ガーデニングをしてると一度は、バラに挑戦したいと思いつつ、なんだか管理が難しそうとためらってませんか?
そんな初心者さんに、とっても簡単に育てられるミニバラがあるんですよ。今日は育てやすい四季咲きの、グリーンアイスという品種をご紹介します。
目次
グリーンアイスが人気の理由
四季咲きミニバラの中でもグリーンアイスんは、特に丈夫で育てやすく初心者向けの品種と言えるでしょう。
花の寿命が2~3週間と長く多花性で、いっぱいの蕾をつけ秋遅くまで咲き続けます。
病害虫にも強く初心者さんにも、お勧めのつる性のミニバラです。
ツボミが淡いピンク色で、ツボミが開くと真っ白なポンポン咲きになります。

出典元:https://www.engei.net
四季咲きで花色は白といっても、少しグリーンがかってたり鮮やかな白がまじってますね
時折花びらの縁にピンクが入っています。
ピンクの模様が入るのは氷点下で育ったせいで、それが時間経過と共にグリーンへと変化します。
花はこぼれるように大量に咲きます。
地植えのグリーンアイスには、植え付け時以外はほとんど、水やりの必要はなく雨による水分で十分です。
鉢植えのグリーンアイスには、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしてあげましょう。
バラ、特にミニバラというと、病気と害虫の温床となるのですが、グリーンアイスは病害虫に比較的強く、花つきがよいのも人気の理由です。
ミニバラグリーンアイスの肥料
グリーンアイスは四季咲き性なので、定期的な追肥を与えたほうが良いでしょう。
ミニバラは肥料を好むので、肥料が切れると花も咲かず成長しません。

出典元:http://roselog.seesaa.net
追肥は、月1回程度緩効性化成肥料を与えましょう
(ただし、つぼみが色付いてきたら肥料は与えません)
置き肥をする時は、バラの根っこに当たらないようにします。
根っこにあたると肥料焼けを起こしてバラが弱ります。
花が咲いて一休みする6月7月くらいに油粕と牛フンか、バラ用の固形肥料などをやります。
また秋に花が咲き終わった10月11月くらいに、同じように油粕と牛フンかバラ用固形肥料をやります。
生育期は、二週間に一回程度液肥をやります。
ミニバラグリーンアイスの剪定
剪定とは枝を切って枝数や長さを調節し、次の花や新芽の生長を促す作業です。
古い枝や枯れた枝や咲く見込みのない、蕾などを切り落とすことで、根への負担を減らし生育のよい枝や芽を育てることができます。
ミニバラは、休眠期のばっさり切る強剪定から、生長期の手入れ程度の弱剪定まで、水やりのように日常管理の延長として剪定をこまめに行うのがポイントです。
春夏の生長期と秋冬の休眠期の、剪定を間違えない様にしましょう
春から秋の剪定は、花芽をつける5枚葉の上あたりを必ず剪定します。
5~8月中旬頃
最初の花が一通り咲き終わったら、2番花の開花を促します。
「花がら切り」「蕾摘み」ともいい、咲き終えた花を含め、5枚葉の5~10mm上の場所で茎を切り取りましょう。
実ができるまで放っておくと、花数や枝ぶりに影響するのでよくありません。
株が疲労しているようなら、一度花と蕾をすべて摘み取り、体力を回復させます。
8月下旬~9月中旬頃
全体の枝を3/4~2/3程度の高さに切り揃えて、枝の長さが均一になるように剪定して下さい。
高さをそろえることで、秋の開花が揃いやすいです。
品種によっては、この作業の適期が異なることもあるので気をつけましょう。
10~11月頃
花をつけた枝の1/2ほどの長さで、5枚葉の上を切り落とします。
寒くなりはじめたら、早めに花を切って休眠させてあげると、冬の強剪定に耐えられるくらいまで、体力が回復します。
12月中旬~2月中旬頃
休眠期に、強剪定を行います。
休眠期は生長が少ない分、剪定のダメージも少なくなるので、全体を1/2程度の高さに切り揃えましょう。
ほとんどの葉や枝が残っておらず、地表から枝だけが伸びている状態にします。
株を大幅に更新することで、栄養の分散を防ぎ、春に新しい枝を伸ばすための準備が整います。
グリーンアイスの育て方のポイント
グリーンアイスの苗を購入したら、鉢から出し根鉢を崩さずに、一回り大きな鉢に植え替えましょう
また土壌改良を兼ねて冬季に、元肥を与える作業をやっておくといですね
元肥は、12月~1月ころにかけて株元から約20cm離れた場所に、直径20cm×深さ20cm程度の穴を掘って、堆肥と化成肥料(量は肥料の種類によって異なる)を入れ、掘り上げた土とよく混ぜて埋め戻します。
そうすると根がどんどん張って、元気に成長するので開花も早いですよ
秋に可愛いいミニバラ・グリーンアイスの花が咲くのが今から楽しみですね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい。
「バラの葉が黄色くなり落ちる原因は早目の対処法で再生できる!」
