新型コロナに感染した重症者の後遺症・発熱時の自宅での重症化予防策とは?

新型コロナ感染者数も、少しずつ減ってはきてはいますが、まだまだ油断は禁物です!

新型コロナに感染しても症状が軽いと、軽症だからすぐに回復すると思って、受診せず自宅療養中に急に重症化して、命を落としてしまったという事が報道されてましたね。

他の肺炎と違い新型コロナの怖さは、急に重症化してしまう事なんです。

今回は「新型コロナに感染した重症者の後遺症・発熱時の自宅での重症化予防策」を調べてみました。

スポンサードリンク

新型コロナウイルス感染後の後遺症

新型コロナウイルス肺炎患者が治癒後、肺機能が正常に戻らず、運動能力にある程度の影響が及ぶことを懸念する人がいます。

一般的に軽症・中度の患者は治療により治癒し、いかなる後遺症も残ることがなく、肺機能は完全に回復できます。

しかし一部の重症者は、急性呼吸窮迫症候群、膿毒症ショック、調整が困難な代謝的酸性血症及び、凝血機能障害に急激に悪化するほか、複数器官の機能衰弱などが生じるのです。

これらの深刻な合併症が生じれば、肺機能が正常な状態に戻るのは困難です。

という事は、仮に回復しても呼吸困難に陥りやすく、苦しい毎日になり寿命が短くなるのでしょうね

私達は普段は何気なく呼吸してますが、きっと酸素が欠乏すると相当苦しいのでしょうね

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?

世界保健機関(WHO)の調査によると、COPDは2020年に死亡原因の、第3位になると予測されています。

COPDは、喫煙が主な原因とされることから「肺の生活習慣病」とされています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、気管支の炎症や肺の気流閉塞により呼吸困難を起こす慢性の呼吸器疾患です。

息切れ、咳、喘鳴、痰の増加が特徴的な症状です。

こんな症状が毎日続くのも相当きついですね

正しく息が吐けていないと、肺の中の一部の空気しか交換できない為に、疲れやすく息が切れてしまうのです。

そう言えば、先日コロナに感染し現在自宅療養中の「報道ステーション」の富川悠太アナも階段を上る時に、息切れがしたと言ってましたね

初期段階でさほど息切れを起こすことなく、ゆっくりと体内から酸素を奪ってゆくので、患者が呼吸困難や胸部の圧迫感を感じるころには、すでに重篤な状態になっていることもあります。

自宅療養中の男性の症状が急に悪化して、2人亡くなったという事例もありますよね

息切れが起きない理由

息切れ(呼吸困難)は多くの場合、肺組織の弾力性の低下と並行して起こります。

呼吸器疾患の多くでは、炎症などによって肺が硬化しますが、それは体内の二酸化炭素の、排出能力にも影響を与えるのです。

体内の二酸化炭素濃度が高まると、通常はそれがトリガーとなって、呼吸の衝動が引き起こされます。

二酸化炭素濃度の上昇によって、脳に発せられる緊急警報が、つまりは息切れの正体なんです。

COVID-19の患者の場合、病気の発症時には、どうやらこうしたトリガーが働いていないようだと、米ペンシルベニア大学で肺疾患および、救命救急を担当する医師キャメロン・バストン氏は言います。

通常であれば警報のトリガーとなるはずの、二酸化炭素の増加が起こらないまま、酸素がひっそりと危険なレベルまで低下するというのです。

新型コロナ肺炎が、最初に「サイレント(無症候性)低酸素症」という、酸素欠乏を引き起こすことを認識し始めました。

肺炎では患者は通常、胸部の不快感や呼吸時の痛みなどの、呼吸障害を発症しますしますが、新型コロナ肺炎の場合、当初患者は酸素量が低下しても息切れを感じないのです。

しかしその間、驚くほど酸素濃度が低下し、中等度から重度の肺炎(胸部X線写真で見られる)になっていくのです。

自分で気づかない内に症状が、どんどん進行してるなんて怖い病気ですね

スポンサードリンク

サイレント(無症候性)低酸素症の事例

1週間ほど前から発熱、咳、胃もたれ、倦怠感などの症状が出ていましたが、来院するまで息切れは感じていませんでしたが、肺炎は明らかに何日も続いており、来院した時はすでに重体になっていました。

