ネモフィラといえば今、大阪でネモフィラ祭りが開催され、大勢の人でにぎわっておりますが、何と言っても茨木県のひたち海浜公園が有名ですね
今日テレビであの可愛いネモフィラの花を見て、自宅の庭で育ててみたいと思った方もきっといるでしょう
私も育ててみたいと思ったので、プランターで育てる方法を、調べてみましたのでご紹介します。
ネモフィラはどんな花
ネモフィラは、ハゼリソウ科ネモフィラ属の花です。
一年草で、例年4月中旬〜5月上旬に見頃を迎えます。
品種はいくつかありますが、国営ひたち海浜公園で植えられているのは、インシグニスブルーという品種です。
ネモフィラは、またの名をルリカラクサといいます。
その名の通り花は瑠璃色で、シンプルなフォルムは、その色の美しさを一層引き立てます。
そもそも瑠璃は、日本古来より宝石につけられていた名前でした。
ひたち海浜公園で、一面に広がるネモフィラは、まるで宝石を敷き詰めたカーペットのようで、空や海に負けないほど美しい青色をしています。
まさに絶景! この世のものとは思えないですね

プランターに植え付ける方法
ネモフィラの苗はお正月を迎えると、ホームセンターなどで販売され、4月頃まで購入可能です。
選ぶ時は葉っぱが青々としている、元気の良いものを選びましょう。
育ちすぎてしまった苗はNGです。
土は水はけのよい赤玉土・園芸用の土・腐葉土を混ぜて使うのがおすすめです。
プランターの底に大きめの石を敷き詰めてから土を入れて下さい。
植える場合は、根っこを傷つけないようにして下さい。
ネモフィラの根っこは、まっすぐに太く伸びていく特徴があるので、少しでも根っこを傷つけると、ちゃんと根付かなくなり、育ちません。
根っこはくずしたりしないで、そのままそっと土の中に埋めて下さいね。
お水は表面が乾いたら、あげる程度にしておきましょう。
あげすぎると根っこが腐ってしまいます。
こうして育てると春には、一面ブルーのきれいな花が咲いてきます。

花が咲いている時に、枯れた花や葉っぱを、小まめに取り除いてあげましょう。
そうすることでもっともっと、たくさんの花を咲かせてくれますよ。
ワンポイントアドバイス
花がらを全部摘み取ってしまうと、次に種から育てたい時に、種が取れなくなってしまいます。
今度は種から育てたいという方は、花がらを残しておくようにするといいですよ。
ネモフィラの肥料
春と秋に液体肥料を、月に1回程度様子を見ながら与えて下さい。

プランターの場合は水のやりすぎや、チッ素過多になると茎が、ヒョロヒョロと弱くなり、花が付きにくくなります。
また、冬の寒い時期に、暖かいお部屋などに置かないことが重要です。
ネモフィラは暖かい所が苦手なので、冬でも外でちょっとビニールシートを、被せるぐらいで大丈夫です。
但し霜や氷点下の場合は中に入れて下さいね。
ネモフィラの種取り
ネモフィラの花が終わると、丸い実になります。

その実を太陽に当てておくと、乾燥して茶色くなります。
茶色く乾燥したら摘み取って、新聞などの上に乗せて、さらに乾燥させます。
次に空き瓶を用意し、乾燥剤と一緒に実を入れて保存して下さい。
次の年にその実から種を取り出して、プランターに撒きます。
そうすると同じように花を咲かせてくれるでしょう。
まとめ
• ネモフィラは寒さに強く暑さに弱い1年草です。
• お日様が大好きなお花です。
• 移植を嫌うので、プランターなどに直まきして育てるのが最適のお花なんですね。
• 苗はお正月を過ぎたころから4月頃までに購入できます。
• 水やりは表面が乾いた時にあげる程度にして下さい。
• 肥料は殆ど必要ありませんが、プランターの場合は春と秋に液体肥料を月に1回程度様子を見ながらあげるのが良いです。
• 寒い時期だからと言って暖房の効いているお部屋に入れるのは禁物です。
• 白い斑点は、ネモフィラの特徴で特に問題ないかもしれない?
• ウドンコ病には要注意(ネモフィラの特徴である白い斑点と似ているが見た感じはわかります)
• ネモフィラは種を残してくれるとても親切なお花です。
以上のことをよく守って育てると、きれいなネモフィラがたくさん咲きますよ。
殺風景なベランダが、ネモフィラの青できっと華やぐことでしょう
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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