前回はよもぎの薬効や、よもぎ風呂の効果についてご紹介しました。
よもぎが少し苦みがありますので、お茶やジュースにするには飲みにくいですが、餅やパンに混ぜると、よもぎ独特の香りや色が、春らしさを感じさせてくれ食欲をそそりますね
今回はよもぎを採取する時期や、簡単に作れるよもぎ蒸しパンと、よもぎ餅大福の作り方をご紹介します。
よもぎの栄耀成分や採取時期はいつ?
※よもぎの栄耀成分
よもぎは各種栄養成分を、豊富に含んでいる緑黄色野菜です。
カルシウムや鉄分などのミネラル、ビタミン類、食物繊維、ビタミン様物質のコリン、クロロフィルなどが豊富に含まれ、特有の香りや苦み成分(アク)にも、様々な薬効が含まれています。
よもぎの効能は科学的にも解明され体質改善や生活習慣病の予防などが期待されています。
※よもぎの採取時期
ヨモギの収穫時期は、だいたい4月中旬位から8月中旬位だと思います。
地域によってある程度の差はありますが、概ねその位ではないでしょう
よもぎ餅に使う物は若葉の方が良いので5月上旬ぐらいまでの物が良いですね。
もちもちよもぎ蒸しパンの作り方
※材料 (4ヶ分)
薄力粉 150g(蒸しパンミックスを使用すれば、砂糖も塩もベーキングパウダーも不要です)
砂糖(好みのもので) 70g
塩ひとつまみ
ベーキングパウダー 小さじ1
よもぎ(生) 20-30g
水 180cc
よもぎの上の方の柔らかいところの、葉をだけを摘む(固い茎は摘まない)。
できるだけ、繊維が入らないようにし、水でよく洗って、よごれを取ります。
①水1ℓに、小さじ1の重曹を加えた熱湯を作って、洗ったヨモギを30秒~1分ゆでます。
ゆであがったら水にさらしてしぼります。
包丁でみじん切りにし、大きな繊維はとりのぞきます。
すりばちに入れて、ペースト状になるまですります。これでヨモギの下処理ができあがりです。
②ミキサーがあれば、少し水とよもぎを入れて回せば、ペースト状になります。
小分けしてラップに包み、冷凍しておけばいつでも使えます。
③薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を混ぜ合わせます(蒸しパンミックスだけでも可)
生地は少しさらっとしてますが、大丈夫なのでここで、ペーストにしたよもぎを加えます。
これで生地のできあがりです。
30gだと少し色が濃くて、あまり美味しそうに見えなかったので、2回目に作った時は10gにしたら、画像の様な薄い色できれいで美味しかったです。
画像の様に味付けした黒豆を、少し入れたらアクセントになりました。
耐熱のプリン型などに、クッキングペーパーを敷き、生地を流し入れます。
蒸気の充満している蒸し器に入れて、強火で10分ほど蒸し上げます。
型に生地を流し入れる量が、多すぎるとふくらみが悪くなるので、7分目位にいれます。
※蒸す時に入れる水は強火だと、すぐになくなり焦げるので、途中差し水をして下さい。
㊟ 紙のマフィンカップに直接入れたら、周りの紙が熱ではがれて、生地が平たくなってしまい膨らまず、餅になってしまいました。
㊟ 型に生地を流し入れる量が多すぎると、ふくらみが悪くなりますので気をつけましょう
よもぎは柔らかいものだけを使うと、繊維が少ないので下処理がラクで、アクが少なく味がやさしいです。
成長したヨモギを使う時は、ゆで時間を長めにします。
香りは成長したよもぎの方が強いです。
牛乳・卵を使わないで作るので、アレルギーのお子さんでも美味しく頂けますよ
油を大さじ1程足すと、ふっくらになります。
柔らかよもぎ大福の作り方
もち粉 200g(8~10個位)
砂糖 大さじ2
水 260ml(−10~20ml)
よもぎ 50~100g
片栗粉 適量(餅とり用)
餡 適量
①摘んできたよもぎを洗い、塩を入れた熱湯で茹で、冷水にしばらくつけてアクぬきをします。
②.粗く刻んでから、フードプロセッサーで撹拌します(負担がかからない程度に水を加える)
③よもぎの水気を切り保存袋に、空気を抜きながら薄く平らに入れ、冷凍庫で保存します。
お湯に浸けるだけで即解凍!
④餡を50g位にまるめておきます。
⑤レンジ対応のボールにもち粉・砂糖を入れ混ぜ合わせ、水も加えて木べらでよく混ぜます。
ラップをして、600Wのレンジで2分加熱します。※これを3回繰り返します。
バットに片栗粉を、多目に入れ敷いて置きます。
⑥餅を片栗粉の上に取り出し、適当な大きさに等分に餅をちぎります。
⑦まるめて置いた餡を包み冷めたら、一個づつラップに包みます。
こうしておけば、翌日もやわらかく美味しく頂けます。
いかがでしたか?どちらも簡単にできますので、みなさんもよもぎの若葉の出る、この時期にぜひ一度作ってみて下さいね。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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