初めて育てた観葉植物が枯れてしまい、がっかりした経験は、どなたでもあると思いますが、植物が枯れてしまうのには、何か原因があるはずですよね、今回は観葉植物が枯れる原因と、復活の方法をご紹介します。
観葉植物が枯れる原因は?
●根腐れ
枯れる原因は、根の状態にあるのかもしれません。
観葉植物の葉が、緑色なのに落葉したり、株元の幹がやわらかくなったら、根腐れのサインです。
根腐れは、水のやりすぎや水はけが、極端に悪かったことで、鉢の中が過湿になるのが原因です。
根腐れを起こした観葉植物は、一度鉢から抜き土を落として、腐った根を切り落として植え替えをしましょう。
それでもダメなら、大きな観葉植物も、思い切って(切断)切り戻し、植え替えましょう
●水切れ
うっかり水やりを忘れてしまって、カラカラに乾いてしまったら、急いで水をあげましょう。
応急処置としてお勧めなのが、水を張ったトレイや、バケツに鉢ごとつける「底面給水」です。
本来は水切れ防止に、行うものですが、毛管作用によって根がすばやく、水を吸収するので早く回復します。
また、水に濡らした新聞紙で、葉全体を包んで葉に直接水分を、与えるのも効果的です。
●病害虫
観葉植物を枯らす原因となる病気は、灰色かび病やすす病などです。
灰色かび病は湿度が高いと、発生しやすいので風通しよく管理します。
すす病はカビの一種で、ハダニやカイガラムシがつくと、発生しやすくなる病気です。
まずは、霧吹きで葉水をやったり、風通しのよい場所で育てて、害虫を予防しましょう。
枯れた原因は葉の状態でわかる
●カラカラに葉がひからびた状態
水不足による乾燥は、葉っぱが茶色に変わってしまって、カラカラになったような状態になります。
冬場、毎日水をあげると、根腐れを起こしてしまいますが、室内に置いている植物なら、暖房の空気で乾燥してしまう可能性もあるので、霧吹きなどでこまめに、葉の表面に水分を補給し、枯れるのを防止しましょう。
葉水は本当に効果的ですね、私は、先端が黄色くなってきてたユッカは、黄色くなった葉を切り落とし、葉水を毎日与えてたら又元気になり、次々と新しい葉が出て来ました。
●葉が真っ黒になってしまった状態
人間も長時間、外にいると日焼けして、炎症を起こしてしまいますが、それと同じように日陰に置いていた植物を日の当たる場所に移動すると、葉が日焼けを起こしてしまい、真っ黒になってしまうことがあります。
室内の観葉植物も、置き場所を変える場合には、日光が直接当たらない場所か、どうかなどを確認しておくようにしましょう。
●葉が黄色くなる状態
植物がヒョロヒョロと、もやしのような状態になってしまったら、日光不足が原因です。
黄色になってしまうのは、十分な葉緑素を生成できていない状態なので、日の当たる場所に移動させて、徐々に復活するのを待ちましょう。
全ての葉っぱが、枯れてしまったように見えても、植物の一部が生きていれば、復活する可能性は十分にあります。
枯れかけた観葉植物を復活させる方法
●水不足で枯れた場合
鉢を新聞紙や麻袋などに、くるんで水に1時間浸けます。
(鉢の中の土が外に出ないように、新聞紙もしくは麻の袋などに入れて、バケツに溜めた水の中に沈めます)
この時、水道から水を汲んだら、しばらく外に置いて常温になるまで待ってから、植物を水につけるようにしましょう。
1時間水に浸けた後は、日陰に移動させて新芽が出てきたら、様子を見ながら水をあげて復活させましょう。
●根ぐされした場合
腐った根を切り落とし、植え替えてみましょう
根っこが腐ってしまった場合、どんなに水をあげても復活させることは難しいでしょう。
腐っていない部分だけ取り出して、別の鉢に植え替えてみるのもいいでしょう。
その時に古い土がついていると、カビなどがついてしまう可能性があるので、ゆっくりと落とすように注意をしましょう。
●葉焼けや乾燥でダメになった場合
直射日光で葉が、枯れてしまった場合には、まずは枯れた葉をきれいに切り落として、日陰に移動させましょう。
枯れていない部分があれば、再び葉をつけて増えていく可能性があります。
私は以前、ポトスが枯れた様になり、茎だけになったのですが、根は出てたので土の中に、根の部分を埋めて、日陰に移動し水やりを続けてたら、根付き新しい葉が出て来ましたよ
我が家のベゴニアも冬には、この様に茶色くかさかさになり、いったん枯れてしまいますが、水やりをしてたら春には新芽が出て来て、植え替えたらこんなに大きく立派に育ち、今年でもう五年目になります。
もし枯れてしまった場合も、諦めずそれぞれの状態に合わせて、復活するための方法を試してみて下さいね。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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