前回は「初心者でも失敗しないジャガイモの種イモ選びや栽培方法」をご紹介しましたが、今回は引き続き芽かき後の手入れから収穫までについて調べてみました。
1回目の土寄せと追肥
芽かきが終わったら、軽く土寄せを行います。
土に追肥を混ぜた後に、土寄せをすると効果的です。
また、雑草が生えてきたら適宜抜きましょう。
病害虫対策をします
暖かくなると、テントウムシダマシなど、害虫が出始めるので防除します。
害虫は見つけたら捕殺が基本ですが、直接捕まえるのに抵抗がある方は、天然成分を使用した殺虫剤などを、散布して下さい。
薬剤を使う前の防除法としては、葉裏や株元の落ち葉の下など、細かく株を毎日観察し、卵や群生する幼虫を見つけたらすぐに捕殺することです。
病気で気を付けたいのは「そうか病」と「疫病」です。
そうか病
ジャガイモに出やすい病気です。
そうか病にかかるとイモの表面に、かさぶたのような病斑ができます。
健全な種イモを選び、連作を避け、未熟な堆肥を使わないこと、アルカリ性の資材を控えると、防ぎやすくなります。
一度病気になったら防除できませんが、皮を厚くむけば食べることができます。
疫病
葉が黒くなります。
疫病になっても収穫でき、状態がよければ食べることも可能ですが、雨などで病原菌が土壌に残ると腐ります。
2回目の土寄せと追肥
草丈が30cmほどに成長したら、2回目の土寄せと追肥をします。
1回目同様、土に追肥を混ぜた後で、土寄せをしましょう。
ジャガイモが大きくなってくると、土から出てしまうことがあります。
太陽光に当たると緑色になり、有害物質であるソラニンの、含有量が増えるため、土から出たジャガイモは、必ず土寄せをして埋めるようにしましょう。
緑色になったジャガイモは、ソラニンを多く含むため、食中毒を起こすので食べないようにして下さい!
花が咲いたら取ります
ジャガイモは、花が咲くと種ができ、トマトのような実がなります。

大きな影響はありませんが、ジャガイモの成長に必要な、栄養分が実の方に取られてしまうので、できれば花は取り除くようにしましょう。
ジャガイモの収穫
一般的には6月中旬ごろが、春植えジャガイモの収穫時期ですが、品種や地域、天候により収穫時期が変わってきます。
葉の7~8割が黄色くなって、枯れてきたころを、収穫目安として下さい。
ジャガイモは雨天や、雨上がりに収穫すると、腐りやすいので、晴天が続いて土が乾いている時に掘り上げます。
掘ったジャガイモは、風通しのよい日陰で、土がさらっと落ちるまで乾かし、早めに取り込みます。

長時間日に当てると水分が飛んで、シワシワになったり、ソラニンの含有量が増えたりするので注意しましょう(ソラニンは早く収穫しすぎても残るので注意が必要です)
収穫後は、すぐに食べるか、貯蔵する場合は風通しのいい、冷暗所に保管します。
また、収穫したジャガイモを、種イモにすると病気が発生しやすいので、種イモとして使わないで下さい。
ジャガイモは3ケ月位で収穫できるんですね もっとかかると思ってたので以外でした。
また種いもも市販の、ジャガイモを植えるのではない事も解りました。
さらに驚いた事は、ジャガイモにも毒があり、食中毒になるという事でした。
今まで、少しくらい芽が出てたり、緑色してるものでも、おかまいなく食べてましたが、これを知ると怖くて食べれませんね
みなさんもくれぐれも食中毒には、ご注意ください
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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