お部屋のインテリアに緑が欲しいけど、観葉植物はコバエがわくし、管理が難しいからと諦めていませんか?
ハイドロカルチャーなら、土を使わなくても植物を栽培できるんですよ。
今日はそんなおしゃれなハイドロカルチャーとは何かをご紹介します。
500円から始められるお花の定期便【Bloomee LIFE】
ハイドロカルチャーって何?
ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールと呼ばれる、人工の土を利用して植物を育てる方法です。

出典元:Amazon
水を意味する「ハイドロ」と、栽培を表す「カルチャー」を、組み合わせた言葉になっています。
最近ではハイドロボールに限らず、カラーサンドといった土ではない別の、土壌を使う栽培方法をまとめて、広くハイドロカルチャーと呼ぶようになってきました。
「水栽培」に似てますが水栽培は、水だけで植物を育てる方法で、その水に肥料を混ぜると「水耕栽培」と言います。
土を使わないで育てるという、共通点はありますが、ハイドロカルチャーは「土の代わりとなる土壌を使う」という大きな特徴があります。
土を使わなくても植物を栽培出来たら、虫や臭いの問題も解消されて、衛生面ではいいですよね
ハイドロカルチャーのメリット
1. 無菌・無臭で清潔です。
2. 虫が寄り付かないです。
3. 劣化しないので何度も洗って使えます。
4. 水やりが楽です。
5. ガラス瓶などに入れると、インテリアになります。
出典元:暮らし-の
高温で焼き固められて作られた、ハイドロコーンやカラーサンドは、部屋が汚れる心配もありませんし、長く使い続けることが可能です。
また、底穴が開いていない容器を、鉢として使うので、水やりが楽という面も嬉しいです。
あなたも、お店でハイドロカルチャーの、観葉植物を見かけた事があると思いますが、とてもおしゃれでお部屋のアクセントになり素敵ですね
ハイドロカルチャーデメリット
●観葉植物が大きく育ちにくいです。
●半年~2年に1度位の頻度で根腐れ防止剤の洗浄や交換が必要です。
鉢底に敷き詰めるゼオライトや、ミリオンAなどの「根腐れ防止剤」が必要になります。
ゼオライトなどの根腐れ防止剤は、植物の根から出た老廃物を吸着する効果があります。
●栄養剤やイオン交換樹脂材が必要です。
イオン交換樹脂材は、自然分解されない鉢の中の老廃物を、分解するために必要です。
イオン交換樹脂材には、単純に水の浄化作用だけを持つ物と、栄養補給も兼ねた物(下記商品)の2種類があります。根腐れも防止してくれるので、ハイドロカルチャーを行う場合は、用意しておくようにしましょう。

出典元:SOUKAEN
●初心者向けのように思いますが、仕組みを理解していないと枯らしてしまいます。
ハイドロボールだけで、育つのかと思ってましたが、他にも入れる物があり、定期的な交換が必要なんですね


植える時の注意点
購入したハイドロボールは、使用前に1度水洗いして、汚れを落として乾燥させておきましょう。
再利用する場合も、水洗い後乾燥させます。
使用するハイドロボールが、カラカラに乾いた状態の場合は、一度容器の1/3程度まで水を入れてハイドロボールに水を吸わせておきます。
植える時に器の側面などに、根が直接あたらないよう注意して植えます。
根が傷ついたり、根が活着しづらくならないようにする為です。
ハイドロボールに植える時の手順
①容器の底に根腐れ防止剤を入れます。
②水洗いしたハイドロボールを、容器の1/3ほどまで入れます。
③イオン交換樹脂栄養剤を、適量ふりかけます(液体肥料を使う場合は不要)
④容器の中心に根を奇麗に洗った植物を入れ、ハイドロボールの高さを調節し、ハイドロボールを敷き詰め、ぐらつかないようにします。
⑤容器の1/5~1/4まで水を注ぎます(液体肥料を使う場合は水に溶かして与える)
植えたら、明るい日陰で管理します。

出典元:整体師のひとり言
直射日光のあたる場所で管理すると、ハイドロボールの劣化が早くなったり、コケが生えたり、葉焼けで葉っぱが黄色く枯れ始めたりするので気をつけましょう。
カビが発生してしまった場合の対処法
カビを洗い流して清潔にし、植え付けなおすことが一番です。
カビが発生している範囲によっては、表面のカビに付いた部分だけを、すくい取って水洗いをすることで、対処することが可能な場合もありますが、できることなら一度植物をはずして、鉢とハイドロボールを水洗いして、植え付けなおすと安心です。
また、ハイドロボールの表面に落ちた枯れ葉に、カビが発生して広がってしまう事も多いので、水やりの際に表面に落ちた枯れ葉を、取り除くことでカビの予防をすることができます。
こういう細かい気配りが、植物を育てるには必要なんですね
私もハイドロカルチャーで観葉植物を育ててみようと、お店に行ったのですが、ハイドロボールはありましたが、根腐れ防止剤、栄養剤、イオン交換樹脂材が販売してなかったので、ネットで検索してみたら、費用が掛かるのと、定期的な交換も面倒だなと思いました。
お店でハイドロボールを探してた時に、たまたまカラーサンドと、プラントビーズを見つけ、とても涼しそうだったので買って帰りました。
次回はカラーサンドやプラントビーズについてご紹介しますね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こちらの関連記事もご覧下さい。
「カラーサンドやプラントビーズでの観葉植物の育て方は簡単で手間いらず」


