ゴーヤを食用や緑のカーテンとして、植えている家が増えてますが、8月を過ぎると収穫時期を過ぎ、そろそろ黄色くなってきます。夏の間にどんどん繁殖して、大きくなったゴーヤは後片づけが大変ですね、今回はゴーヤの種採りの時期や保存法、緑のカーテンの時短撤去の仕方をまとめてみました。
ゴーヤの種採りの時期

出典元:pinky
緑のカーテンの役目を果たしたゴーヤは、収穫せずに放っておくと実は黄色になり、最後には真っ赤になります。
実の上の方が少し黄色くなった程度なら食べられますが、全体が黄色や赤になったものは食べられません。
完熟したゴーヤの実をそのままにしておくと、はじけて真っ赤な果肉に包まれたタネが出てきます。

出典元:園芸ナビ
黄色や赤くなってしまったゴーヤは、来年用のタネをとっておきましょう。
タネは真っ赤などろどろした果肉に包まれているので、その果肉を取り去り、タネからなるべく水気を取り、新聞紙などの上に広げて乾燥させます。
乾燥させるのはカビが生えないようにする為なので、タネがよく乾いたらビンなどにいれて保存しておきます。
緑のカーテンの時短撤去の仕方
収穫も終わり夏の強烈な日差しが和らいだら、そろそろゴーヤの緑のカーテンの後片付けをしましょう

出典元:緑のカーテン
ツルが元気なうちにネットからはずそうとしても、なかなかはずれないし、またはずした後もかさばるので、枯れるのを待つ方が片付けが楽です。
まず最初に根本を切断してしまいます。
そのままほっておくと葉やツルが黄色になり、さらに時間がたつと茶色く乾いてきます。

出典元:プランターで野菜を作ってみよう
こうなれば簡単にネットからはずせますし、根の部分も枯れて簡単に抜けます。
枯れてしまえば小さくまるめて、燃えるゴミに出せますね。
つるが全てはずせたら、ネットを下から丸めて軒下に固定しておけば、邪魔にもならず翌年はこのネットをおろせばすぐに使えますよ
この方法はゴーヤだけでなく、ヘチマやアサガオなど緑のカーテンになる植物なら何でもOKですよ。
私も以前、緑のカーテンに朝顔を植えましたが花が咲くと嬉しいのですが、片付けが大変でやめました。
緑のカーテンは、かなりこまめな人でないと管理も大変そうですよ。
ゴーヤの種採りの時期
今年ゴーヤ(ニガウリ)を育てたら、来年用に良い種を取って保存しておきましょう
ゴーヤの株選び
あらかじめ生育の良い株を選んでおきます。
ゴーヤの実が黄色になりはじめたら、種が飛び散らないように、ネットなどで保護します。

出典元:東北電力
ゴーヤの裂果
受粉して3週間くらいで、裂果し赤い粒状のもの(種衣=しゅい)が、見え始めますが、実をさらに熟させ、種衣が腐り種が網袋に落ちるまで、種がより太るまで待ちます。
ゴーヤの種を取り洗う
ゴーヤの種を取り洗い、種衣やゴミを水で洗い落とし、ザルなどにのせて日陰で乾かします。
◎スーパーで買ったゴーヤも暖かい所に置き、ゴーヤが黄色く熟れるまで待ち、種を採取することもできます。
この時、虫除けに袋をかぶしたほうが良いでしょう。
ゴーヤの種の保存方法
乾燥した種を紙袋に入れて、採取した日付と品種名を書き、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、冷暗所か冷蔵庫で保管して下さい。
なんとゴーヤの種は、4~5年は持つそうです!
翌年は4月頃から植えつけられます。
またこのゴーヤの種は、フライパンで炒って塩で食べると、ビールととても合うという事ですよ
私もまだ食べた事がないので、やってみようと思います。
いかがでしたか緑のカーテンの後片づけ、毎年時間が掛かかるので嫌になり、植えるのをやめた方もいると思いますが、この方法なら簡単に後片付けが出来そうなんで是非やってみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい。
「プランターでのゴーヤのグリーンカーテンの作り方と摘心や収穫時期」
