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沖縄の海でクラゲが出る時期は?刺された時の対処法

真っ青な空とエメラルドグリーンの沖縄の海は、一度は泳いでみたい魅力的な海ですが、沖縄の海にはクラゲが大量に発生する時期があります。

クラゲは触手が長く、種類によっては数メートル離れた場所からでも、刺してくることがあります。

特に沖縄の海には、「ハブクラゲ」という、本州にはみられないクラゲが生息しています。

これは1メートル以上の触手を持ち、刺されると激しい痛みやショック状態を引き起こし、小さい子供であれば重症化してしまう可能性があります。

猛毒を持つハブクラゲは、刺されれば最悪の場合、死に至る恐れもあります。

この記事では、「沖縄の海でクラゲが出る時期は?刺された時の対処法」をご紹介します。

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沖縄の海でクラゲが出る時期は?

沖縄の海でクラゲが出る時期は、大体7月から8月に餌を食べて、大きくなったクラゲが人を刺します。

毒のあるクラゲの種類

2023年8月11日、沖縄・名護市のビーチで泳いでいた女の子が「ハブクラゲ」に刺され、一時意識不明となりましたが、偶然居合わせた医師の手当で、幸い大事には至りませんでした。

沖縄県では、2022年クラゲに刺される被害が、105件あり特に7月~8月が73件と多く、このうち44件がハブクラゲによるもので、過去3人が死亡しています。

クラゲに刺されて命を亡くすなんて最悪ですね

ハブクラゲ

ハブクラゲの傘の直径は10~12cmで青みのある半透明のため、見つけるのが難しいです。

触手の長さは1.5m程で、蛇の仲間のハブ毒の数倍もの強い毒性を持つ、非常に危険なクラゲです。

ハブクラゲの発生時期と場所

5月~10月くらいに発生します。

沖縄、奄美諸島などの暖かい海に生息していて、本州では今のところみられません。

ハブクラゲに刺された時の症状

焼けつくような激しい痛みがあり、赤くミミズ腫れや水泡、最悪の場合は細胞破壊が生じることもあります。

また、重症の場合は、アナフィラキシーショックで呼吸困難になり、死に至る場合があります。

ミズクラゲ

水族館で見たことがあると思いますが、透明感のある可愛らしいクラゲです。

傘の直径は15~30cmで、傘の中に四葉のクローバーのような生殖腺が見えるため「ヨツメクラゲ」とも呼ばれています。

遊泳中に見かけるクラゲですが、刺されてもあまり痛くないので、気づかない場合も多いです。

ミズクラゲの発生時期と場所

ミズクラゲは一年中海にいますが、海にやってくる時期は6~8月が多いです。

日本中どこの海でもいます。

ミズクラゲの再生能力はハンパなく、若いポリプの時期はすり潰しても再生します。

ミズクラゲに刺された時の症状

ミズクラゲは、ハブクラゲの1/4程度の毒を持っていると言われてますが、刺されてもほとんど痛みは感じません

顔などの皮膚の柔らかい部分を刺されたり、敏感な人はチクチクと感じる場合もありますが、ほとんどが無症状です。

ミズクラゲは釣りや海水浴で、よく見かける一般的なクラゲで、毒はあるものの弱いので、刺されても痛みを感じない場合もありますが、肌が敏感な人は痛みを感じることがあります。

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アカクラゲ

アカクラゲの発生時期と場所

日本全国の沿岸に生息しており、春から夏にかけて多く見られ、毒素は強力。水深3メートル程度の浅瀬に漂ってて遊泳中に刺されることが多いです。

アカクラゲはミズクラゲと同様、一般的な種類なので見たことのある方も多いと思いますが、ミズクラゲより強い毒を持っています。

アカクラゲは傘の部分に、赤茶色の縞模様が16本入っています。

その下に約50本の「触手」が伸びており、なかには長さ2メートル以上の触手を持つ個体もあります。

アカクラゲに刺された時の症状

触手についている「刺胞(しほう)」という毒針に触れると、火傷を負ったかのような強い痛みが走り、ミミズ腫れや水膨れを引き起こします。

幸い一度で死に至るほどの強い毒ではないものの、アナフィラキシーショックで呼吸困難などに陥る危険性もあります。

またちぎれた触手にも注意が必要です!

