「どうして、私の言う事を聞いてくれないの?」と情けなくなり、走って行って、泣きながら長男のほっぺを、平手打ちしました。孫は泣きもせず、固まってました。
後にも先にも私が、孫に手を上げたのは、これ1回でした。
小児ぜんそくを克服する
4歳の長男は、小児ぜんそくがあり、風邪を引くと発作が出ます。
小さいながらも、声がかすれて空咳が出だすと、呼吸が出来なくなり、苦しくなるのがわかるのか「ばあば声が出なくなって来た~」と泣きじゃくりながら、私にしがみついて来ます。
そうなると、娘に指示された様に、気管支拡張剤を貼り、薬を飲ませ、発作が落ち着くまで、抱いてやるか、おんぶするのですが、おでぶちゃんだったので重くて、私がダウンしそうでした。
その後、なんとか孫のぜんそくを治そうと、スイミングスクールに通うのですが、近くのスイミングスクールは空きがなく、やむなく隣町まで行ってたので、同じ保育園の友達がいないので、毎回ぐずり泣いてばかりで可愛そうになり、いっそ辞めさせようかと娘に相談すると、「ここで辞めたら、あの子のぜんそくは、一生治らないよ」この言葉に、心を鬼にしましたが、泣きながら先生に、手を引かれてプールに入り、ガラス越しに、外で見学してる私の方を見て、又大粒の涙を流す姿を見てるのが辛くて、いつも車の中に姿を隠し、終わるのを待ってました。
2人連れて行ってたのですが、次男は水泳は習ってなかったので、その間このやんちゃ坊主の、子守も大変でした。
その甲斐あって、2年位スイミングスクールに通い、ぜんそくの発作もおさまり、お蔭で小学3年生の頃には、倉敷市の小学校選抜の水泳大会があり、代表で出場する程クロールが、うまくなりました。
ゲームセンター置き去り事件
7歳の次男は、とにかく手の掛かる子で、自分の思い通りにならないと、ふてて何処かへ行ってしまうので、いつも探すのに一苦労します。
この日も、ゲームセンターで、帰る時間が来ても帰ろうとせず、又いつものごとく姿をくらまし、やっと見つけたら又逃げるので、このまましたい放題させてたら、わがままが直らないので、「本当に置いて帰るからね」と長男を車に乗せ発進しようとしたら、又逃げるので、少しは辛い思いをさせないと駄目だと思い、そのまま家に帰り、気になりながら夕食の支度にかかった。
日も暮れてすっかり夜になり、居ても立ってもいられなくなり、迎えに行ったけど、ゲームセンターには、孫の姿はなく、もしかして遠いのに歩いて帰ったのでは?と思うと不安がよぎりました。
閉店の、蛍の光の音楽が、よけいに気持ちを焦らせます。
スーパーの広い店内を、必死で走り探し回り、ようやくとぼとぼと、泣きそうになりながら歩いてる姿を、見つけた時は、ほっとして思わず涙がこぼれました。
それ以来、孫はよほどこりたのか、勝手な行動を取る事は、なくなりました。
時には、厳しい躾も必要ですが、自分の子供でないので、何かあったら、取り返しのつかない事になったと深く反省致しました。
孫にも、随分辛い思いをさせてしまい、可愛そうな事をしました。
先日も、山に置き去りにされた男の子が、何日振りかで発見された、事件がありましたよね
じいじの愛のむち
中学生の頃は、2人の兄弟げんかが激しくて、とても私では、仲裁に入れませんでした。
ある日、2人がカードゲームをしてて、負けた次男が腹を立て、兄の大切にしてる、遊戯王のレアカードを破り、それに怒った兄と、取っ組み合いの大喧嘩になり、弟が逆切れして兄の自転車を、庭に置いてたくわでたたきこわしだした!!
私はもう怖くて「やめて!お願いだからやめて!」と叫んでました。
その騒ぎを聞きつけ、じいじがやって来て、逆上してる次男の頬を、ぶん殴ったんです!
いつも優しいじいじの行動に、私も驚きましたが、孫達も唖然としてました。
次男は、その後お風呂場にこもり、泣き続けてましたが、それ以来暴力を振るう事は、なくなりました。
後に、孫から聞いた話ですが、左半身まひがあり、びっこを引いているじいじが、まさかあんなパンチが出来るとは思わなかったので、怖かった様です
あのまま放置してたら、家庭内暴力に発展してたと思うと、父親の役割も大切だと痛感しました。
孫達よありがとう
ある日玄関が、開いたと思ったら、ばたばたと走り去る、小さな足音がしたので、行ってみると、一輪のカーネーションが置いてあり、たどたどしい字で、ありがとうと書いたメモがありました。
きっとお小遣いで買ったんでしょう、今日は母の日でした。
嬉しくて胸が熱くなる出来事でした。
こうして、大変だった私の、13年間の孫育てもようやく終わり、少しは自分の時間が持てる様になり、こうしてブログを書いてます。
2人の孫達も、今は高校生になり、もう私の手から、離れて行ってしまい、少し淋しく孫育てで奮闘したあの頃が懐かしいです。
今、孫育てをしてる方は、本当に大変だといますが、孫に恵まれた事に感謝して、孫ブルーにならない様に、適度に息抜きしながら、お孫さんと共に歩んで下さい。
きっといい事がありますから!
今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
