観葉植物は育てたいけど、室内に土を置くのが嫌で、ハイドロボールにしようとしたら、根腐れ防止剤やイオン交換樹脂の、定期的な交換などが必要なんです。他に手間が掛からず、安価な物はないかと調べたら、カラーサンドやプラントビーズがあったのでご紹介します。
500円から始められるお花の定期便【Bloomee LIFE】
カラーサンドって何?
カラーサンドとは、ゼオライトと呼ばれる、多孔質の天然鉱物やガラス、大理石を細かく砕いた粒に、色をつけた小石や砂のことです。

出典元:minkara.carview.co.jp
小さめの観葉植物やサボテンなどの、多肉植物の土の代わりに使うことができ、適度な保湿力で土よりも、扱いやすいのが特徴です。
カラーサンドの多くは、石やガラスを砕いた砂状のものです。
色や種類も多いので、オリジナルな物を作る事が出来るので、人気も高くお部屋のインテリアに最適です。
カラーサンドの特徴
カラーサンドで、観葉植物を育てる際は、一切土を必要としないので、雑菌や虫の繁殖がほとんどありません。
土栽培は雑菌や、虫が繁殖しやすいので、植え替えや手入れが、欠かせないことを考えると手軽です。
また、ゼオライトや人工土のハイドロボールを、使用したカラーサンドは無菌、無臭なので衛生的に保ちやすく、室内での植物の栽培により適しています。
カラーサンドは、基本的に土のように、劣化による植え替えが必要ないので、水のやりすぎで、カビてしまった場合、土を使用していたら、新しい土に植え替える必要があります。

出典元:http://www.flower-corp.jp
もしカビがはえてしまっても、カラーサンドを使用していれば、一度洗い流して乾かせば、再利用できるんです。
またカラーサンドは保水性、通気性がいいので、長年使用していても、劣化しにくいというのが特徴です。
土での栽培は水はけが出来ないと、根腐れなど原因になるため、穴の空いたプランターや鉢に植えますが、カラーサンドの場合は、保水性があるにもかかわらず、通気性が良いのでその必要がありません。
グラスや、シャンパングラスなども、使えるのでお部屋の、インテリアになりますよね
なんだか見てるだけで癒されますよね~
カラーサンドの水やり
カラーサンドは毎日水やりをする必要がなく、しばらく留守をしても、心配する必要がありません。
また栽培する植物の種類、季節にもよりますが、小さめのものであれば、1週間に1度、20CC程度の少量の水を与えます。
ただし水が下に溜まってしまうので、あげすぎには注意が必要です。
前にあげた水がしっかり乾いてから、あげるようにしましょう。
カラーサンドの栽培の注意点
カラーサンドでの栽培は、水やりのしすぎによる、根腐れに注意が必要です。
水やりのタイミングや、量に気をつければ、そんなに過敏になることではありません。

出典元:Cocoroの森
植物は根から老廃物を排出しますが、土栽培では土に含まれる微生物が、その老廃物を分解してくれるのに対し、カラーサンドは、自力で分解できないので、老廃物が蓄積していくことが原因です。
そこで微生物の代わりとして、根腐れ防止剤等が有効です。
こんな事も知識としてあれば、枯らさなくて済みますね
根腐れ防止剤はやはり最初に、入れておけば安心ですよね


プラントビーズって何?
高吸水性ポリマー製の、水を吸い込むと何倍にも膨らむ、ゼリーボールのことです。
赤や青、黄色などカラーバリエーションも豊富で、球状以外にもキューブタイプもあります。

出典元:毎日を彩る情報たち
見た目のゴージャスさと違い、100円ショップでも手に入る、お手頃価格なのも魅力ですね。
100円ショップセリアで、販売してるのは「植物の保水剤プラントビーズ」で栄養素は含まれてません。
ダイソーで販売してるのは「植物が育つ不思議なゼリージェルポリマーパール」栄養素入りで半年持つ様です。
衛生面でも優れており、培養土として使うと、ボールとボールの間で、空気が保たれるため、根腐れしにくくなります。
ゼリーボールの使い方
1.ゼリーボールを水につけて戻す。
前準備として、ビーズを水につけて戻します。水を含んだ状態のものを購入してもOKです。
2.容器の底にボールを少量入れる。
3.植物を差し込む(植物の根についてる土は落としておきます)
4.容器と植物の隙間にゼリーボールを詰め込む。
以上でできあがり、とっても簡単ですね

出典元:http://www.teradanet.com
もしゼリーが縮んできたら、水を与えるだけでOKです。
ゼリーボールが余ったら、アロマオイルなど数滴垂らしてみて下さい。
たちまち芳香剤の出来上がりです。
これからの暑い季節に、見た目も涼しげですし、吸水ポリマーには、消臭効果もあるそうなので、玄関に置いてもいいですね。

出典元:https://matome.naver.jp/odai
これなら初心者でも、簡単で手入れもいらないので、私は今、土に植わってて、少し元気がなくなって来てる、キングバンブーとテーブルヤシを、プラントビーズに植え替えてみようと思います。
今年の夏はあなたも、ハイドロカルチャーで、観葉植物を楽しんでみませんか?
きっと疲れた心を癒してくれますよ
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい。
「ハイドロカルチャーでの観葉植物の育て方やメリットとデメリット」


