この春、進学され一人住まいをされる、学生さんのいるご家庭では、そろそろ引っ越しシーズンですね
引っ越しは転出・転入届の提出や、公共料金の住所変更など、さまざまな手続きを行う必要があります。
この記事では、引っ越し時にどんな諸手続きを、しなければならないかまとめてみました。
目次
学生の引っ越しの手続きは?
引っ越しする学生マンションが決まり、引っ越し日や運送業者が決まったら、しておかないといけない手続きがあります。
転出届の提出
現在住んでる各市区町村に、転出届を提出後、転出証明書をもらいます。

期間 |
引越し日の2週間前から当日まで |
場所 |
市区町村の役所 |
必要物 |
本人確認書類、印鑑、代理人の場合委任状 |
補足 |
同じ市区町村内へ引越しの場合は転居届。 |
転入届の提出
転居先の市区町村で、以前住んでた市区町村で貰った、転出証明書を提出し転入届を出します。
卒業したら実家に帰る予定だからと、住所をそのままにしておくと、困る事態が起きてきます。
私の孫は転入届をせずにいたのですが、バイクの免許更新時の講習は、住民票のある場所でないと受けられないと言われ、慌てて転入手続きをしましたが、もし期限までに間に合わなければ更新出来ませんでした。
またコロナ禍で、もし感染しても住民票が他県では、適切なサービスも受けれないでしょう
住民票は変えなくてもいいやと、安易に考えてると思わぬトラブルに、発展しますので注意しましょう
期間 |
転居をした日から14日以内 |
場所 |
引越し先の市区町村の役所 |
必要物 |
転出証明書、本人確認書類 |
補足 |
提出期間を大幅に過ぎると¥50,000以下の |
インターネットプロバイダの手続き
学生さんは、毎日パソコンやスマホを使用しますので、転居先がWi-Fi接続が無料なのか、工事費がいるかどうか、月々の使用量3000円がいるかも、重要な事なので必ず確認しておきましょう

手続きに1ケ月かかると考え、引越し1ケ月前までに解約、新規契約しましょう。
①引越し先の不動産会社へインターネットの回線状況の確認
②現在使用中のプロバイダを変更する場合は解約
③新規プロバイダの契約
※現在使用中の回線が転居先でも、使用できる可能性があるので、解約の前に一度確認しておきましょう。
電気・ガス・水道の手続き
新居に住み始めてまず使うのが、電気、ガス、水道ですので、これらは忘れず早目に連絡しておきましょう
うっかりミスであるのが、電気は開通したが、証明器具がついてなかったという事がない様に、部屋を内見した時は天井までは見ないので、照明器具がついてるかどうかの、確認は必ずしておきましょう
通常は表の方法で手続きを行います。
電気 |
新居の分電盤のブレーカーを操作します。 |
ガス |
電話・インターネットにて申し込みます。 |
水道 |
電話・インターネットにて申し込みます。 |
郵便局の転送手続きを行う
最寄りの郵便局に郵便局指定の、転居届を提出すれば、申請から1年間は引っ越し先の、新しい住所へ郵便物が転送されます。

郵便局に行く時間がないときは、インターネットでも申し込みができます。
また、転居届を書いて切手を貼らずに、ポストへ投函するだけで受理されます。
これは本当に便利ですし、大切な郵便物が前の住所に配達されたら、あて先不明で送り主に返送されてしまいますが、転居届を提出しておく事で、新住所に転送してくれます。
翌年も不安なら再度申し込みすれば延長してもらえますよ、私は2年間してました。
ただ残念なのは宅急便は、ヤマト運輸意外はこれが出来ませんでした。
ダンボールの調達と荷造りをする
引っ越し業者に依頼すると、通常は梱包用のダンボールをもらえます。
ただし、業者やプランによっては有料だったり、もらえる枚数を制限されたりすることがあるので、契約時に確認しましょう。
引っ越し業者に頼まずに引っ越しをする際は、スーパーやコンビニなどで不要になった、ダンボールをもらうなどして、自分で調達する必要があります。
またダンボール以外には、ガムテープや緩衝材(気泡タイプや新聞紙など)を準備しておきましょう。
箱詰め作業も以外と時間がかかりますし、バイトなどで時間の取れない場合は、早い時期から少しずつ準備しましょう
大学へ住所変更届を提出する
無事に引っ越しが終わったら、通っている大学へも住所変更届を提出します。
学校ごとに変更届のフォーマットや、提出の仕方が異なるため、確認して提出しましょう。
インターネットを使って、住所変更申請を行える学校もあります。
この様に、引っ越しに伴う作業は確かにたくさんあります。
でも作業リストを作成し、計画を立てて実行すれば、「何から手をつければいいのかわからない」と焦ることもなくなります。
大切なのは、やるべき作業をリストを、作成して見える化することです。
計画をしっかり立てて、新しい場所で新生活を、気持ちよくスタート出来る様に、余裕のある引っ越しを目指しましょう。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
