こんばんはmiuです。
先日は登山家の、栗城史多さんが、エベレストで命を落とされた、ニュースを見ましたが、冬になると山での、遭難のニュースを、よく聞き全国の遭難者や、行方不明者が後を絶ちませんね
実は私も最近知ったのですが、群馬県にある谷川岳が、世界で一番死者の数が多いそうです。
「遭難死者が世界一多い山」として、昭和6年からギネスに認定された、2005年(平成17年)までに、なんと781名の死者が出ているということなんです。
本当に怖い山ですね 魔の山とか人食い山と呼ばれています。
今日は、そんな谷川岳について調べてみました。
谷川岳はどこにあるの?
谷川岳は、群馬県と新潟県の、県境に位置してます。
富士山は、3700メートルありますが、谷川岳はそれよりも、ぐっと低い2000メートル足らずの山です。
ちなみに、世界一高い山はエベレストで、8000メートル級です。
ではなぜ、それほど高い山じゃないのに、どうして死者が多いのでしょうか?
それは、太平洋側と日本海側との、分かつ中央分水嶺に属する山で、急峻な地形と目まぐるしく変化する天候により、遭難者の数が郡を抜いて多い山で、谷川岳の北西側は日本海気候に属しており、世界でも有数の豪雪地帯として知られています。
また、一ノ倉沢を中心とした岩壁が、かつてロッククライミングの、メッカだった為でもあります。
人は、危険を伴うのも覚悟で、命がけで自分の限界に、挑戦したいものなんでしょうか?
山頂へはロープウエィで行く
登山に魅せられた人達は、危険もかえりみず山の頂きを目指し、再度チャレンジし続けるのですね
谷川岳が、魔の山だったのは昔の話で、現代では標高1,319m地点の天神平まで、ロープウェイで行くことが出来るため、比較的簡単に登ることが出来ます。
これを使えば、山頂までの標高差は600メートル程度しかなく、比較的に簡単に山頂に立つことができます。
また、谷川岳は非常に厳しい気象条件下にある山で、標高2,000メートルに満たないにも拘らず、稜線には3,000メートル級の山に匹敵するような、高山植物が広がっています。
一の倉沢ハイキングと高山植物
谷川岳は、新幹線を使えば首都圏からのアクセスも良好で、数多くの登山者が訪れる、非常に人気の高い山です。
日本国内の代表的な山々を紹介した、日本百名山に取り上げられた名峰です。
夏でも雪渓が残る、一の倉沢やロープウェイと、リフトで登って眺める美しい風景は、見応えがあります。
一の倉沢から見える岩壁は、剣岳、穂高岳と並んで日本三大岩壁と言われ、ロッククライマーの憧れとなっていてまさに絶景です。
また、天神峠展望台から先の尾根づたいの道は、天神尾根と呼ばれ、谷川岳連峰を望みながら歩ける眺めは、素晴らしい場所です。
そこから先は、登山道になるので、軽装では行けませんが、標高1500メートルの天神峠付近では、様々な高山植物を見る事が出来ます。
また近隣には、水上温泉郷もあり、のんびり過ごす事も出来ます。
これから、夏山シーズンを迎えますので、くれぐれも登山には、気をつけて、絶景を楽しんで来て下さい。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。