救急科では、さまざまな理由で重症患者に呼吸管を挿入しますが、緊急挿管を必要とする患者のほとんどは、ショック状態にあるか、精神的に混乱しているか、あるいは息をするためにうなり声を上げるかしています。

急性低酸素症のために、挿管を必要とする患者は、多くの場合、意識を失っていたり、呼吸をするためにあらゆる筋肉を使っています。

でも、新型コロナ肺炎の症例はまったく違うのです。

新型コロナ肺炎患者の大多数は、トリアージ時の酸素飽和度が著しく低く、一見通常生活を送れないような状態なのに、挿管の準備をする時でさえスマホで話などが出来るのです。

呼吸は速いし、胸部レントゲンでは、危険なほど酸素濃度が低く、ひどい肺炎であったにもかかわらず、見た目には比較的最小限の苦痛を抱えているだけだったのです。

コロナウイルスはなぜそうなるのか?

コロナウイルスは界面活性剤物質(サーファクタント)を産生する肺細胞を攻撃するのですが、この物質のおかげで、肺の中の肺胞は呼吸の合間に、膨らんだ状態を維持できるのです。

サーファクタントは、肺が正常に機能する上で重要な物質です。

新型コロナ肺炎の炎症が起こり始めると、肺胞が虚脱し酸素レベルが低下します。

それでも当初は、肺はこの状態に適応し、硬くなることも液体を貯めることもないのです。

この状態であれば、患者は二酸化炭素を排出できるので、二酸化炭素が蓄積されなければ、患者は息切れを感じません。

患者は血中の酸素が低下するにつれ、無自覚により速く深く呼吸をするようになります。

この無症候性低酸素症と、それに対する患者の生理的反応によって、炎症はいっそう進み、より多くの肺胞が虚脱するのです。

そしてついには肺炎が悪化して、酸素レベルが急激に低下してしまうので、患者が激しく呼吸することで、いっそう肺を傷つけているわけです。

患者の2割はその後、より危険性の高い肺損傷段階へと進展します。

液体がたまり、肺は硬くなり、二酸化炭素レベルが上昇し、患者は急性呼吸不全を発症するのです。

目立って呼吸がきつくなり、危険なほどの低酸素レベルで、病院にやってきたときにはもう、最終的に人工呼吸器が必要となることが多いです。

息切れを感じることなく、突然死亡する新型コロナ患者の症例は、無症候性低酸素症が急速に、呼吸不全に進展する事態で説明できます。

(ただし、新型コロナ患者の大半は症状が比較的軽度で、治療なしで1、2週間で回復しているようです)

救急で訪れる患者の、肺損傷が驚くほど重篤なため、このパンデミックは医療体制に大きな負荷をかけています。

新型コロナによる死亡は、肺機能の悪化によるものが圧倒的に多いです。

また、肺炎が進行するまで、病院に行かない患者があまりに多いため、多くの人が最終的に人工呼吸器につながれ、これが機器不足につながっています。

そして、いったん人工呼吸器につながれたら、多くの人が亡くなります。

発熱時の自宅での重症化予防策とは?

肺炎や心不全などにより、酸素の取り込みが悪くなると酸素飽和度が低下して、一般的には93%以下になると明らかに異常と考えます。

酸素飽和度は、パルスオキシメーターを、購入すれば誰でも簡単に自宅で測定できます。

パルスオキシメーター」は、ほとんどの薬局で処方箋なしに購入できます。

パルスオキシメーターは、体温計と同様、複雑なものではなく、この小さな機器はボタン1つで起動します。

利用者が指先に装着すると数秒で、酸素飽和度と脈拍数を表す2つの数字が表示されます。

パルスオキシメーターは、酸素化障害および高心拍数を、検知する器具として非常に信頼度が高いです。

正常な人の場合、酸素飽和度は96-99%ほどを推移しています。

発熱して自宅で経過を見ているときに、時々酸素飽和度を測定し、93%以下になったらかかりつけ医に電話で報告し、相談することをお勧めします。

症状が軽くてもパルスオキシメーターで、酸素飽和度を測定し、93%以下になったら、大切な命を守る為に、危機感を持ち行動しましょう

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です