こんにちはmiuです。
今、世界中が本庶氏のノーベル賞受賞に、沸き立っておりますが、がんの免疫薬「オプジーボ」(小野薬品)が、日本で承認されてから約4年が経つております。
「夢の薬」と言われながら、一方で高すぎる薬価が医療費を圧迫するとして「亡国の薬」とも呼ばれたオプジーボです。
その高価な薬が一般の病院でも使えるのでしょうか?
又、保険対応で一体いくらで治療が出来るのか調べてみました。
オプジーボの価格
当初の薬価は1瓶(100mg)あたり約73万円でしたが、36万、27万円と下がり、今年の11月には17万円にまで下がることが決定しました。
これで現行の薬価から「4割値下げ」となるわけです。
と言ってもまだまだ高いですね
「安くなった分、『保険適用外のがんにも使いたい』という患者さんが増えています。
適用外のがんにも効くと期待している人は多い様です。
効果のあるがんとは?
現在、オプジーボの保険適用がんは、悪性黒色腫(メラノーマ、皮膚がんの一種)、肺がん(非小細胞、二次治療からのみ使用可能)、頭頸部がん(舌がん、咽頭がんなど)、胃がん(切除不能なものに限る)など、6種類ほどに限られております。
保険適用のがんであれば、高額療養費制度が使えるので、1ヵ月8万円ほどで済むみますね
保険適用外のがんに使うとなれば、全額自己負担となりますが、薬価が下がったことで、投薬へのハードルが下がったことは間違いないです。
ただ、オプジーボは保険適用外のがんにどれくらい効くのかが疑問ですね
オプジーボは、自分の持つ免疫細胞に働きかけ、がんを叩くので、効果は個人差が非常に大きいです。
保険適用のがんに使用した場合、効果があるのは2割とされていますが、保険適用外のがんについては、正直まだ未知数の様です。
4割も安くなるとはいえ、経済的負担はやはりあります。
例えば体重60kgの人の場合、1回の投与で180mgの注射が必要で、1年間使えば、1000万円の薬剤費が掛かる事になります。
我々一般患者がオプジーノで、がん治療が出来る様になるのは、まだまだ先の様ですので、がんにならない様に頑張るしかない様ですね
早くそれが実現する事を願っております。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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