最近は100円ショップで、ミニ観葉植物が購入でき、植物を育てた事がない方でも、手軽に栽培できるので、人気ですね。ただ管理の仕方が解らないと、コバエがわいてしまいます。今回は観葉植物の虫対策をご紹介します。
目次
100均のミニ観葉植物を植えてみた
観葉植物はお部屋のアクセントになり、癒されますね
私も育ててみたいと思ってましたが、いつも行く100円ショップの、ミニ観葉は手入れが行き届いてなく、枯れかけてるので買わずにいましたが、先日違う店で、入荷したばかりの元気で、可愛いミニ観葉を見つけ、テーブルヤシとキングバンブーを2つ購入しました。
土は花の土があったので、それでもいいかと思いましたが、やっぱり専用の培養土がいいと思い、100均で鉢底石と観葉植物の土を購入し、ポットから鉢に植え替えました。
水やりをしましたが、何日経っても湿ってて、水やりのタイミングがわからないと、感じながら育ててました。
するとある日朝起きると、きのこが2つもはえ、コバエが飛んでるではないですか、きのこは可愛いのですがコバエは我慢出来なくて、鉢は外に出しました。
このまま部屋に入れると、またコバエが増えても困ると、対処法を調べてみました。
観葉植物に虫が発生する原因
土が原因
パッケージに「観葉植物の土」などと書かれている場合でも、土の成分をよく見ると「堆肥」や「腐葉土」などが含まれていることがあります。
「腐葉土」や「堆肥」「有機肥料」が含まれている土は、外部から虫が寄ってきて、繁殖してしまいやすいので、室内で使用するのは避けるのが賢明です。
特に、記載が不明な場合でも「土の色が黒っぽい場合」は、腐葉土やピートモスなどを原料にしていることも多く、虫が繁殖しやすい種類の、土である可能性もあるので、表示に注意しましょう。
私が100円ショップで買った、観葉植物の土も黒くて、腐葉土がかなり入ってるようで、いつも湿ってて乾かないので、水はいつやればいいのかわからず、控えめにしないと根腐れすると思い、しばらく水やりを控えてたのですが、ある日きのこが生え、コバエがわいたので、今は外に出してます。
土を買う時は100円ショップで買うより、ホームセンターで殺菌処理済みの、観葉植物用の土を買うのがお勧めですね
肥料が原因
「鶏ふん」や「油かす」などの有機肥料は、外部からコバエなどが入ってきた時に、繁殖する原因になるので避けましょう。
特に油かすは、土の表面に撒いたりすると、ナメクジやコバエをよせつけてしまうので、室内での使用はおすすめしません。
私も以前、ベランダに植えてる花に油粕を施してましたが、臭いし、コバエやなめくじが来たので、化成肥料にかえました。
肥料は量・使用時期を守って化成肥料を使いましょう
出典元:(株)東商
【特長】
●アミノ酸やミネラル含有!葉色、花色が鮮やかになります。
●有機の栄養たっぷり!元気な葉を育て花付きを良くします。
●カビ、臭い、虫の誘因を改善!屋内、ベランダなどでも安心です。
土の管理状況
水をあげ過ぎたり、受け皿にたまった水を、捨てずに放置すると、鉢の湿度があがり土の表面に、カビが生えたり虫をわかせてしまうことがあります。
受け皿にたまった水は定期的に捨てましょう
虫が発生した時の対処法
観葉植物の土につきやすい虫は「コバエ」や「トビムシ」などです。
トビムシはミミズなどのように、土を耕してくれる益虫の類ですが、見た目が気持ち悪いですし、室内に虫が発生しているのは絶対に嫌ですよね。
また、コバエは土の表層1~2センチに産卵するので、鉢植えにコバエが、わいているのを発見した場合は、上から2センチ以上すくい取って廃棄することで、最低限の処理は可能です。
殺虫剤を使用する
万が一鉢に虫がわいてしまった場合は、室内の観葉植物にも使える、殺虫剤や薬を使いましょう。
コバエジェットは殺虫成分と、IGR成分が含まれているので、速効性だけでなく卵や、幼虫にも効果があります。
このコバエジェットは、成虫に直接吹きかけるだけでなく、発生源となっている土や鉢の表面に、吹きかけることでIGR成分が「卵や幼虫が成虫になるのを阻害」してくれます。
そのため、成虫を見つけては噴射という、駆除だけではなく、コバエを見なくて済むようになる、スプレー剤なのです。
注意点としては、コバエの発生源(幼虫や卵がある場所)が、特定できていることが重要です。
また、このコバエジェットの噴射液を、ペットボトルに入れた水に噴射して、鉢植えに撒くことでも、ダントツ水溶剤と同様の、効果が期待できます。
鉢植えのコバエ以外にも、ゴミ置き場などハエが発生する場所に、噴射しておくことで成虫の、発生を防ぐ事が出来るので、この殺虫剤が一つあれば助かりますよね
この時期の生ごみのコバエは嫌ですからね~
ただ業務用の為に、お値段が3000円と高いので、オルトランDX粒剤を、使用するのがいいかと思います。
オルトランDX粒剤は土の上に置くだけで、コバエがいなくなります。
出典元:住友園芸
価格も900円位と手ごろなお値段で、即効性もあります。
土の天日干しと消毒
きのこが生えるほどの湿った土は、一度きのこを抜いても、再び生えてくる可能性が高いです。
そのため、土を乾燥させたり植え替えしたりなどの、2つの方法があります。
土の天日干し
土から植物を一旦抜いて、土を天日干しにする方法です。
植物を抜いた土は、地面に敷いたシートの上などに、平らに広げ日光に当てて乾かします。
この時、十分に乾燥させるために、できるだけ薄く広げるようにしましょう。
最初に植物を抜く時は、株元をしっかり持って静かに抜き、根っこに付いている湿った土を落とします。
無理に土をほぐすと根っこが切れてしまうため、優しく土を払いましょう。
土を消毒する
土は、黒いビニールのゴミ袋などに入れて、直射日光に当てると、蒸し焼き状態になって、消毒することができます。
通常は土を濡らしてから行いますが、きのこが生えるほど湿っている土は、そのまま袋に入れてかまいません。
その後は、コンクリートの上に置いて地熱を利用し、たまに袋をひっくり返して、すべての面に満遍なく熱が当たるようにします。
このように消毒した土からは、きのこの胞子や菌も消え、きのこの生えにくい土に生まれ変わります。
私はまずは、土を消毒し植え替えてみて、それでもダメなら、殺虫剤を使用してみようと思います。
あなたももし観葉植物に、コバエが発生したら、この対処法を試してみて下さいね
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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