クラゲの毒は触手の部分にありますが、触手の毒は本体から離れた後でも残ります。

釣りをしていると、クラゲの触手がラインや仕掛け等に絡むことがあるのですが、こちらを素手で取り除こうとすると、刺されてしまう事があるのでラインや、仕掛け等にクラゲの触手がついた時は、素手で取らないようにしましょう。

カツオノエボシ

2023年5月に沖縄県や神奈川県に漂着して、話題になったブルーの綺麗なクラゲです。

傘の直径は10㎝程で、青みがかった透明の綺麗なクラゲですが、非常に強い毒を持っているので危険です。

刺されると電撃を受けたような、激痛が走るため「電気クラゲ」とも呼ばれています。

触手は長さ10~50mくらいあり、これに触れると刺胞が発射されて刺されます。

命の危険もあるクラゲなので要注意です。

アカクラゲやミズクラゲとは違い、ナイロンの様なので、ビニール袋などと間違えて触ってしまうケースもあります。

東京湾や九州、大阪など日本各地で見られるため、海水浴の際には注意が必要です。

カツオノエボシの発生時期と場所

主に3~8月に発生します。普段は沖合にいますが、台風が接近した後や、強い海風が吹いた後に海岸に打ち上げられていることが多いです。

カツオノエボシとカツオノカンムリは、世界中の暖かい海に生息し、海水温が上昇する夏を中心に、季節風に乗って太平洋側にもたくさんやって来ますが、泳ぐ力はなく、強い海風が吹くと海辺に漂着することがあります。

陸に打ち上げられ、完全に死んでからでも、細胞が自動的に動いて触れたものを刺します。

刺されると、みみず腫れになって激痛に襲われます。

海に浮いている青い姿を見たら、最大50mの長い触手が近辺を漂ってるので、すぐに海から出ましょう。

カツオノエボシの刺された時の症状

毒は強烈で全身が電気に打たれたような激痛が走りその後、炎症を起こして腫れあがり、高熱が出る場合もあります。

また、傷跡がケロイド状態になって、何十年も残ることもあります。

こんな事が起きたら大変ですよね

痛みも長く続き、二度目に刺されるとアナフィラシキーショックを起こして、亡くなることもあります。

刺された時の対処法

沖縄では、ハブクラゲ侵入防止ネットが、張られている海水浴場で遊泳することが基本です。

対策はラッシュガード、スポーツタイツ、クラゲローションなどです。

日焼け止めをしっかり塗ることでも、触手が肌に直接触れるのを多少防げます。

それでも気になる方は、ワリセンを厚く塗ると、毒針が皮膚に届きずらくなります。

まとめ

クラゲの中でも刺されると、命にかかわる非常に危険なクラゲは「カツオノエボシ」と「ハブクラゲ」です。

刺されないための予防は、肌を出さないことと、露出部分にはクラゲローションを塗ることです。
基本的にはクラゲの少ない海や、クラゲ防止ネットが張ってある海水浴場で、泳ぐことが対策になります。

もしクラゲに刺されてしまったら、刺されたショックと痛みで溺れる危険性があるので、       まずは海から上がることです。

そして海から上がったら、刺された部分はこすらず、十分な量の“海水”で洗い流しましょう

水道水など真水を使うと、かえって症状が悪化するため、“海水で洗い流すこと”がポイントです!

その後は酢をたっぷり掛け(ハブクラゲの毒針の発射を止める働きがある )触手を手でそっと取り除き、痛いときは氷で冷やす。

それでも症状が治まらなければ、病院の受診をおすすめします。

万が一に備えて食酢や保冷剤を持参してください。 

今年の夏もあとわずかですが、クラゲ対策をしっかりして、綺麗な沖縄の海で楽しい思い出をたくさん作って下さいね

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miu
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