チョコレートコスモスの野生の原種は、絶滅してしまいましたが、改良品種が多く出て来てますね、ほのかにチョコレートの香りがして、ビロードの様な花びらが特徴です。鉢植えでは株元が寂しいので、他の花との寄せ植えをお勧めします。寄せ植えに適した花を探してみましたので、参考になさって下さいね。
目次
チョコレートコスモスの特徴
チョコレートコスモスというのは一般的な一年草のコスモスと異なり、植えっぱなしで越冬のできる多年草なんです。

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冬に地上部は枯れてしまっても、球根植物のように地下部が残って、春になると新芽が出てきます。
ポット苗の姿のままで越冬しても、ちゃんと新芽が出てくるのですから、とても丈夫なんです。
ただ、普通のチョコレートコスモスは、暑さにもちょっと弱めなので、暖地の暑い夏を乗り切って春から秋まで咲かせるのは厳しいんです。
初心者にはなんだか難易度が高そうですね
チョコレートコスモス・チョカモカの特徴
チョコレートコスモスの、改良品種のチョカモカは暑さに強く、春から晩秋までの長期開花性で、その上分枝性が良く多花性に改良されたんです。
ガーデニング愛好家にとっては、まさに理想の花ですよね~
咲き始めは特にダークなチョコレートのような色で、咲き進むと華やかな色に変わるので2度楽しめますね
開花時期が長いので、初夏~秋まで咲く花と一緒に植えるといいでしょう。
苗の値段は、普通のコスモスがだいたい150~250円くらいですが、チョコレートコスモスは、9㎝ポット苗で、400~600円で販売されていますから少し高価ですね
高値ですがそれだけの価値のある花なんでしょう
チョコレートコスモスの寄せ植えに合う花は、生育環境が似ているものを選ぶと、管理がしやすくなります。
株元に植えるには「ジニア」や「ヒューケラ」などが相性がよいでしょう。

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チョコレートコスモスの切り戻し後の管理
チョコレートコスモスの苗の植え付けは5~8月に行います。

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鉢植えは6号以上の大きめの鉢を選びましょう
鉢植えは花が終わって、切り戻しをしたら室内で管理しましょう。
暖房が効き過ぎず、根が凍らない気温で管理して下さい。
チョコレートコスモスの地植えでの育て方
夏に日当たりが強すぎる場合は、遮光ネットなどを利用して、直射日光が当たらないようにすることが大切です。
冬は根の凍結対策が必要になります。
暑さ寒さに充分、気をつけなければ育たないのですね。
花が咲かない原因と対策
日当たりが悪い
チョコレートコスモスはとても日光を好む植物です。
植えつけた場所の日当たりが悪くないですか?
日当たりが悪い場所に植えると、花を咲かせなかったり、蕾もつかなくなったり、蕾がついても開かずに、
そのまま枯れてしまったり、茎が徒長して倒れやすくなります。
また風通しが悪い場所でも、蒸れて株が傷みます。
風通しがよく日当たりの良い場所で育てるようにしてみましょう。
植えて間もないということであれば、まだ株がその場所に、慣れていないという可能性もありますね
肥料の与え過ぎ
市販の培養土を使ったのであれば、肥料が入ってるので、すぐに追肥する必要はありません。
肥料をたくさんあげすぎてませんか?
肥料過多になると花数が少なくなりますので、肥料は一時ストップしてみましょう
様子を見て、花後の切り戻しのタイミングで、緩効性肥料(効き目がゆっくりなもの)を与えましょう
害虫が原因
害虫が原因のこともあるので、薬剤を散布してみましょう
チョコレートコスモスの、花が咲かない原因は色々考えられますので、心当たりがあるものから対処し、綺麗な花を咲かせましょう
チョコレートコスモスと、寄せ植えの花が一斉に咲けば、きっときれいでしょうね
その為にも日々の管理が大切ですね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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