近年電話占いに凝り過ぎて、「占い依存症」になってしまう人が増えています。
占い依存とは、ギャンブル依存・アルコール依存と同じように、危険で恐ろしいものです。
占い依存症は他の依存症と同じく、自分で抜け出すのも大変で、なかには生活が立ち行かなくなるほど、深刻な依存症です。
今回は、占い依存症とはどんな病いか?
占い師に洗脳されない為に、体験者から聞いた4つの克服法をご紹介します。
目次
占い依存症とはどんな病い?
占い依存症とは簡単に言うと、「占いに頼らなければ不安な状態になってしまうこと」です。
依存症は孤独の病気とも言われているそうです。
「学校や職場、家庭などでなじめない」「誰にも相談できない悩みがある」そんな時に電話占いに手を出したのがきっかけで、的中率の高い占い師の方や、優しく親身に話を聞いてくれる先生に依存してしまうのです。
電話占いをやるきっかけそのものが、依存症になりやすい状態ということです。
電話占いをやめたいと思っているのに、やめられない状態が電話占い依存症です。
アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症が代表的な例ですが、実は電話占いも依存症になりやすいのです。
依存症は主に2種類に分けられていて、物質への依存と、プロセスへの依存です。
物質への依存はアルコールや薬物・煙草などが代表的な例です。
プロセスへの依存というのは、物質ではなくて、特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめり込んでしまう症状の事です。
電話占いは「プロセスへの依存」です。
電話占い依存の原因
電話占いのメリットは、時間も場所も気にせず占ってもらえることです。
いつでもどこでも気軽に、相談できるということが、電話占い依存の原因にもなっています。
少しでも心配なことがあるたびに、電話占いに頼ってしまい、少しでも気になることがあれば、繰り返し相談してしまうようになるのです。
占い師と対面しなくていい
電話占い依存になってしまうのは、何でも相談できることが原因にもなっています。
誰にも知られたくないことや、相談できない悩みを、電話占いでは相談することができるのです。
占い師さんに相談することで不安や、辛さが解消される体験を脳が強く覚えてしまうと、「占いをすれば苦しみから解放される」という回路が働いてしまうようになるんです。
また占い師さんと、顔を合わすこともありませんので、いろんなことを話せるという解放感から、電話占い依存に陥ってしまうのです。
特に、不倫や浮気などの秘密の恋愛をしている人に多く見られます。
家族や友達に相談できない悩みを、電話占いで全て打ち明けることで楽になるのでしょう。
電話占いは料金が安い
電話占いの鑑定料金が安いということも、電話占い依存になる原因でもあります。
電話占いの鑑定料は1分単位で発生しています。
使い方さえ間違わなければ、お得に占ってもらうことができるのですが、電話占い依存になってしまうと、高額な鑑定料を払い続けることになってしまう、落とし穴があるのも事実です。
また、鑑定時間や鑑定してもらうペースが、少しずつでも増えてきている人は注意が必要です。
実際に「電話占いをするために借金をしてしまった」というような、電話占いに依存したことで、借金を作ってしまう人もいます。
占い師の方に頼らないとまともに選択・思考することもできなくなっている状態です。
依存症になるのは、本人の意志が弱いからという偏見がありますが、そうではない事に理解を持ちましょう。
そして依存症は早いうち・軽いうちに治療をした方が、それだけ早く回復するということも覚えておきましょう。
当たる占い師さんと出会ったから
1回でも当たる占い師さんに出会ってしまうことが、電話占いに依存する原因になってしまいます。
「この占い師さんだったら何でもわかってくれる」「きっと悩みを解決してくれる」という強い安心感が働いてしまうのです。
人は、安心したい・癒されたいと思う生き物です。
依存所になり易い人は、自分の弱みを見せない生真面目で、頑張りやな人に多く見られる特徴があります。
相談する人がいないから
何でも話せる人がいないということが原因で、電話占い依存になりやすいです。
電話占いは占い師さんとは、顔を合わすこともありませんので、人見知りな方でも気軽に相談することができ、悩みを打ち明けれる解放感から、電話占いに依存してしまう様です。
実際に、「嫌なことや気になることがあるたびに、占い師さんに電話してしまう」という人が増えてきています。こうなると、電話占い依存になる可能性が、高いので注意が必要です。
電話占い依存の克服法
電話占い依存の原因や、特徴がわかってきたと思いますが、ここからは依存の克服法についてご紹介します。
スモールステップ法
スモールステップ法は、最初から高い目標を掲げるのではなく、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終的にやめられる克服法です。
電話占い依存症は、物質的な依存ではないので、このような小さな目標を、達成する体験を積み重ねていくと、辞めやすいと言われています。
スモールステップ方法は、例えば電話占いの回数を1日1回にしてみる、次は2日に1回にしてみる、3日に1回にしてみる・・・と、どんどん回数を減らしていくのです。
支払い方法を前払い限定にする
電話占い依存を克服するには、支払い方法を前払い限定にしておきましょう。
電話占いには、前払いと後払いの2種類があります。
なぜ前払いにすることで、占い依存から脱却できるのかというと、前払いであれば購入しただけの時間しか、鑑定することができません。
足りなくなったら、自動的に通話が切断される仕組みになっています。
後払いであれば好きなだけ、相談することができるメリットがあるのですが、高額な鑑定料がかかってしまったり、依存してしまう原因にもなっています。
前払いで決められた時間だけの鑑定で、電話占いを楽しむようにしていきましょう。
支払いはクレジット払い以外にする
電話占いは、クレジット払い・銀行振込・コンビニ払いなどがあります。
もしクレジット払いにしているようでしたら、占い依存を高めてしまうことになってしまいますので、すぐにクレジット払い以外の、銀行振込などで支払うように変えておきましょう。
クレジット払いは自動的に、支払われていくものでとても便利な方法でもありますが、借金していることを忘れてしまいやすく、長時間の鑑定になってしまう傾向があります。
気付けば翌月以降に高額な請求が来て、仰天する結果になりかねませんね
その点、現金で払えば自分がどれだけ、電話占いにお金をかけているのか、きちんと把握することができ、占い依存から脱却することができますよ。
「カード払いだから安心」と考えている人は、特に注意が必要です。
一人でいる時間を多く作らない
電話占いに依存する人は、家族や友達と過ごそうとせず、1人でいる時間が多いです。
1人になって新しい電話占いサイトや、当たる占い師さんを探すことに必死になっており、いつまでも解決しない悩みを相談することに時間を費やしています。
誰かと過ごすことで、不思議と電話占いのことを考える時間も減っていき、知らないうちに電話占い依存から抜け出せていけます。
友達と遊びに出かけたり、家族と食事を一緒にしたりすることで、1人の時間も減り占い依存から抜け出せますよ
これは私の意見ですが、会った事もない知らない占い師に相談するより、自分の事をよく知ってくれてる、信頼出来る身近な人に相談する方が、絶対いいアドバイスが貰えると思いますよ。
でもそんな人は身近にいないし、知り合いには話せない内容だったら、地域の悩み相談などを利用すればお金もかかりませんよ
対面が嫌なら、予約しておけば電話相談もありますので、くれぐれも電話占いなどに頼って、詐欺に引っ掛からない様にして下さいね
もし仮に占いで多額のお金を使ってしまった方は、お金を取り返せるかもしれないので、消費生活相談センターにご相談下さい。
詳細はこちらの記事をご覧下さい。
「電話占い詐欺サイトの返金は出来る?その手口と悪質サイトの見分け方」
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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