チョコレートコスモスの種類と育て方・切り戻しの時期や増やし方

秋風が吹く頃はコスモスが見頃となりますが、あなたはチョコレートの香りがする、チョコレートコスモスを見た事はありますか?とてもシックな色で、野生の原種は絶滅したともいわれる珍しいコスモスです。今日は絶滅危惧種のチョコレートコスモスについて調べてみました。

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チョコレートコスモスってどんな花?

チョコレートコスモスは、草丈は50cm程度の多年草で、ほのかなチョコレートのような、甘い香りを持つ特徴から「チョコレートコスモス」と名付けられました。

出典元:https://kazesanpo.com

普通のコスモスよりも、寒さに弱いという特徴があります。

日当たりと風通しの良い所で管理しましょう。

風通しが悪く、蒸れてしまうと、花付きが悪くなったり、うどん粉病になりやすくなります。

夏の暑さには弱いので、鉢植えで育てている場合は、夏だけ半日陰に移動した方がよいでしょう。

チョコレートコスモスは、日照時間が足りないと、花付きが悪くなります。

ピンクのお馴染みのコスモスも可憐ですが、このシックなチョコレートコスモスも素敵ですね

チョコレートコスモスの品種

アトロサンギネウス

香りが他に比べ強い品種です。

花の色はチョコレートコスモスの中では、最も黒に近いといわれています。

出典元:http://familiarsight.cocolog-nifty.com

高温多湿に弱いため、夏を越すなら高冷地での栽培が必要です。

栽培中はうどんこ病に注意してください。

ノエル・ルージュ

深みのある赤色の花を咲かせる、キバナコスモスとの交配種です。

出典元:https://twitter.com

高温に強く耐寒性があるため、比較的育てやすいといわれています。

マイナス5度程度までなら冬越しが可能です。

キャラメル・チョコレート

キャラメルのような褐色がかった、オレンジ色の花を咲かせる、キバナコスモスとの交配種です。

出典元:https://greensnap.jp

春から秋にたくさんの花を咲かせます。

翌年も花を咲かせることは難しいですが、花茎が固いので切り花に向いています。

活けるときは、葉が水に浸ると、水が汚れやすくなるので、浸らないように下葉は、あらかじめ取り除いておくことがポイントです。

ショコラ

深みのあるボルドーレッドの花を咲かせ、春から秋まで花を咲かせる品種です。

出典元:https://kazesanpo.com

香りはあまり強くありません。

暑さや寒さに強く育てやすいです。

ストロベリーチョコレート

花がやや大きく、春から夏は鮮やかな赤、秋は黒紅色や赤紫色の花を咲かせます。

出典元:https://horti.jp/661

花持ちがよいので、切り花に適しています。

カスミソウなど白い花と一緒に、生けるとよくあいそうですね

本来は宿根草なのですが、キバナコスモスの性格が強いため、翌年も花を咲かせるのは難しい品種です。

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チョコレートコスモスの育て方

土は「花の土」にピートモスと堆肥を混ぜ、水はけのため軽石を加えておくとよいでしょう。

鉢植えの手順

1. 鉢の底へ鉢底石をしいて土を入れます。
2. 土を1/3ほど入れた後、苗を逆さまにして少ポッドから取り出します。
3. 根の周りの土を手でほぐしたら鉢の中心に苗を置きます。
4. 苗の周りを土で埋めます。
5. 水やりをして苗を土に固定します。
6. 夏の直射日光と、冬の寒い窓辺をさけて風通しのよい場所で管理します。

 水やりの仕方

水やりは春から秋の生育期は、土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。

冬の休眠期は土の表面が乾いて、2~3日した後で水やりをすれば十分です。

私も、土が乾いてたらついつい心配で、すぐに与えがちなんですが、そこはぐっとがまんなんですね

肥料の与え方

発育が旺盛なので、生育期には10日に1回程度、液肥を施します。

肥料が多すぎると花の付きが悪くなるので、一度肥料を切って下さい。

初心者は肥料はどんどん与えれば、ぐんぐん育つと勘違いしがちですが、何事もほどほどが肝心なんですね

夏越し

原種のチョコレートコスモスは、夏の暑さが苦手です。

直射日光に当たると葉が傷んでしまうので、鉢植えの場合は、日当たりを確保しつつ、涼しい場所に移動するなど、置き場の工夫が必要です。

地植えの場合は、遮光が必要です。

植物も人間と同じで、猛暑には耐えれませんので、涼しい場所に置いてあげましょう

冬越し

花が終ったら、5から10センチくらい残して、地際で切り戻します。

0℃までの寒さには堪えられますが、霜にあたると根がやられてしまいます。

品種によって耐寒性は異なりますが、育てられる品種により、冬越しの工夫が必要です。

基本的には冬になったらマルチングをし、鉢植えの場合は玄関先に移動させるなどをします。

植物も寒いのは苦手なので、寒さをしのげる場所に置いてあげましょう

 増やし方(挿し芽)

 チョコレートコスモスは、挿し芽か分球によって増やします。

5月の霜が降りなくなってから、5月~8月に挿し木します。

茎の先端2節くらいを挿し穂にして、挿し木用の土に挿します。

明るい場所で、水を切らさないように管理して発根を待ちます。

珍しい品種が挿し芽で、増やせるなんて嬉しいですね~

分球

切り口が腐りやすいため、上級者向けの増やし方です。

4月、掘りあげた球根から出ている芽を、よく消毒したナイフなどで2~3芽ずつ分割します。

病害虫

春から秋にかけてうどんこ病が発生しやすくなります。

鉢植えの場合はなるべく、風通しのよい場所に置きましょう。

植物の葉などに粉をまぶしたように、白くなるのがうどんこ病です。

うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気です。

はじめはぽつぽつと白く粉を、ふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介ですので、早めに対策しましょう

植え付け

新芽の見えてくる頃が適期です。

霜には弱いので、完全に霜が降りなくなってから植え付けましょう。

剪定・切り戻し

真夏に一度、切り戻しておくと脇芽がよく育ち、秋にたくさんの花を楽しめます。

風通しをよくするため、春~秋を通じて花がらや、咲き終わった花茎をこまめに取り除きましょう

植え替え・鉢替え

小さな鉢は毎年、土をよく落として植え替えます。

6号以上の鉢は、2~3年に1回で大丈夫です。

植え替えの適期は4月~5月の、新芽が出てくるころが最適な時期です。

古い土を落として、一回り大きな鉢に新しい土を入れて植え替えます。

ピンクのコスモスも可愛いですが、チョコレートコスモスは、シックな色目で生け花で楽しめるのがいいですね

珍しい品種なんで、大切に育てたい植物ですね

生け花に出来る品種もあるので、あなたのデスクや食卓に一輪いかがでしょうか?

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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