国内でも新型コロナウイルスワクチンの、接種に向けた準備が急ピッチで進んでいます。
ワクチン接種はコロナ感染を、収束させる為に必要なのでしょうが、やはり副作用の心配もありますよね
ファイザーコロナワクチン治験で、6人死亡なんて報道されるととても怖くて、接種を控える方がいいかと不安になります。
今回はそもそもワクチンの役目って何なのか調べてみました。
目次
ワクチンの役目って何なの?
感染症にかかると熱が上がりますが、インフルエンザになると38℃以上の熱が出ますよね。
なぜ熱が出るかというと、インフルエンザウイルスは、体温が上がると活動が下がるんです。
体温を上げることで、インフルエンザが体の中で、増えるのを防ごうとしているんです。
また私達の体は体温の上昇以外にも、体に入ってきたウイルスなどを、攻撃する能力をもっています。
これは「免疫」と呼ばれています。
ウイルスに感染すると、そのウイルスを攻撃する、いわば攻撃部隊が体の中にたくさんで出来てくれます
そしてこの攻撃部隊によって、体からウイルスがいなくなって回復します
病気が治ったあとも体の中には、このウイルス専門の攻撃部隊が残っていて、同じウイルスが入ってきたらすぐ攻撃してくれるんです。
だから、2度目の感染はしなかったり、感染しにくくなったり、感染しても軽症で済んだりする、というのが免疫の仕組みです。
ワクチンはいわば「偽のウイルス」を使って、体に感染したと思わせて攻撃部隊を作らせます。
こうする事で、本物のウイルスが入った時にすぐ攻撃できます。
人間の体って凄いですね~ 私達の身体は「免疫」で守られてるんですね
だから日頃から、運動や食事で免疫力を上げる努力をしないといけないんですね
攻撃部隊はどうやって作るの?
攻撃部隊を作る方法は2種類あります。
ウイルスそのものを使う方法
普通に感染させると病気になってしまうので、弱らせたウイルスを体に入れて、増えないうちに攻撃部隊をたくさん作らせるんです。
これが生ワクチンです。
もう1つは、簡単に言うとウイルスを「殺して」、感染する力を完全になくして、体に入れるやり方です。
ウイルスを身体に入れても、病原性が無いので病気になりません
でも攻撃部隊をつくることで、本物のウイルスが入ってきた時に、「同じものが来た」と思って攻撃してくれるんです。
これは不活化ワクチンと言って、インフルエンザのワクチンはこういう作り方ですね。
遺伝情報を使って作るワクチン
ウイルスの遺伝情報、つまりウイルスの部品を作るもとになるものを、体内に入れる方法です。
これは比較的早く開発できるので、今、海外で接種が始まっている新型コロナウイルスのワクチンは、遺伝情報を使って作るワクチンが多いです。
また遺伝情報を使って作るワクチンが、多い理由は他にもあるんです。
でも、遺伝情報を使ったワクチンは、ウイルスそのものじゃなくて、単に遺伝子を扱うので、そこまでの施設を持っていない研究機関でも、開発ができるという利点もあるんです。
新型コロナ感染予防対策は?
新型コロナは「マイクロ⾶まつ感染」といって、換気の悪い空間では、数ミクロンという細かい粒になって空気中を漂って感染すると考えられていますね。
私の住む倉敷市でも、クラスターが発生しましたが、発生源は高齢者施設、病院、カラオケ喫茶が多かったです。
まさか身近で集団感染が、起きるとは思ってなかったので、とても怖かったです。
マイクロ飛まつ感染の対策には、いわゆる「三密」の回避と換気、そしてマスクが大切だと言われています。
その為には定期的に部屋の換気と、会議などで密になる場合は、空気清浄機が効果的です。
空気清浄機につては、こちらの関連記事もご覧下さい。
ワクチンは製薬会社によって違うの?
日本と契約をしている製薬会社は、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社です。
ファイザーとモデルナは、遺伝情報を特殊な「袋」に入れて、体に送り込むワクチンです。
ファイザーのワクチンはマイナス75度前後、モデルナ社のワクチンはマイナス20度前後という低温で、管理する必要があります。
ここまで低温の管理はしたことがないので、輸送から保管、接種まできちんと管理できるような、準備が大切になります。
一方、アストラゼネカのワクチンは、別の方法で製造されるワクチンで、保管温度は2~8度です。
接種間隔はファイザーのワクチンは21日間隔、モデルナとアストラゼネカのワクチンは、28日間隔で2回接種することになっています
現在、ワクチンは世界中で開発競争をしていますが、1つじゃなくて、いくつものワクチンの開発を進めていく必要があると思います。
ワクチンの臨床試験も、始めてからまだ数か月しか経過していません。
もしかすると、免疫が1年も続かないかもしれません。
2020年11月にファイザー社は、同社製ワクチンの有効率を95%と発表していました。
しかし、「ファイザー」および独「BioNTech」が開発した新型コロナ用ワクチンの治験中に、6人が死亡していたことがこのほど判明しました。
FDA米食品医薬品局の報告書によりますと、死亡者のうち2人にはワクチンが投与され、4人はプラセボを与えられていました。
ワクチンを投与されていた被験者のうち1人は肥満で、アテローム性動脈硬化症を患っており、1回目の投与3日後に死亡し、うち1人は2回目の投与60日後に心臓停止で、死亡が確認されたということです。
一方、プラセボ投与グループでは、2人が脳卒中と心臓発作で死亡し、残る2人の死因については現在も調査中で、死亡した6人のうち3人は、年齢55歳以上だったとされています。
これを聞くと、ワクチン接種に恐怖を感じますね
日本では、まず海外のワクチンを使うことになりそうですが、やっぱり、国産ワクチンの開発をしなければいけないと思います。
いま、日本の製薬会社や大学、研究機関などでも臨床試験や、開発が進められているところです。
早く安全で効果のある国内産のワクチンが、出来る事を願っております。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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