先日は犬の嘔吐について、かかりつけの獣医さんにお聞きしましたが、我が家のチワワも幸い病気ではなかったのですが、もう12年になるので今は元気ですが、いつか病気になり別れなくてはならない時が来ます。
どんなに愛情をもって接しても、どんなに動物病院で健康診断を受信しても、愛犬との別れは必ずやってきます。
そしてそれは、突然やってくることもあります。
考えたくない事ですが、犬を飼育していく上で、犬が死んだときの対処の仕方をあらかじめ知っておくことは、いつか必ず役に立つと思います。
ある日突然、愛犬が急死してしまった場合に、何をしたらよいか分からず困らない様に、犬の葬儀屋さんに犬が死んだ時にやるべきことを、お聞きしましたので参考になさって下さい。
犬が死んだらどうする?
考えたくはない事ですが、もしある日飼い犬が死んだら、葬儀をするにしても、しないにしても遺体を、安置しておく必要があります。
まずは、以下のものを用意します。
用意するもの
※棺(箱状のもの、木製、段ボール箱などある程度の強度があれば使用可能)
犬の大きさに合わせたものを用意し、段ボールの場合は移動する際に、底が抜けない強度があるか確認します。
※タオル、バスタオル
棺の中で使う敷き布団と、掛け布団のかわりとなるタオルを用意します。
遺体の各所から体液が、出てくる場合がありますので箱から染み出ないように、なるべく余裕をもって敷きます。
また、犬が死ぬと体温が下がり、もしもノミやダニが寄生していた場合には、外に出てくることがありますので、バスタオルなどを掛けてあげると良いです。
※ガーゼ
口や肛門からの体液が気になる場合は、ガーゼや脱脂綿を詰めます。
※保冷剤
保冷材は、ビニール袋を二重にして氷を詰めたものでも代用できます。
死後硬直は犬が死んでから、2~3時間程度で急速に進行します。
「手足→腹部→頭部」の順番で死後硬直は進行していきます。
遺体を放置したままにしておくと、その状態のまま硬直してしまい、棺や箱に収まらなくなってしまいますので、硬直が始まる前に前足と、後ろ足をたたんであげましょう。
もしも、硬直後に足をたたむ場合は決して力任せに折り曲げず、一度関節を外側に向けてよく伸ばすイメージで、足を引っ張り、間接を緩くしてからゆっくりと折り曲げると、スムーズにたたむ事が出来ます。
特に夏場は遺体の腐敗の、進行を遅らせるために、犬が死んだらすぐに遺体を、冷やすことがとても重要です。
保冷剤を脇やお腹にあてて、タオルなどで固定します。
大事な事は、死後硬直が起こる前に、棺に収める事です。
こんな事を考えただけでも、辛くなりますが、いざという時に出来るだけの事をしてあげたいので、やはり知っておかないといけないと思います。


犬の火葬
犬が死んだら、まずは行政に依頼する事を考える、飼い主の方は多いと思いますが、ほとんどの地方自治体では、あくまでも「遺体の焼却」としての引取りであるケースが多いです。
この場合は、いわゆるゴミとして扱われてしまう場合もあります。
行政に引取りを依頼しても、地方自治体によってペットの遺体の、取扱いは大きく異なります。
一部の地方自治体では「焼却」ではなく専用施設で「火葬」した上で、火葬後に遺骨を返してくれるところもあります。
なるべく費用を安価に抑えたい場合は、お住まいの市町村がどのような取扱いを行っているのか、市役所に確認すると良いでしょう。
ちなみに倉敷市では、倉敷市の住民なら、自分で種松山にある中央斎場に連れて行けば、18180円で焼却してくれます(倉敷市以外の方は23760円です)結構高いですね
毎日午前10時~12時まで火葬が可能です。(休業日第2・4の友引の日)
犬の死亡届を提出する
犬が死んだら飼い犬が、死亡してから30日以内に死亡届を、お住まいの市町村の役所に提出することが、飼い主に義務付けられています。
届出をしなかった場合は、犬の登録が残ったままとなり、狂犬病予防法第27条に則り20万円以下の、罰金に処せられる場合もありますので、必ず提出しましょう。
「鑑札」「狂犬病予防注射済票」についても併せて添付して提出が求められるか、死亡届のときに出せなかった場合は、後日提出をお願いされることが多いです。
提出の仕方は役所窓口での受付のほか、郵送で受付をしてくれる場合もあります。
犬と会話は出来ませんが、犬は飼い主の言う事は理解してます。

朝は起こしてくれますし、家に帰ると玄関まで迎えに来てくれ、喜んで家中を駆け回って嬉しさを表現します。
家族に寄り添い癒しを与えてくれた、そんな可愛い愛犬の最後のお別れの日には、精一杯の愛情を持って、お見送りしてあげたいですね
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。


