こんにちはmiuです。
今朝は「少年院って何するとこ?」という記事を書きましたが、実際に少年院を退院後に更生し社会復帰した少年の、記事をネットで見つけたので参考にさせて頂きました。
少年院での生活の様子と心境の変化や、少年院で学んだ事が記されていましたので、多くの方に事実を知って頂きたいとの思いで記事にしました。
少年院での生活とは?
親ごさんにとって子供の少年院での生活は、とても気になるでしょうが私達も気になります。
いったいどんな生活をしているのでしょうか?
少年院での生活は階級制になっており、上の階級に進級していくことで退院が近づくようになっています
1番最初は2級下といって、少年院生活の基本的ルールや、行動訓練などを身に付けます。
(行動訓練は、軍隊並みの内容です)
2級下の次は2級上→1級下という順番で、この期間を中間期と言います。
中間期は少年院生活のメインとなる期間で、中学生であれば義務教育を受ける「教科」に編入し、 16歳以上であれば職業補導を受ける「実科」に編入します。
1級下の次は1級上となり、いよいよ少年院生活の最終仕上げとなります。
生活に自立・自律が求められ厳しくなる部分があるとともに、比較的自由な部分も増えます。
院外への外出行事等もあります。(社会見学や殊遇外出など)
ちなみに、進級の逆もあり悪質な規律違反などを犯したりすると「降級」になることもあります。
真面目にしないと早く出られないので、常習犯ほど知恵を働かし、少年院では優等生になるそうです。
でもこんな少年が更生した様に見せかけて、社会に出ると再犯を繰り返すので怖いですね
そこは教務官がちゃんと見抜けるのでしょうか?
少年院で学んだ事とは?
次の文面は少年院に入院してた少年が、書いたものを掲載させて頂きました。
少年院では、様々なものを得ることができました。
単純に学習能力も飛躍的にUPしましたし、考え方も変わりました。
実科(職業訓練)を通してちょっとした知識・スキルを身につけることも出来ました。
敬語も使えるようになりましたし、礼儀・マナーもある程度身に付けることができ、体力はつきましたし忍耐も身につきました。
中でも、少年院で学んだ敬語や礼儀・マナー・常識などに関しては、今の自分の人生において、とてつもなく大きな財産になっています。
今の会社にも、大卒の人間や専門卒の人間が沢山いますが、「大学出とる人間っていってもこんなもんなんか」と思ってしまうほど低レベルな人間が多いです。
一流大学を出ていれば頭は良いのかもしれませんが、人間として身に付けておくべき敬語や礼儀などを知らない人は意外と多いということを知りました。
そういったところから、自分自身に自信を持てる部分が出来たというのも、財産になっています。
そうですね、私も感じておりますが確かに礼儀や、一般常識が欠如してる若者が多くなってきてますね
少年院生活を経て1番の変化
少年院での規律正しい生活で、学ぶ事が多かったと思いますが、どんな事が身に付いたのでしょうか?
少年院生活を経て、一番の変化は人の気持ちを考えるようになった事です。
当たり前のことですが、それが昔のは出来ていませんでした。
だから人を殴ったり、物を盗んだり迷惑ばかりかけたのだと思います。
少年院に入院すると「被害者の気持ちを考える」時間があります。
そういった経験を通して、被害者の方々の気持ちを考えるようになり、そして今では自分と関わっている全ての、人たちの気持ちを考えて接するようになりました。
今なら、財布が落ちていたら交番に届けると思います。
その財布を落とした人が、今どういう思いをしているかを考えられるようになったから。
それは当たり前のことではありますが、俺にとってはとてつもなく大きな変化です。
そういう1つ1つの変化を感じられる瞬間、自分の成長に自己満足します。
自分で自分のことが「変わった」って思えることは、凄くうれしいことです。
いま少年院にいる人や昔少年院に入っていた人には、更生は被害者や社会のため、自身の家族のためだけでなく、自分のためにするものでもあると気付き、頑張っていってもらいたいです。
まとめ
これが本当に本人が書いたものであると思うと、自分の子どもの様に嬉しいです。
この少年はちゃんと更生し、社会に出て働いている様ですが、きっとまともな社会人に成長する筈です。
かげながら応援してますので頑張って下さい。
そして将来いい女性と出会い、暖かい家庭を築き幸せになって下さいとエールを送ります。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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