こんにちはmiuです
初対面の人と、コミニケーションを取るって、とても難しいと思いますが、私も新人の頃には、なかなかうまくいかず悩みましたが、過去の営業職時代に経験した事が、役に立ち今ではなんなくこなせる様に、なりました。
靴みがき職人とは
私の、幼い頃の記憶では、靴みがきをする人のイメージは、戦後の東京のガード下で、日銭を稼ぐ仕事で、誰でも出来ると言うイメージでした。もし違ってたら、ごめんなさい
でも、先日のTVを見て、プロの靴みがき職人さんの、仕事ぶりに驚きました。
まず、お客様のズボンが汚れない様に、お客様の足にナイロンカバーを掛けて、汚れを落とし、ワックスを掛け、鏡面みがきという技法で、それはそれは綺麗に、磨いていくんです。
仕上がりは、まさに鏡そのものです。薄汚れた靴が、まるで魂を吹き込まれた様に、ピカピカの新品に、生まれ変わるんです。
職人さんも、仕事柄、ズック靴かと思ったら、とんでもないピカピカの高級靴を、履いてるのに驚きましたが、それ以上に、コミニケーション術にたけているのにも驚きました。
お客様の様子を、さりげなくうかがいながら、タイミングを見て話かけ、話を引き出して行く、お客様が、お疲れモードの時は、そっとして、靴みがきが終わるまで居眠りをさせてあげる。
すごいな~この人は、靴みがきだけじゃなく、癒しも提供してるんだなあと、感心させられました。
だって、気難しい顔されて磨いてたら、こちらも硬くなりリラックス出来ないですし、接客態度が、よければリピートにつながり、繁盛店になりますからね
初対面の人とのコミニケーションの取り方
ポイント①笑顔で話しかける ②会話の中に、相手の名前を入れる(○○さんのご趣味は、なんですか?)
みたいな感じで、③共通の話題を探すか、相手の興味のある話題を探す④あいづちを打ちながら、聞き上手になる。こんな感じで接すると親近感を抱いて貰えて、すぐに仲良くなれますよ!
さっきの、靴みがきの話に戻りますが、客層は中年男性がほとんどで、1足5万とか、10万とかの高級な靴を履いてる、どこかの社長さんばかりの様だったので、チャンネルを変えようとしたその時、若い男性客が座りました。
営業マン復活
若い男性が持って来た靴は、きっと何年も、靴箱の中で眠ってたんでしょうね
薄汚れ、カビが少し生えて、どんより曇ってました
「この靴、駄目でしょうか?20代の頃、見栄張って5万円で無理して買ったんですが」聞くところによれば、東京の本社で、勤務してたが、岡山の工場に飛ばされて、ずっと現場でもう履く事もないと思ってたが、岡山で5年頑張った甲斐あって、東京に栄転になったので、久し振りに、営業する事になり、又履いて出かけたいと思って磨きに来た、と嬉しそうに話してました。
靴箱の中で忘れ去られ、ほこりにまみれ、朽ち果てる寸前に息吹を吹き込まれ、愛着のあった靴が、見る見る内に、ピカピカの新品に変貌しました。
嬉しそうな男性の笑み、それに答える職人さんの笑み、
その靴を履いて、雑踏の中に消えて行く姿に、思わず「頑張って!」とエールを送りたくなったのは、おそらく私だけではないでしょう
靴との思い出
次に来た男性は、何年か前に奥さんに買って貰ったのを、久し振りにはこうと磨きに来たと言う
「どんな奥さんですか?」とインタビューすると「かけがえのない人です」と答えがかえって来た
こんな風に、言って貰えるなんて女冥利につきますね
きっと、愛されてるんですね 羨ましい!私もそう言われたいですね
女房と靴は同じで、時が経てばすり減るが、それでも共に歩きたいと言う心境でしょうか?素敵ですね
先日、レストランに行った時の事ですが、オーダーを取りに来た店員さんの靴が、とても汚くて、幻滅した事がありました。
きっと、厨房の中も汚いのだろうと思うと、二度とその店には、行く気にはなれませんでした。
「足元の美学」と言う言葉がありますが、靴を見ればその人のひととなりが、うかがい知れますね
さあ、あなたも、靴をみがいて出かけましょう!
心うきうき、きっといい事が待ってますよ!
今日も、私のブログを、最後まで読んで頂き、ありがとうございました
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