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園芸

ベランダ菜園・病気に強いきゅうりの苗の選び方と育てかた

夏野菜の定番は、なんといってもあの真っ赤なトマトときゅうりですね

きゅうりの苗を購入する時、苗の選び方で収穫に大きく差が出ます。

どのような基準で良い苗を選ぶかによって、生育がうまくいき良い収穫ができるかがほぼ決まります。

苗選びは、とても大切なことなので、今日は苗選びのポイントをまとめてみました。

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きゅうりの苗の選び方

ここ数年、庭や畑がなくても、ベランダ菜園をする方が増えてます。

プランターなら都会でも、とれたての新鮮な野菜が、収穫出来るのでベランダ菜園が人気です。

丈夫で健康に育った良い苗を選べば、植え付けた後の生育も、順調に進む可能性が高いです。

反対に不健康で弱々しい苗を選べば、植え付け後に期待通りに育たない可能性が高くなります。

野菜の苗を購入する時、ホームセンター、園芸店などの実店舗で、実際に苗を見て選びます。

まず実店舗の場合は、苗がたくさん揃っている状態の時に選ぶことです。

仕入れた苗のほとんどが売れていて、もう売れ残りしかない状態だと、比較対照する苗がないため、どの苗が良い苗か判断がつきにくくなります。

苗がいつ頃仕入れられるかは、お店の人に尋ねれば教えてもらえます。
たくさんの品種、たくさんの在庫がある状態で選ぶようにします。

病気に強いきゅうりの苗の選び方

苗を眺めてみて、全体的にがっしりとしているものがお勧めです。
節と節の間が間延びしているものは、徒長している状態です。

植物が徒長してしまうのは、育苗中の環境がよくなかったということです。
日当たりが悪かったり、早く大きく育てるために、肥料を与え過ぎているため、株が軟弱に育っています。

茎が太く節と節が詰まったものを選びましょう。

きゅうりの葉の状態が良い

色が濃い

葉の色が濃いものは、太陽の光をたっぷり浴びている証拠です。
品種によって葉色は様々です。

同じ品種のものと比べて、葉色が薄いものは、育苗中の日当たりなどが悪かった可能性があります。
同じ品種の苗と比べて、できるだけ葉の色が濃いものを選びます。

厚みがある

葉を触ってみて、厚みのあるものが望ましいです。
肉厚な葉は病気にかかりにくい、元気な株であることの証です。
軽く触って、葉の厚みがあるものを選びましょう。

うぶ毛がびっしり生えている

きゅうりの葉の表面にはうぶ毛が生えています。
葉の表面をなでてみると、うぶ毛がさわさわと手に当たるのが分かります。

うぶ毛の量も品種によって多少の違いはあるので、
同品種と比べてみて、うぶ毛が多く生えているものを選ぶようにします。

双葉がなかったり虫食いがあったら、良い苗ではありません

裏側の葉脈がはっきりしている

葉の表面を見ているだけでは、あまり目立ちませんが、きゅうりの葉を裏返してみると、葉脈がよく見えます。

葉脈が太く、しっかりと浮き出ているものは元気な苗です。
葉の表面だけでなく、裏側もチェックするのが良いです。

子葉が残っている

子葉とは、いわゆる双葉のことです。
発芽した時に最初に出る葉で、時間が経つと枯れてとれてしまいます。

店頭に並んでいる時点ぐらいでは、子葉がついている苗の方が健康に育っています。


子葉が枯れた苗は、病害虫や、株自体が弱っている可能性がありますので、できるだけ子葉の残っている苗が良いです。

本葉が3枚~4枚

きゅうりの苗は、本葉が3枚~4枚くらいで植え付けできます。
本葉の数が多過ぎるのは、株が育ち過ぎということです。

店頭に並んでいる苗は、だいたい3号くらいのプラポットに植えてあります。
その小さなポットでは、本葉が5枚以上に育っているものは、ポットの中が根でいっぱいになってしまいます。

すでに根詰まりの状態だと、必要な水分や栄養素を吸い上げにくいです。

植え付けに適正な時期の苗であれば、根の活着も早く、その後の生育も良くなります。
子葉を含まない、本葉の数を数えて苗を選びましょう。

きゅうりの根の状態が良い

根が回っている

ポットの中で、よく根が回っているものは、生育旺盛な良い苗といえます。
根詰まりを起こしてしまっているのは問題外ですが、できるだけ根が回っているものを選ぶようにします。

とはいえ、お店でポットから苗をはずすわけにはいきません。
そんな時は、ポットの底を見てみましょう。

ポットの底には、水が抜けるように大きな穴があいています。
この穴から根が見えているようであれば、根が十分に回っているということです。

が白い

ポットの底穴から見えている根が、白いものを選びます。
根が伸びすぎて、茶色く変色しているものは、根が傷んでいます。

根が傷んでいると、植え付けた後の根の活着が遅くなったり、生育が遅くなってしまう可能性があります。

病害虫に侵されていない

葉の表面や葉の裏、新芽の部分などに、アブラムシなどの害虫がついていることがあります。

小さな虫ですが繁殖力が強く、あっという間に株を覆うほど数を増やします。
最初から害虫がついていると、菜園のほかの植物まで被害をもたらします。

また、葉の色が悪かったり、変色、病斑があるものは、病気にかかっている可能性があります。
虫がついておらず、異変のないものを選ぶようにします。

接ぎ木苗を購入する

接ぎ木苗とは、病気や害虫にに強い性質をもつ台木に、おいしい実をならせる穂木を接いで作られる苗です。

接ぎ木苗は、病気や連作に強い根で育てることで、病気に耐性のある苗ができるわけです。
接ぎ木苗の中でも、元気の良い良苗を選ぶようにします。

苗選びだけでもこれだけの注意点があり、いかに苗選びが重要かがよくわかりますね

私は毎年最初だけ少し収穫したら、うどん粉病や害虫の被害で、枯らしてしまうので今年こそは、上手に育て長い期間きゅうりを沢山収穫したいので、苗選びから始めようと思います。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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miu
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