イヌサフラン(コルチカム)の球根の毒性と分球での花の増やし方

毎年秋になると、ご近所のお宅の玄関に、イヌサフランが咲いてるのを見ます。ピンクのとても綺麗な花なんですが、この花には毒があるんですよね、今回はイヌサフランの毒性や、栽培時の注意点を調べてみました。

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イヌサフランってどんな花?

コルチカムは別名イヌサフランと言って、球根植物のなかでも手間のかからず、植えっぱなしでも数年、花を咲かせてくれます。

チューリップに似た球根で、春に球根から数枚の葉を伸ばし、夏には枯れてしまいます。

花は秋10月頃、球根から1~数本の花柄を伸ばして、サフランに似たピンク色、紅色、紫色などの花をつけます。

出典元:http://www.teych.com

またワンシーズンであれば、土に植えなくてもお皿などに、そのまま球根を置いておけば開花します。

空中栽培で花が咲くなんて、凄い生命力ですね~

秋咲き品種が多いのですが、なかには春咲きもあります。

イヌサフランの球根の毒性

イヌサフランの球根や葉っぱには毒性があります。

出典元:https://www.pref.miyagi.jp

春の山菜として人気のある「行者ニンニク」とよく似ていて、間違えて食べた事故が報告されています。

10年間で4人の死亡例が報告されています。

イヌサフランには、コルヒチンというアルカロイド系の毒性があります。

摂取すると、強烈な消化器症状に伴う、高度脱水と電解質異常が出現し、重症例では幻覚・意識障害などが起こり呼吸困難におちいり死に至ります。

イヌサフランは土に植えなくても、お皿にそのまま球根を置いてても花が咲くので、幼い子供が手にする危険性があります。

 

出典元:https://www.tba.or.jp

また飼い犬が土の中の球根を、掘り起こして食べた結果、血を吐いて死んでしまったという例もあります。

この様にイヌサフランの毒性は強いので、十分気を付けて下さい。

イヌサフランの育て方

イヌサフランは、秋に綺麗な花が咲くユリ科の植物で、日当たりのよい場所を好みます。

出典元:https://www.clovergarden.biz/bulbs/info/colchircum

球根に蓄えられた栄養分だけで、花を咲かせるパワーを持っているので、多少日当たりが悪くとも花が咲きますが、それは一年だけで、その次の年も花を咲かせたいなら、日当たりをよくして球根に、栄養を蓄えられるようにしてあげましょう。

耐寒性、耐暑性があり、夏の暑い時期も冬の寒い時期も、あまり気にせず植えておけます。

ただし、冬に土が凍ってしまうような地域では、地植えより鉢植えにして冬は暖かい場所に移動しましょう

やむなく地植えにする場合は、冬になる前に落ち葉などを敷いて、霜よけや寒さ対策をしてあげましょう。

土選び

市販の草花用培養土や、小粒の赤玉土に川砂を2割くらい混ぜて、水はけをよくするといいです。

また、ややアルカリ性の土壌を好みますので、球根を植え付ける2週間くらい前までに、土に苦土石灰を少し混ぜてアルカリ性にしておきましょう。

肥料

元肥として、はじめに球根を植え付ける時に、穏効性の固形肥料やたい肥を混ぜ込んでおきましょう。

その後の追肥は、春から秋の時期かけて同じ固形肥料か、液体肥料を与えます。

固形肥料の場合は、1カ月に1回くらいで液体肥料の場合は、2週間に1回くらいの割合で与えます。

また冬のあいだは肥料を控えましょう。

水やり

水を好む植物ですが、与えすぎて多湿になるのは禁物です。

鉢植えの場合、鉢皿に水が溜まったままにしておくと、球根を傷めてしまいます。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。

春咲き、秋咲き品種により、成長時期が多少異なりますが、地上部分の葉っぱが枯れている時期は、水やりの頻度を少な目にしましょう

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イヌサフランの植え付け

8~9月ごろの夏から秋にかけて行います。

かたまりになっている球根を、手でひとつずつばらばらにし植え付けましょう

球根は地表すれすれに、ごく浅めに植え付けます。

イヌサフランの植え替え

植え替えは、植え付けと同じく8~9月ごろに行うか、もしくは4~5月ごろに行いましょう。

土から球根を掘り起こして、これまでより大きな鉢に植え替え、たっぷりと水を与えましょう。

植え替えた株が根付いたら、水やりを少し控えましょう。

植え替の時に分球してもよいでしょう。

コルチカムは、土の中でどんどん分球していくので鉢植えの場合は定期的に植え替えを行います。

成長した根っこや球根が、ぎゅうぎゅう詰めになり、根づまりを起こすと、球根にうまく栄養を取り込めなくなり生育がストップしてしまうので、植え替えが必要なんです。

分球による増やし方

球根を土から掘り起こす時期は春、葉っぱが黄色く枯れてきた頃を目安とし、球根を傷つけない様に土から掘り起こしましょう。

掘り起こした球根は風通しがよく、直射日光の当たらない場所で保管しておきます。

分球による増やし方は、2~3年に一度の割合で行います。

あまり頻繁に掘り起こすと、分球していなくて、株を弱らせることになりますので注意しましょう。

暖地では植えっぱなしでもいいので、手間いらずで初心者にお勧めの花ですね

でも地植えで毎年咲かせる為には、水やりと追肥だけは忘れないで下さいね

イヌサフランが密集して咲いてるのは、とても綺麗なので是非植えてみて下さい。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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