近所の公園のひまわりが、ギラギラ照りつける暑さにも負けず、真夏の空に向かい大きく育ってます。ひまわりからはたくさんの種が採れますが、この種にはたくさんの種類の栄養素がが含まれています。私達の健康にどんな効果が期待されるのか調べてみました。
ひまわりの種の使用法
ひまわりの花は1輪あたり、約500~3,000個の種を付けます。

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花の大きさによって種の数も多くなり、たくさん収穫できます。

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ひまわりの種はリスやハムスターなどの小動物のエサとなる他、植物油の原料や実を煎って、ナッツとして食用、化粧品の原料などに用いられます。
ひまわり油は身体にいいと聞いた事はありますよね
日本ではひまわりの種を食べる事はあまりありませんが、アメリカではメジャーリーガーが補助食品として、試合中に食べたり、中国ではおやつ代わりに食べたりするそうですよ。

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ひまわりの種=ハムスターの餌というイメージがあるので、あまり進んで食べようとは思いませんよね
でも殻を割ってみると、ほんとナッツみたいなんで美味しそうですね
ひまわりの種の栄養価と効果
ひまわりの種は栄養価が高く、アンチエイジング(老化対策)やダイエットにも効果があります。

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この効果は女性にとっては嬉しいですよね~
ひまわりの種には、葉酸、ビタミンE、鉄分、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、トリプトファン、リノール酸など幅広い種類の栄養分が含まれています。
ひまわりの種に含まれるリノール酸という不飽和脂肪酸は、血中コレステロールを減らし、血行をよくする働きがあります。
ひまわりの種をよく食べるアメリカでは、生活習慣病や高血圧、動脈硬化を予防する食材とされています。
また、ビタミンEが豊富に含まれ、体内の細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があります。
アンチエイジングや冷えの解消、美肌効果があり、更年期障害の改善にも効果が期待できます。
造血作用や細胞の生まれ変わりを助ける葉酸も多く含まれ、貧血防止や免疫力を高める効果もあります。
セロトニン不足による睡眠障害やうつ病も防ぎます。
なんだかいいことずくめで、これなら薬はいらないですね
ひまわりの種の収穫時期
ひまわりの種は、花が咲き終わった約1ヶ月後の、10~11月頃を目安に収穫します。
下の葉が枯れ、茎が黄色く変色してきた頃が、収穫するのにいい時期です。
花が枯れて花首が下向きに、折れ曲がっているものを選び、手で触ると種がポロポロと剥がれ落ちるくらい、乾燥が進んでいるものが収穫時期です。
花首から切り取り、種に付いている花を取り除いて収穫します。
ひまわりの数が多い場合は、手で採るのは時間がかかるので、バーベキュー用の網や魚を焼く網などを用意し、花をこすりつけると簡単に種採りができますよ。

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乾燥が進んでいないものは、種が取りにくいので、風通しのよい日陰で乾燥させてから種取りを行って下さい。
収穫した後はビニールシートなどに、収穫した種を広げ2~3日天日干しでよく乾燥させます。
ひまわりの種の食用としての食べ方
ひまわりの食べ方は、種の殻を歯で割ってから、手でむいて食べます。
殻は、食べられないで捨てて下さいね。
中の実をフライパンで炒めてから、塩をふって食べると、ナッツ感覚で食べれるそうですよ。
シリアルやヨーグルト、サラダなどのトッピングとしても使えます。
またブラウニーなどの焼き菓子や、パンを焼くときに入れても相性がいいですよ
市販のひまわりの種は、フライパンで炒めて塩で味付けがしてあるので、一度試食してみて下さい。
ひまわりの種に、こんな栄養価があったなんて意外でしたが、健康維持の為に取り入れてみるのもいいですね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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