北海道で桜が咲き始めるのは、本州が初夏に差し掛かる頃です。
北海道は5月に桜満開!この記事でインスタ映えする、桜の名所をご紹介します。
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目次
インスタ映えする桜の名所15選
北海道の桜は普段、見慣れてる桜とは品種も違い、花数が多くて見事な桜並木ですね
①五稜郭公園
約1600本の桜がお堀の外と内側に植えられています。

国の特別史跡に指定されている五稜郭は、現在は公園として開放されており、有名な花見スポットとして知られています。
五稜郭公園の桜を、一味違う眺めで楽しめるスポットが、公園に隣接する高さ107メートルの五稜郭タワーです。
ソメイヨシノを中心とした約1,600本の桜が花開くと、星型の敷地が一面ピンク色に彩られた美しい光景が、眼下に広がります。
住所 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44 地図をみる
最寄駅 五稜郭公園前 駅 (函館市電2系統 / 函館市電5系統)
電話 0138-57-7210 詳細をみる
②元町配水場
函館山ロープウェイ山麓駅のすぐ斜め上にある水道施設で、噴水の周囲にソメイヨシノが植えられています。

散策路を上りきった先には、樹齢100年を越す2本のソメイヨシノの巨木があります。
③笹流ダム前庭広場
穴場として市民に親しまれているお花見スポットです。
バットレスダムという珍しい方式のダムの前庭に、ソメイヨシノをはじめとした複数の、種類の桜が植えられております。

④新中野ダム(ダム公園)
笹流ダムよりさらに奥へ進んだ場所にあるダムです。
ダムの水を利用した水場が設けられており、水と桜、起伏のある芝生とが織り成す景色が楽しめます。

⑤法亀寺しだれ桜(北斗市)
お寺の境内に堂々とそびえる一本桜。

推定樹齢300年で、高さは約12m、夜間はライトアップされます
⑥大野川沿い桜並木(北斗市)
約300mにわたって続くソメイヨシノの並木で、若い木が多く、枝ぶりや花の付き方も良いです。

夜間はライトアップされます。
⑦松前藩戸切地陣屋跡(北斗市)
国道96号から戸切地陣屋跡へ向かう道の、両側約800mにわたり、桜の巨木が連なる桜並木となっており、満開時には大きな桜のトンネルになります。

⑧松前公園(松前町)
250種1万本の桜が、1ヶ月間にわたって咲き続ける、道南屈指の桜の名所です。
函館から車に乗り約2時間で、松前城がある松前公園に着きます。
この公園には一重咲きのソメイヨシノや、八重咲きのナデンという桜など、約250種1万本もの桜が植えられています。

早咲き、中咲き、遅咲きとさまざまな桜があるため、一か月にわたって桜を楽しむことができます。
住所 〒049-1511 松前郡松前町字松城
電話番号:0139-42-2726(問い合わせ:松前観光協会)
⑨オニウシ公園(森町)
道の駅「YOU・遊・もり」の裏手に広がる公園に、約500本の桜が咲きます。

函館市から北へ、車で約1時間の森町にも、桜の名所であるオニウシ公園があります。
「オニウシ」とは、アイヌ語で「木が多く茂っているところ」という意味です。
公園内には19種、約500本の桜が植えられており、4月下旬〜5月中旬にかけて次々と開花します。
ソメイヨシノ、オオヤマザクラのほか、駒見桜(コマミザクラ)、堀井緋桜(ホリイヒザクラ) など森町にしかない希少な固有種の桜もあります。
特に駒見桜は、堀井緋桜とソメイヨシノを交配した桜「森小町」を、育成している途中で生まれ、本数の限られた貴重な品種です。
オニウシ公園の隣にある道の駅「YOU・遊・もり」は、屋上ラウンジから桜と森町が一望できるスポットです。
住所 〒049-2311 北海道茅部郡森町字上台町326-1
電話番号:01374-2-2181(問い合わせ:森町役場 商工労働観光課)
⑩青葉ヶ丘公園(森町)
約1000本の桜が整然とした姿を見せるお花見スポットです。

⑪登別桜並木
新千歳空港から車で約1時間の場所にある、JR登別駅から登別温泉へ向かう道中にある桜並木です。
1934年に当時の皇太子(現在の上皇)の誕生を記念して、市民が植樹したエゾヤマザクラが約2kmに渡り続いています。

5月上旬から中旬にかけて見頃を迎え、桜のトンネルとして市民に親しまれています。
住所 〒059-0463 北海道登別市中登別町
⑬モエレ沼公園
彫刻家であるイサム・ノグチが設計したモエレ沼公園。
札幌市街地から車で約30分の距離にあります。
約188.8ヘクタールの広大な敷地には、ガラスのピラミッドや大きなモニュメントなどがあり、エリアごとにさまざまなアートが楽しめます。
その中の一つ「サクラの森」が、モエレ沼公園の花見スポットです。

7つの遊具エリアを囲むように、約1,800本の桜が植えられており、5月上旬になるとエゾヤマザクラを中心に、カスミザクラやチシマザクラなどが咲き誇り、エリア一帯が桜に包まれます。
子ども連れでお花見を楽しめる人気スポットです。
住所 〒007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話番号:011-790-1231(モエレ沼公園管理事務所)
⑭中島公園
中島公園は、札幌の繁華街・すすきのから南側に、約9分歩いたところにあります。
中島公園には約400本もの桜があり、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど、さまざまな種類の桜が咲きます。

見頃は4月下旬から5月上旬ごろです。
また園内には、歴史的建造物もあります。
日本庭園にたたずむ茶室「八窓庵(はっそうあん)」や、明治初期の代表的な木造洋風建築「豊平館(ほうへいかん)」と桜の共演はとても風情があり、春の札幌で一度は見ておきたい名スポットです。

その他、ソメイヨシノの桜並木やシダレザクラの、美しい日本庭園なども見どころ。ぜひ散策してみてください。
住所 〒064-0931 北海道札幌市中央区中島公園 地図をみる
最寄駅 中島公園 駅 (南北線)
電話 011-511-3924 詳細をみる
⑮清隆寺
桜前線のゴール地点とされている桜の名所が、道東エリアの根室市にある清隆寺です。
見頃は5月中旬から6月上旬で、北海道の代表的な桜である、チシマザクラやエゾヤマザクラが咲いています。

チシマザクラは明治2年に、国後島より根室市に移植され(当時は「クナシリザクラ」と呼ばれていました)、明治36年に清隆寺の境内に移植されました。
道内の多くのチシマザクラの源流は、清隆寺と伝えられています。
チシマザクラは背が低く、根元から枝が分かれていることが特徴で、花の位置が低いことから、より香りを楽しむことができます。
住所 〒087-0044 北海道根室市松本町2丁目2
